英国エリザベス女王崩御
The Passing of Her Majesty Queen Elizabeth II. of England
エリザベス二世がバルモラルにて96歳で死去した
英国で最も長く君主を務めたエリザベス二世が、70年に及ぶ在位期間を経て、バルモラル城にて96歳で死去した。女王は7月から、長年好んで夏を過ごしてきたスコットランドの居宅バルモラル城に滞在していた。
Queen Elizabeth II, the UK's longest-serving monarch, has died at Balmoral aged 96, after reigning for 70 years. Queen Elizabeth II had been staying at Balmoral Castle, her beloved summer home in Scotland, since July.
■ 国葬までの経緯
▼ 9/8 英女王、滞在先のスコットランド・バルモラル城にて死去
滞在先のスコットランド・バルモラル城にて死去。96歳。女王は7月から、長年好んで夏を過ごしてきたスコットランドの居宅バルモラル城に滞在していた。
▼ 9/11 ホリールード・ハウス宮殿に移され、安置
11日に、バルモラル城からエディンバラのホリールード・ハウス宮殿に移され、安置。
▼ 9/12 セント・ジャイルズ大聖堂に移され、安置(公開弔問)
12日に、同市内のセント・ジャイルズ大聖堂に移され、安置。13日午後まで公開弔問された。
▼ 9/13 バッキンガム宮殿に霊柩車で移され、安置
13日17.00、女王の棺は大聖堂から空路で、エディンバラの空港経由でロンドン北西部ノースホルト空軍基地に到着。棺はアン王女に付き添われ、同日19.00、霊柩車でバッキンガム宮殿に到着。近衛兵が不寝の警護についた。
▼ 9/14 ウェストミンスター宮殿の大広間に移される(4日間公開安置)
14日、女王の棺は、ウェストミンスター宮殿の大広間に移される。棺を運ぶ葬列は、同日の14.22にバッキンガム宮殿を出発。棺は、王室軍部隊に護衛され、宮殿前の大通り「ザ・マル」から官庁街ホワイトホール、ウェストミンスター宮殿に入るイギリス議会の前などを通り、38分をかけて同日15.00にウェストミンスター宮殿に到着。大広間に4日間公開安置(〜9/19 6.30まで)。同日17.00より一般に公開され、20万人以上が行列し弔問した。
▼ 9/19 国葬が行われるウェストミンスター寺院に移される
19日、女王の棺は、国葬が行われる隣接のウェストミンスター寺院に移される。同日の10.44、女王の棺は、海軍兵142人が引く海軍の砲台車に載せられ、ウェストミンスター宮殿を出発し、同日10.52にウェストミンスター寺院に到着。道中は王立海軍と王立海兵隊が護衛した。
▼ 9/19 11.00国葬始まる
同寺院での国葬は同11.00に始まった。
■ バッキンガム宮殿に霊柩車で移され、安置
13日17.00、女王の棺は、大聖堂から空路で、エディンバラの空港経由でロンドン北西部ノースホルト空軍基地に到着。棺はアン王女に付き添われ、同日19.00、霊柩車でバッキンガム宮殿に到着。国王夫妻をはじめ王室関係者が、女王の「帰宅」を出迎え、近衛兵と共に交代で不寝の番についた。
▼ バッキンガム宮殿 全景
■ ウェストミンスター宮殿の大広間に移され、4日間公開安置
14日、女王の棺は、ウェストミンスター宮殿の大広間に移される。棺を運ぶ葬列は、同日の14.22にバッキンガム宮殿を出発。棺は、王室軍部隊に護衛され、棺の後ろにチャールズ新国王夫妻やアン王女、エドワード王子、ウィリアム皇太子、アンドリュー王子、ハリー王子など、王室関係者が続き、宮殿前の大通り「ザ・マル」から官庁街ホワイトホール、ウェストミンスター宮殿に入るイギリス議会の前などを通り、38分をかけて同日15.00にウェストミンスター宮殿に到着。大広間に4日間公開安置(〜9/19 6.30まで)。同日17.00より一般に公開され、20万人以上が行列し弔問した。
