悪質な工事による近隣道路の粉塵汚染や破損
Dust pollution and damage to nearby roads due to
malicious construction work
malicious construction work
粉塵（石綿）飛散防止対策不履行の悪質工事による近隣道路の粉塵汚染や破損
Dust pollution and damage to nearby roads due to malicious construction work without measures to prevent dust (asbestos) scattering
■ 業者概要
事業主： 施主 Ｓ●●●
解体工事現場： 世田谷区●◎-◎◎-◎ Ｓ●宅
工事予定期限： 2023年6月12日（土）～2024年3月31日（水）
解体業者： 工事発注者：M●●ホーム株式会社
工事受注者：元請け業者（有）Ｋ●●●工業
担当： 責任者：M●●●
●●市●区●●●町◎◎◎◎-◎
連絡先：TEL: ◎◎◎-◎◎◎-◎◎◎◎
アスベスト調査者：（有）Ｋ●●●工業 代表取締役 Ｎ●●●
責任者：M●●●
●●市●区●●●町◎◎◎◎-◎
連絡先：TEL: ◎◎◎-◎◎◎-◎◎◎◎
施工業者： M●●ホーム株式会社
代表者： 代表取締役 Ｓ●●●
担当： 責任技術者 Ｎ●●●
携帯：TEL: ◎◎◎-◎◎◎◎-◎◎◎◎
杉並区●●●●◎-◎-◎（〒 ◎◎◎-◎◎◎◎）
TEL: 03-◎◎◎◎-◎◎◎◎
FAX: 03-◎◎◎◎-◎◎◎◎
解体工事現場： 世田谷区●◎-◎◎-◎ Ｓ●宅
工事予定期限： 2023年6月12日（土）～2024年3月31日（水）
解体業者： 工事発注者：M●●ホーム株式会社
工事受注者：元請け業者（有）Ｋ●●●工業
担当： 責任者：M●●●
●●市●区●●●町◎◎◎◎-◎
連絡先：TEL: ◎◎◎-◎◎◎-◎◎◎◎
アスベスト調査者：（有）Ｋ●●●工業 代表取締役 Ｎ●●●
責任者：M●●●
●●市●区●●●町◎◎◎◎-◎
連絡先：TEL: ◎◎◎-◎◎◎-◎◎◎◎
施工業者： M●●ホーム株式会社
代表者： 代表取締役 Ｓ●●●
担当： 責任技術者 Ｎ●●●
携帯：TEL: ◎◎◎-◎◎◎◎-◎◎◎◎
杉並区●●●●◎-◎-◎（〒 ◎◎◎-◎◎◎◎）
TEL: 03-◎◎◎◎-◎◎◎◎
FAX: 03-◎◎◎◎-◎◎◎◎
■ 解体工事におけるアスベスト飛散防止対策に関する法規
Legislation regarding measures to prevent asbestos scattering during demolition work
１．アスベスト飛散防止規制の義務化
① 大気汚染防止法
特定粉塵排出等作業実施届（自治体へ提出義務）
平成26年（2014年）６月１日施行の大気汚染防止法により、届出義務者が工事施工者
から発注者に変更され、発注者の責任が強化されている。
② 労働基準法
アスベスト障害予防規則に基づく建築物解体当作業届（労働基準監督署へ提出義務）
③ 労働安全衛生法
工事計画届（労働基準監督署へ提出義務）
④ 特別管理産業廃物規制（廃アスベスト等）
回収、運搬、除去処分における罰則規制
■ 環境省・大気汚染防止法の改正 令和2年（2020年）6月
令和2年（2020年）6月、環境省は大気汚染防止法を以下のように改正した。
① 用語統一の観点から、工事発注者を「発注者」、工事受注者を「元請業者」に改め、
「下請負人」をリスクコミュニケーションの主体者に加える。
② 全ての石綿含有建築材料が規制対象となる。
③「石綿含有成形板等」や「石綿含有仕上塗材」を特定建築材料に追加指定するととも
に、代表的な建材の写真や飛散防止対策等の記載の追加を義務づけた。すなわち、特定
建築材料の使用が判明した場合、特定粉塵排出等作業の規制が適用される。
④「事前調査結果の報告」や「調査者等による事前調査の実施」をフローに追加したほ
か、「現場への事前調査結果の写しの備え置き」、「取り残し等の確認」、「作業完了
報告」のリスクコミュニケーションへの活用について記載し、義務づけた。
⑤ 近隣住民へのチラシの事例や掲示様式について、大気汚染防止法の改正等を反映したも
のに変更した。
特定粉塵排出等作業実施届（自治体へ提出義務）
