日米首脳ハワイ「真珠湾」で犠牲者追悼
日米首脳ハワイ「真珠湾」で犠牲者を追悼し慰霊演説 「寛容＆和解の力」を強調
2016年12月27日午前（日本時間28日朝）、安倍首相はオバマ米大統領とともに75年前に日米開戦の舞台となった米ハワイ・オアフ島の真珠湾（パールハーバー）を訪れ、旧日本軍の真珠湾攻撃（1941年）によって撃沈された戦艦アリゾナの真上に建つ追悼施設「アリゾナ記念館」で、犠牲者の名前が刻まれた壁に向かって献花し、黙とうをささげ、犠牲者を慰霊した。
両首脳はこの後、真珠湾に臨むふ頭でそろって演説し、安倍首相は「不戦の誓い」を今後も貫く考えを示した上で、戦後における「米国の寛容さ」に謝意を示すとともに、戦後の強固な日米同盟を築いたのは寛容の心がもたらした「和解の力」であるとして日米が成し遂げた「和解」の意義を強調。そして、日米は寛容の大切さと和解の力を世界に向けて訴え続ける任務を帯びているとして、世界中の人々が、パールハーバーを「和解の象徴」として記憶し続けてくれることを願うと語った。一方、オバマ大統領は「過去に最大の敵対国であっても最大の力強い同盟国になり得る。平和による果実は戦争による略奪よりもはるかに貴重」と指摘。「和解こそが何よりも大きな恩徳だと世界中に向けて発信したい」と語った。
演説を終え、両首脳は真珠湾攻撃を生き延びた米退役軍人と言葉を交わした。 2016年12月27日午前（日本時間28日朝）
両首脳はこの後、真珠湾に臨むふ頭でそろって演説し、安倍首相は「不戦の誓い」を今後も貫く考えを示した上で、戦後における「米国の寛容さ」に謝意を示すとともに、戦後の強固な日米同盟を築いたのは寛容の心がもたらした「和解の力」であるとして日米が成し遂げた「和解」の意義を強調。そして、日米は寛容の大切さと和解の力を世界に向けて訴え続ける任務を帯びているとして、世界中の人々が、パールハーバーを「和解の象徴」として記憶し続けてくれることを願うと語った。一方、オバマ大統領は「過去に最大の敵対国であっても最大の力強い同盟国になり得る。平和による果実は戦争による略奪よりもはるかに貴重」と指摘。「和解こそが何よりも大きな恩徳だと世界中に向けて発信したい」と語った。
演説を終え、両首脳は真珠湾攻撃を生き延びた米退役軍人と言葉を交わした。 2016年12月27日午前（日本時間28日朝）
日本軍の真珠湾攻撃（1941年）によって撃沈された戦艦アリゾナの真上に建つ追悼施設「アリゾナ記念館」で黙祷
真珠湾に臨むふ頭で慰霊演説
真珠湾攻撃を生き延びた米退役軍人と言葉を交わす
ＴＶ各社（ＮＨＫ、テレビ朝日、時事通信）より時事の事実報道として公表放映されたニュース動画像を、時事記録の保存用に、デジタルカメラにて撮影し、画像加工し、編集した。