大広間(ホール)は宮殿でも最も古い部分。棺には王旗がかけられ、王冠に加えて、宝玉と勺杖(しゃくじょう)も置かれた。安置後、棺に続いて王族らの葬列が大広間に入ると、ジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教とデイヴィッド・ホイル・ウェストミンスター首席司祭によって、新約聖書からキリストの復活が語られ、主の祈りをささげる短い礼拝が行われた。17.00より一般に公開され、20万人以上が行列し弔問した。
公開安置2日目の16日には、チャールズ国王とアン第一王女、ヨーク公アンドリュー王子、ウェセックス伯爵エドワード王子の4人の子供が、近衛師団や衛兵隊と共に10分ほど棺を守り、3日目の17日には、ウィリアム皇太子、サセックス公爵ハリー王子、ピーター・フィリップス氏、ザラ・ティンドル氏、ベアトリス王女、ユージーン王女、レイディー・ルイーズ・ウィンザー、セヴァーン子爵ジェイムズの8人の孫たちが、交代で不寝の番についた。
大広間(ホール)は宮殿でも最も古い部分。棺には王旗がかけられ、王冠に加えて、宝玉と勺杖(しゃくじょう)も置かれた。安置後、棺に続いて王族らの葬列が大広間に入ると、ジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教とデイヴィッド・ホイル・ウェストミンスター首席司祭によって、新約聖書からキリストの復活が語られ、主の祈りをささげる短い礼拝が行われた。17.00より一般に公開され、20万人以上が行列し弔問した。
公開安置2日目の16日には、チャールズ国王とアン第一王女、ヨーク公アンドリュー王子、ウェセックス伯爵エドワード王子の4人の子供が、近衛師団や衛兵隊と共に10分ほど棺を守り、3日目の17日には、ウィリアム皇太子、サセックス公爵ハリー王子、ピーター・フィリップス氏、ザラ・ティンドル氏、ベアトリス王女、ユージーン王女、レイディー・ルイーズ・ウィンザー、セヴァーン子爵ジェイムズの8人の孫たちが、交代で不寝の番についた。
▼ バッキンガム宮殿を出発 ウェストミンスター宮殿へ
バッキンガム宮殿を出発した棺は、王室軍部隊に護衛され、棺の後ろにチャールズ新国王夫妻やアン王女、エドワード王子、ウィリアム皇太子、アンドリュー王子、ハリー王子など、王室関係者が続いた。
宮殿前の大通り「ザ・マル」を通り、ウェストミンスター宮殿へ向う
バッキンガム宮殿からウェストミンスター宮殿へ
▼ ウェストミンスター宮殿の大広間に移され、4日間公開安置
ウェストミンスター宮殿の大広間に運ばれ、4日間公開安置
14日の17.00より19日の6.30まで4日間、一般に公開され、20万人以上が行列し弔問した
■ 国葬が行われるウェストミンスター寺院に移される
19日、女王の棺は、国葬が行われる隣接のウェストミンスター寺院に移される。同日の10.44、女王の棺は、海軍兵142人が引く海軍の砲台車に載せられ、ウェストミンスター宮殿を出発し、同日10.52にウェストミンスター寺院に到着。道中は王立海軍と王立海兵隊が護衛した。
▼ ウェストミンスター宮殿を出発 10.44 ウェストミンスター寺院へ
海軍兵142人が引く海軍の砲台車に載せられ、10.44にウェストミンスター宮殿を出発
女王の棺 ウェストミンスター寺院へ到着 10.52
▼ 式場のウェストミンスター寺院に到着 10.52〜
女王の棺 ウェストミンスター寺院へ到着
▼ 式場のウェストミンスター寺院・大広間に到着 安置 10.59〜
ウエストミンスター寺院・大広間へ
女王の棺 式場の寺院・大広間に到着 10.59
棺に添えられたメッセージカード
「愛する献身的な姿の記憶とともに」 チャールズ
「愛する献身的な姿の記憶とともに」 チャールズ
■ 国葬
▼ 国葬の開始 11.00
ウェストミンスター寺院での国葬は、19日の11.00に始まった。王室遺族に加えて、英国政界幹部や首相経験者、世界各国の元首や政府首脳が出席。エリザベス女王が支援した種々の慈善団体の代表も参列した。