平成26年（2014年）６月１日施行の大気汚染防止法により、届出義務者が工事施工者
から発注者に変更され、発注者の責任が強化されている。
② 労働基準法
アスベスト障害予防規則に基づく建築物解体当作業届（労働基準監督署へ提出義務）
③ 労働安全衛生法
工事計画届（労働基準監督署へ提出義務）
④ 特別管理産業廃物規制（廃アスベスト等）
回収、運搬、除去処分における罰則規制
■ 環境省・大気汚染防止法の改正 令和2年（2020年）6月
令和2年（2020年）6月、環境省は大気汚染防止法を以下のように改正した。
① 用語統一の観点から、工事発注者を「発注者」、工事受注者を「元請業者」に改め、
「下請負人」をリスクコミュニケーションの主体者に加える。
② 全ての石綿含有建築材料が規制対象となる。
③「石綿含有成形板等」や「石綿含有仕上塗材」を特定建築材料に追加指定するととも
に、代表的な建材の写真や飛散防止対策等の記載の追加を義務づけた。すなわち、特定
建築材料の使用が判明した場合、特定粉塵排出等作業の規制が適用される。
④「事前調査結果の報告」や「調査者等による事前調査の実施」をフローに追加したほ
か、「現場への事前調査結果の写しの備え置き」、「取り残し等の確認」、「作業完了
報告」のリスクコミュニケーションへの活用について記載し、義務づけた。
⑤ 近隣住民へのチラシの事例や掲示様式について、大気汚染防止法の改正等を反映したも
のに変更した。
２．アスベスト調査の義務化
① アスベストの事前調査の義務化（2020年より）
全ての工事が対象となる
② 調査結果の「報告」の義務化（2022年4月より）
とくに、解体部分の床面積が80㎡ 以上の解体工事は、施工業者が前もって、労働基準監
督署および自治体に、事前調査結果を報告しなければならない。
③ 怠った場合の罰則（18条17など）
アスベスト事前調査の報告不履行およびアスベスト除去などの措置義務違反には、それ
ぞれ懲役または罰金が科せられる。
全ての工事が対象となる
② 調査結果の「報告」の義務化（2022年4月より）
とくに、解体部分の床面積が80㎡ 以上の解体工事は、施工業者が前もって、労働基準監
督署および自治体に、事前調査結果を報告しなければならない。
③ 怠った場合の罰則（18条17など）
アスベスト事前調査の報告不履行およびアスベスト除去などの措置義務違反には、それ
ぞれ懲役または罰金が科せられる。
３．近隣住民への告知
上述の如く、解体工事においては、工事に先立ち、建物の事前現地調査を行い、石綿（アスベスト）使用建材、PCB(ポリ塩化ビフェニル)使用機器、フロン類使用機器の有無など、有害廃棄物の有無を確認し、有害廃棄物の有無にかかわらず、その旨の結果を報告することが義務付けられている。
とくに、アスベストにおいては、①建物の事前現地調査、②分析結果の施主（発注者）への書面報告（調査結果資料の保管義務、工事現場に告示する義務）、そして、労働基準監督署や自治体への③工事計画届出書、④特定粉塵排出等作業実施届出書（届出義務者は発注者）、⑤建築物解体等作業届などの必要書類の提出などが義務化されているが、近隣住民への告知については、解体作業における⑥「アスベスト暴露防止対策等の実施内容」を作業現場に明確に掲示されなければならない。すなわち、① 石綿使用の有無、② 適切な届け出を行っている旨の明示、③ 石綿のばく露防止措置の概要、④ 石綿粉じんの飛散防止措置の概要、⑤ 作業員が特別な教育を受けている旨の説明、⑥ 作業期間、⑦ 施工業者名と現場責任者名、⑧ 石綿作業主任者の氏名、⑨ 現場への立ち入りを禁止する旨、などの内容が掲示されなければならない。
しかも、工事実施による近隣住民へのトラブルを防ぐため、現場の担当者だけでなく、施主と一緒に近隣を挨拶訪問して、資料提示の上、工事の進め方や注意点を説明すべきである。とくに、アスベストの粉塵による健康被害は、後々重大な問題となることに留意すべきである。また、アスベストの除去工事の実施においては、工事中にアスベストが周辺に飛散しないよう、建物周辺で足場を組み、養生シートで建物を覆い、ブロックすることが義務付けられている。当然のことながら、労働安全衛生上、作業員にもマスクや保護衣、作業衣を着用させることが義務づけられている。