式次第は、@ ウェストミンスター寺院のデイヴィッド・ホイル首席司祭による葬儀の司式と女王の生涯にわたる業績への賛辞、A 聖公会(英国国教会)の主席聖職者であるカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー氏による説教に始まり、B カトリック教会のウェストミンスター大司教ビンセント・ニコルズ枢機卿や C 英国国教会の次席聖職者であるヨーク大司教ステファン・コットレル氏などによる祈り、D リズ・トラス新首相による聖書の一説の朗読、E 讃美歌合唱、後半は11.55ごろより F 2分間の黙とう、G 国家斉唱、H 女王専属のバグパイプ奏者による追悼の演奏、などで締めくくられた。
式次第は、@ ウェストミンスター寺院のデイヴィッド・ホイル首席司祭による葬儀の司式と女王の生涯にわたる業績への賛辞、A 聖公会(英国国教会)の主席聖職者であるカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー氏による説教に始まり、B カトリック教会のウェストミンスター大司教ビンセント・ニコルズ枢機卿や C 英国国教会の次席聖職者であるヨーク大司教ステファン・コットレル氏などによる祈り、D リズ・トラス新首相による聖書の一説の朗読、E 讃美歌合唱、後半は11.55ごろより F 2分間の黙とう、G 国家斉唱、H 女王専属のバグパイプ奏者による追悼の演奏、などで締めくくられた。
▼ 式場の全景
式場の全景
▼ デイヴィッド・ホイル寺院首席司祭が葬儀を司式する 11.05
▼ ホイル寺院主席司祭による葬儀開始の言葉
ウェストミンスター寺院の首席司祭・デイビッド ホイル氏が葬儀を司式し、葬儀の冒頭で、女王の「無私の奉仕の生涯」を追悼
▼ 聖公会(英国国教会)の主席聖職者であるカンタベリー大主教・ジャスティン・ウェルビー氏の説教 11.10
聖公会(イングランド国教会)のカンタベリー大主教・ジャスティン・ウェルビー氏による説教と賞賛 「この日の悲しみは、英王室のみならず、世界のすべての人々の悲しみであり、女王の豊かな人生と愛に満ちた奉仕から生じるものである」と述べた。
「女王の死を悼みその長い生涯の無私の奉仕をしのびます」
▼ 英国国教会の次席聖職者であるヨーク大司教・ステファン・コットレル氏による祈り 11.20
カンタベリー大主教に次ぐ英国国教会の上級司教であるヨーク教区のヨーク大司教・ステファン・コットレル氏による祈り
▼ トラス首相の聖書朗読 11.30
リズ・トラス首相とパトリシア・スコットランド連邦事務総長が聖書の一説を朗読した。
この他、カトリック教会のウェストミンスター大司教ヴィンセント・ニコルズ枢機卿や、教皇フランシスコの代理としてバチカン外務局長のポール・ギャラガー大司教などが、故女王の生涯にわたる努力と献身を称え、冥福を祈った。
▼ 讃美歌合唱
▼ 英全土で2分間の黙祷 11.57-58
葬儀の後半、午前11時55分ごろに軍葬ラッパが吹かれた後、2分間の黙とうが奉げられた。
▼ 国家斉唱 12.01
▼ 女王専属のバグパイプ奏者による追悼の演奏
葬儀は女王専属のバグパイプ奏者による哀悼曲の演奏と国歌斉唱で締めくくられた。
▼ 国葬終わる 12.05
▼ 棺の移動開始 12.07
葬儀の後、女王の棺は次のウィンザー城での埋葬式のために、12.05ごろから、移動の準備が始められた。途中の経由場所であるウェリントン・アーチまでは、英国海軍の142人の兵士が引くロイヤル・キャノン・トレイン(大砲車)に載せられた徒歩の葬列である。
棺が砲台車に移される
女王の棺 ウェストミンスター寺院を出発 12.15
■ ウィンザー城まで葬列行進
▼ ウェストミンスター寺院を出発 12.15 ウィンザー城へ
国葬後、エリザベス女王二世の棺は、ロンドン郊外にあるウィンザー城での葬列儀式(埋葬式など)のために、ウェストミンスター寺院を12.15 に出発した。途中の経由場所であるウェリントン・アーチまでは、英国海軍の142人の兵士が引くロイヤル・キャノン・トレイン(大砲車)に載せられ、後ろには、チャールズ新国王と弟妹のアン王女、アンドリュー王子、エドワード王子が徒歩で同行した。