とくに、アスベストにおいては、①建物の事前現地調査、②分析結果の施主（発注者）への書面報告（調査結果資料の保管義務、工事現場に告示する義務）、そして、労働基準監督署や自治体への③工事計画届出書、④特定粉塵排出等作業実施届出書（届出義務者は発注者）、⑤建築物解体等作業届などの必要書類の提出などが義務化されているが、近隣住民への告知については、解体作業における⑥「アスベスト暴露防止対策等の実施内容」を作業現場に明確に掲示されなければならない。すなわち、① 石綿使用の有無、② 適切な届け出を行っている旨の明示、③ 石綿のばく露防止措置の概要、④ 石綿粉じんの飛散防止措置の概要、⑤ 作業員が特別な教育を受けている旨の説明、⑥ 作業期間、⑦ 施工業者名と現場責任者名、⑧ 石綿作業主任者の氏名、⑨ 現場への立ち入りを禁止する旨、などの内容が掲示されなければならない。
しかも、工事実施による近隣住民へのトラブルを防ぐため、現場の担当者だけでなく、施主と一緒に近隣を挨拶訪問して、資料提示の上、工事の進め方や注意点を説明すべきである。とくに、アスベストの粉塵による健康被害は、後々重大な問題となることに留意すべきである。また、アスベストの除去工事の実施においては、工事中にアスベストが周辺に飛散しないよう、建物周辺で足場を組み、養生シートで建物を覆い、ブロックすることが義務付けられている。当然のことながら、労働安全衛生上、作業員にもマスクや保護衣、作業衣を着用させることが義務づけられている。
要約すると、アスベスト含有建材使用の建物の解体においては、
１）建物の事前調査
現地調査の受注者は結果を発注者へ書面報告の義務あり
２）監督機関への必要書類の提出
大防法上、特定粉塵排出等作業実施届は発注者に義務づけられており、事前調査の結果
報告書を作成し、自治体および労働基準監督署へ提出
３）近隣住民への告知 解体工事を行う際は、「石綿暴露防止対策等の実施内容」を作業現場の見やすい場所に掲示することが肝要である。
掲示内容として、
① 石綿使用の有無、
② 適切な届け出を行っている旨の明示、
③ 石綿の暴露防止対策の概要、
④ 石綿粉塵の飛散防止対策の概要、
⑤ 作業員が特別な教育を受けている旨の説明
⑥ 作業期間
⑦ 施工業者名と現場責任者名
⑧ 石綿作業主任者の氏名
⑨ 現場への立ち入りを禁止する策
などを明示する義務がある。とくに、近隣住民への周知には、⒜ 戸別説明、⒝ 掲示板表示のほか、また⒞ 含有箇所の作業員への周知なども含め、当該工事の実施における進め方や注意点などを、⒟ 事前調査による結果（ⓐ 調査実施範囲、ⓑ 対象建材、ⓒ 使用箇所、ⓓ 図面、ⓔ 概略図など）を明示して、説明する必要がある。
４）飛散防止対策としての「足場の組み立て」や「養生シートの設置」 解体前に、粉塵（アスベスト）飛散防止のために、足場を組み、養生シート（防塵シート）を設置する。粉塵を出来るだけ外部に飛散させないようにする。作業レベル１の解体工事では、前室や集塵排気装置の設置、作業現場の隔離が必要。
５）アスベスト除去作業は、対象となる作業現場を水や飛散防止剤で湿潤化した上で行う。
６）除去したアスベストの保管は、堅牢なプラスチック製袋や容器に密封し、内容物がアスベスト廃棄物であることを明示した上で、保管する。
７）除去したアスベストの処分は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託し、適正な処理方法で処分されたか否かを確認する伝票「マニフェスト」は5年間の保存義務がある。
１）建物の事前調査
現地調査の受注者は結果を発注者へ書面報告の義務あり
２）監督機関への必要書類の提出
大防法上、特定粉塵排出等作業実施届は発注者に義務づけられており、事前調査の結果
報告書を作成し、自治体および労働基準監督署へ提出
３）近隣住民への告知 解体工事を行う際は、「石綿暴露防止対策等の実施内容」を作業現場の見やすい場所に掲示することが肝要である。
掲示内容として、
① 石綿使用の有無、
② 適切な届け出を行っている旨の明示、
③ 石綿の暴露防止対策の概要、
④ 石綿粉塵の飛散防止対策の概要、
⑤ 作業員が特別な教育を受けている旨の説明
⑥ 作業期間
⑦ 施工業者名と現場責任者名
⑧ 石綿作業主任者の氏名
⑨ 現場への立ち入りを禁止する策
などを明示する義務がある。とくに、近隣住民への周知には、⒜ 戸別説明、⒝ 掲示板表示のほか、また⒞ 含有箇所の作業員への周知なども含め、当該工事の実施における進め方や注意点などを、⒟ 事前調査による結果（ⓐ 調査実施範囲、ⓑ 対象建材、ⓒ 使用箇所、ⓓ 図面、ⓔ 概略図など）を明示して、説明する必要がある。
４）飛散防止対策としての「足場の組み立て」や「養生シートの設置」 解体前に、粉塵（アスベスト）飛散防止のために、足場を組み、養生シート（防塵シート）を設置する。粉塵を出来るだけ外部に飛散させないようにする。作業レベル１の解体工事では、前室や集塵排気装置の設置、作業現場の隔離が必要。
５）アスベスト除去作業は、対象となる作業現場を水や飛散防止剤で湿潤化した上で行う。
６）除去したアスベストの保管は、堅牢なプラスチック製袋や容器に密封し、内容物がアスベスト廃棄物であることを明示した上で、保管する。
７）除去したアスベストの処分は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託し、適正な処理方法で処分されたか否かを確認する伝票「マニフェスト」は5年間の保存義務がある。
■ アスベスト含有家屋における防塵対策不履行の悪質な解体工事（他ページ掲載参照）
Malicious demolition work of the house containing asbestos without dust prevention measures
近隣住民への告知もなく、飛散防止対策もなく、隠密裏にアスベスト含有家屋の解体工事が開始され、近隣住民のクレームで言い訳程度の掲示物（１枚のA4版大：通行人には読めない）が人目を偲んで工事現場の片隅（隣家との境界）に貼られたのは、既に解体工事の大半が終わっていた２週間後であった！
小さな１枚の掲示物（A4版大）が、しかも人目につかない工事現場の片隅（隣家との境界）に貼られたのは、解体開始より解体の大半が終わった2週間後であった！
住民への告知や飛散防対策等の養生もなく、解体の大半が終わる、解体工事開始（6/12）より12日後（6/23）に、住民からのクレームにより、「アスベストあり」に○のついた印刷物（下図：解体工事のお知らせ）が、アスベストには全く触れていなかった前掲示印刷物の下に、事後の取り繕いそのものに、夜中の内に、しかも通行人からは小さくて見えにくい片隅に、こっそりと後付けで繋げられていた。アスベスト除去工事における極めて重大な「住民への告知・養生不履行」が隠密裏に行われた証拠でもある。
住民への告知や飛散防対策等の養生もなく、解体の大半が終わる、解体工事開始（6/12）より12日後（6/23）に、住民からのクレームにより、「アスベストあり」に○のついた印刷物（下図：解体工事のお知らせ）が、アスベストには全く触れていなかった前掲示印刷物の下に、事後の取り繕いそのものに、夜中の内に、しかも通行人からは小さくて見えにくい片隅に、こっそりと後付けで繋げられていた。アスベスト除去工事における極めて重大な「住民への告知・養生不履行」が隠密裏に行われた証拠でもある。
■ 近隣へ粉塵（アスベスト）および悪臭を撒き散らす飛散防止対策不履行の悪質工事
Malicious construction work spreading dust (asbestos) and stench into the neighborhood without measures to prevent dust (asbestos) scattering
事例 1：アスベスト含有家屋における防塵対策不履行の悪質な解体工事（別ページにて詳細掲載）
Malicious demolition work of the house using asbestos-containing building materials without measures to prevent dust (asbestos) scattering
▼ 飛散防止対策不履行の解体工事現場
アスベストについて、近隣住民への告知もなく、飛散防止対策もなく、隠密裏に解体工事が開始された。飛散防止対策についての近隣住民からの事前忠告やその後の粉塵飛散被害に対するクレームを無視し、解体工事を強行した。
◉ Ａ棟解体
◉ Ｂ棟解体