徒歩の葬列は、ウェストミンスター宮殿に入るイギリス議会の前から、官庁街ホワイトホール、ホースガードパレード前を通り、そして宮殿前の大通り「ザ・マル」から、バッキンガム宮殿前を通り、最後のお別れをしながら、約1時間30分かけて、13.30ごろに、シティ・オブ・ロンドンのランドマークの1つであるウェリントン・アーチ(ナポレオン戦争で英国の勝利を記念したアーチ)に到着した。
棺は、ウェリントン・アーチで、さらなる葬儀手続き(埋葬式)のために、霊柩車に移され、ロンドン近郊のウィンザー城へ向かった。ウェリントン・アーチ以後の葬列には、アン王女と夫が女王の霊柩車に同行した。沿道警備には、軍と警察の職員が当たり、4,000人以上の軍人が民間組織とともに参加した。
徒歩の葬列は、ウェストミンスター宮殿に入るイギリス議会の前から、官庁街ホワイトホール、ホースガードパレード前を通り、そして宮殿前の大通り「ザ・マル」から、バッキンガム宮殿前を通り、最後のお別れをしながら、約1時間30分かけて、13.30ごろに、シティ・オブ・ロンドンのランドマークの1つであるウェリントン・アーチ(ナポレオン戦争で英国の勝利を記念したアーチ)に到着した。
棺は、ウェリントン・アーチで、さらなる葬儀手続き(埋葬式)のために、霊柩車に移され、ロンドン近郊のウィンザー城へ向かった。ウェリントン・アーチ以後の葬列には、アン王女と夫が女王の霊柩車に同行した。沿道警備には、軍と警察の職員が当たり、4,000人以上の軍人が民間組織とともに参加した。
国葬後 ウェストミンスター寺院を出発 12.15
▼ 途中、ホース・ガーズ・パレードを通過 12.38
英国海軍の142人の兵士が引くロイヤル・キャノン・トレイン(大砲車)に載せられた女王の棺は、12.38ごろ、ロンドンのホース・ガーズにある英王室の主要儀式を行う施設:ホース・ガーズ・パレードを通過した。ホース・ガーズ・パレードは、官庁街ホワイトホールの隣に位置し、パラディオ様式の近衛騎兵隊博物館、兵舎、厩舎である建物やロイヤル騎兵衛隊のパレード場となる広場から成り、毎日午前中に騎兵隊交代式が行われる。イギリス軍の本部の所在地でもある。
英王室の主要儀式を行う施設:ホース・ガーズ・パレードを12.38ごろに通過
▼ 途中、バッキンガム宮殿前を通過 13.00
英国海軍142人の兵士が引くロイヤル・キャノン・トレイン(大砲車)に載せられた女王の棺は、13.00ごろバッキンガム宮殿前に到着、行進しながら最後の別れを告げた。
そしてさらに、徒歩の葬列は、市内のハイド・パーク・コーナーにあるウェリントン・アーチへと行進を続けた。葬列は王立カナダ騎馬警察(RCMP)が先導し、7隊に分けられ、それぞれに楽隊が付き、英国や英連邦の各軍や、警察、国民保健サービス(NHS)の職員など、4,000人以上の軍人が民間組織とともに参加した。
そしてさらに、徒歩の葬列は、市内のハイド・パーク・コーナーにあるウェリントン・アーチへと行進を続けた。葬列は王立カナダ騎馬警察(RCMP)が先導し、7隊に分けられ、それぞれに楽隊が付き、英国や英連邦の各軍や、警察、国民保健サービス(NHS)の職員など、4,000人以上の軍人が民間組織とともに参加した。
バッキンガム宮殿へ向う 宮殿前の大通り「ザ・マル」を通って 12.22
バッキンガム宮殿前を通過 最後の別れ 13.30
バッキンガム宮殿に最後の別れ
▼ 途中、ウェリントン・アーチに立ち寄り、霊柩車に移される 13.30
英国海軍の142人の兵士が引くロイヤルキャノントレインに載せられ女王の棺は、13.30頃に、ウェリントン・アーチ(ナポレオン戦争で英国の勝利を記念したアーチ)に到着。その後、さらなる葬儀手続きのために、霊柩車に移され、ロンドン近郊のウィンザー城へ向かった。ウェリントン・アーチ以後の葬列には、アン王女と夫が女王の霊柩車に同行した。
ウェリントン・アーチで棺は王室の霊柩車に移される
霊柩車 ロンドン近郊のウィンザーへ向かう
▼ 霊柩車で、ウィンザー城まで葬列行進続行