粉塵（アスベスト）飛散防止対策不履行の悪質工事による
近隣への粉塵汚染が酷い
近隣への粉塵汚染が酷い
事例 ２：粉塵（アスベスト）飛散防止対策不履行の悪質な解体・地盤掘削・掘り起こし・整地工事
Malicious demolition, ground excavation, digging up and land preparation works without measures to prevent dust (asbestos) scattering
▼ 飛散防止対策不履行の解体・地盤掘削・掘り起こし・整地工事現場
■ 悪質な工事による近隣道路の粉塵汚染や破損
Dust pollution and damage to nearby roads due to malicious construction work
▼ 粉塵（アスベスト）飛散防止対策不履行の悪質工事による近隣道路の粉塵汚染や破損の被害
Dust contamination and damage to nearby roads due to malicious construction work without measures to prevent dust (asbestos) scattering
◉ 解体工事前半 First half of demolition work ６月上～中旬 （工事開始：６月１0日）
◉ 解体工事後半 Second half of demolition work 6月中旬～
（6月２0日～）
（6月２0日～）
◉ 粉塵飛散防止対策不履行の悪質な解体・掘削・掘り起し・整地工事
6月下旬（6月28日～）
6月下旬（6月28日～）
■ 道路の汚染や破損の激悪化および拡大化が日毎に顕著となる
Severe worsening and expanding of road pollution and damage becoming more noticeable day by day
全面に亘る亀裂、ひび割れは言うまでもなく、深刻なのは表層および基層の支持基盤である路盤（上層/下層）自体が広く、深く亀裂、ひび割れし、その大きな深い割れ目（クレバス）を路面上至る所（全面）に露出させており、路盤強度の極端な低下が考えられる。当然、亀裂、ひび割れや路盤の露出は、放置すればするほど、破損部分は益々拡大し、陥没の原因となり、延いては交通事故の原因ともなる。事実、陥没や歪みが各所に見られ、不陸症状が顕著となった。道路自体の耐久性はおろか地下配管への影響が危惧され、早急なる道路補修はもちろんのこと、適切なる行政措置が必要である。
■ 道路の破損
Road damage
解体工事および地盤掘削・整地工事における大型掘削重機や超過重積載車両の往来によって、公道が超過重の高頻度かつ偏重交通などで分圧不可となり、道路基盤が広範囲に損壊され、その破損の激悪化および拡大が顕著となった。
すなわち、全面に亘る亀裂、ひび割れは言うまでもなく、深刻なのは表層および基層に均一な支持基盤を与え、かつ上層からの交通荷重を分散して路床に伝えるべき役割の路盤（上層/下層）自体が広く、深く亀裂、ひび割れし、その大きな深い割れ目（クレバス）を路面上至る所（全面）に露出させており、路盤強度の極端な低下が考えられる。当然、亀裂、ひび割れや路盤の露出は、放置すればするほど、荷重や雨水の浸水により、破損部分は益々拡大し、陥没の原因となり、延いては交通事故の原因ともなる。事実、陥没や歪みが各所に見られ、不陸症状が顕著となった。
道路制限オーバーの高過重積載車両（6~10t以上）の高頻度かつ偏重交通による分圧不可が起因の道路基盤（とくに路盤）の損壊が主であるが、道路自体の耐久性はおろか地下配管への影響が危惧され、早急なる道路補修はもちろんのこと、適切なる行政措置を要請した。
すなわち、全面に亘る亀裂、ひび割れは言うまでもなく、深刻なのは表層および基層に均一な支持基盤を与え、かつ上層からの交通荷重を分散して路床に伝えるべき役割の路盤（上層/下層）自体が広く、深く亀裂、ひび割れし、その大きな深い割れ目（クレバス）を路面上至る所（全面）に露出させており、路盤強度の極端な低下が考えられる。当然、亀裂、ひび割れや路盤の露出は、放置すればするほど、荷重や雨水の浸水により、破損部分は益々拡大し、陥没の原因となり、延いては交通事故の原因ともなる。事実、陥没や歪みが各所に見られ、不陸症状が顕著となった。