ウェリントン・アーチに到着した棺は、王室の霊柩車に移され、ロンドン近郊のウィンザーへ向かった。女王の棺は、15.00過ぎにウィンザーに到着。15.10からは、アルバートロードからウィンザー城へ続く約4kmの有名な1本の並木道「ロング・ウォーク」を通って、最後の葬列行進が行われた。とくに、ロング・ウォークの沿道には、10万人の大衆が溢れ、一輪の花投げで最後の別れを送った。
女王の棺 霊柩車でウインザー城へ 約1時間半かけて行進
4000人の軍人が行進
霊柩車でウインザー城へ(最後に見られる場所) 15.25
最後のお別れ 沿道に10万人 霊柩車への一輪の花投げ
女王の棺は、約4kmの1本道「ロングウオーク」を行進し、ウインザー城へ
ウィンザー城
▼ ウィンザー城に到着 15.40過ぎ
ウェリントン・アーチで王室の霊柩車に移されたエリザベス女王の棺は、2時間もの長き葬列行進を経て、15.40ごろ、ウィンザー城内の複合施設に到着。城内の中庭で、先着のチャールズ国王と王室の主要メンバーに迎えられた。女王の棺はその後、16.00からの埋葬式のため、聖ジョージ聖堂へ移された。
ウィンザー城に到着 15.40過ぎ
ウインザー城全景
■ ウィンザー城・セントジョージ礼拝堂で埋葬式
16.00〜17.00、セントジョージ礼拝堂で葬儀が執り行われた。埋葬式には、女王に近親の800人ほどが参列。ウィンザー司教のデイヴィッド・コナー氏が式を執り行い、カンタベリー大主教が祈りを捧げた。そして、亡夫・フィリップ殿下葬儀で歌われた「ロシア正教会の聖歌」の合唱やピアノ教師を務めたオルガン奏者作曲の楽曲が演奏された。
式の後半には、王権を象徴する王冠と宝玉、王杖(おうじょう)が棺の上から取り除かれ、女王専属のバグパイプ奏者による哀悼曲の演奏や国歌の斉唱などの後、女王の棺は聖堂内の納棺堂へと下ろされ、昨年4月に亡くなった夫フィリップ殿下に並んで納められた。
19.25からは、聖堂内にあるジョージ6世記念礼拝堂で、王室近親者のみの礼拝(プライベート葬儀)が行われた。そして、ジョージ6世記念礼拝堂の床に、両親や夫フィリップ殿下の名前とともに、エリザベス女王がここに埋葬されたことを示す墓標が埋め込まれた。
式の後半には、王権を象徴する王冠と宝玉、王杖(おうじょう)が棺の上から取り除かれ、女王専属のバグパイプ奏者による哀悼曲の演奏や国歌の斉唱などの後、女王の棺は聖堂内の納棺堂へと下ろされ、昨年4月に亡くなった夫フィリップ殿下に並んで納められた。
19.25からは、聖堂内にあるジョージ6世記念礼拝堂で、王室近親者のみの礼拝(プライベート葬儀)が行われた。そして、ジョージ6世記念礼拝堂の床に、両親や夫フィリップ殿下の名前とともに、エリザベス女王がここに埋葬されたことを示す墓標が埋め込まれた。
▼ 棺が聖ジョージ礼拝堂の中へ 16.35
▼ デビット・コナー主席司祭 式を執り行なう 16.40
▼ カンタベリー大司教の説教 16.50
▼ 王冠返納 デビット・コナー主席司祭 17.00
王権を象徴する王冠と宝玉、王杖(おうじょう)が棺の上から取り除かれ、返納
▼ 女王専属のバグパイプ奏者による哀悼曲の演奏 17.05
女王専属のバグパイプ奏者による哀悼曲の演奏
▼ 国家斉唱 17.10
▼ 聖堂内・ジョージ6世記念礼拝堂で王室近親者のみの礼拝 17.25
19.25からは、聖堂内にあるジョージ6世記念礼拝堂で、王室近親者のみの礼拝(プライベート葬儀)が行われた。
■ エリザベス女王の面影を偲んで
夫・フィリップ殿下と共に
エリザベス女王
即位60周年 夫・フィリップ殿下と共に
チャールス皇太子夫妻と共に
女王誕生 父・ジョージ6世、母・エリザベス皇太后に抱かれて
父・ジョージ6世、母・エリザベス皇太后、妹・マーガレット王女と
夫・フィリップ殿下と共に
英国BBCテレビ、日本TV各社(NHK、テレビ朝日、TBS,日本テレビ、フジテレビ、テレビ東京)より時事の事実報道として公表放映されたニュース動画像を、時事記録の保存用に、デジタルカメラにて撮影し、画像加工し、編集した。