道路制限オーバーの高過重積載車両（6~10t以上）の高頻度かつ偏重交通による分圧不可が起因の道路基盤（とくに路盤）の損壊が主であるが、道路自体の耐久性はおろか地下配管への影響が危惧され、早急なる道路補修はもちろんのこと、適切なる行政措置を要請した。
■ 参考：併発事例
■ 悪質な工事による近隣への粉塵（アスベスト）汚染被害
Dust (asbestos) contamination damage to nearby areas due to malicious construction work
▼ アスベスト含有家屋における粉塵（アスベスト）飛散防止対策不履行の悪質な工事（解体・地盤掘削・掘り起こし・整地工事）による近隣への粉塵（アスベスト）汚染被害
Dust (asbestos) contamination damage to nearby areas due to malicious construction work (demolition, ground excavation, digging up and land preparation works) of the house using asbestos-containing building materials without measures to prevent dust (asbestos) scattering
この項の「本件工事による被害」については、それぞれ関連のページにて分割掲載する
▼ 事例 1：防塵対策不履行の解体工事現場から飛散した粉塵の家屋やアプローチ（敷石）への層積汚染
Case example 1: Layered contamination of houses and the approach (paving stones) due to dust scattered from construction sites
Case example 1: Layered contamination of houses and the approach (paving stones) due to dust scattered from construction sites
接面道路より15mアプローチ全面汚染
15mアプローチの庭石トラバーチン（乳白～ベージュ色の天然大理石）が灰黒色に汚染された。多孔性が特徴の石灰岩だけに、原状回復は難しい。
▼ 事例 ２：防塵対策不履行の解体工事現場から飛散した粉塵の家の外壁への層積汚染
Case example 2: Layered contamination of the exterior walls of houses due to dust scattered from construction sites
Case example 2: Layered contamination of the exterior walls of houses due to dust scattered from construction sites
▼ 事例 ３：防塵対策不履行の地盤掘削・掘り起こし・整地工事による粉塵汚染被害（１例：アプローチ：笠木の粉塵層積）
Case example 3: Dust contamination damage (ex1: Dust layer pollution of the approach : Kasagi) due to ground excavation, digging up and leveling work without dust prevention measures
Case example 3: Dust contamination damage (ex1: Dust layer pollution of the approach : Kasagi) due to ground excavation, digging up and leveling work without dust prevention measures
接面道路より15mアプローチ全面汚染
笠木の粉塵層積汚染
白い部分：検査のため削り取った部分
接面道路より15mアプローチ塀の笠木：全面層積汚染
