都に要請の道路舗装工事完成(良質事例)
The road paving work requested from the Tokyo Metropolitan Government has been completed
(High quality examples)
(High quality examples)
都に要請の接面道路の舗装打ち替え工事完成 2012年12月 2013年3月
Completed pavement replacement work requested by the
Tokyo Metropolitan Government
Tokyo Metropolitan Government
■ 東京都への要請の背景
Background of the request to the Tokyo Metropolitan Government
▼ 接面道路の舗装打ち替え工事要請の背景
Background of the request for resurfacing work on the frontage road
<法令違反の悪質な解体および建築工事に端を発した道路破損被害事例>
本件は、2011年〜2012年にかけて施工された接面道路を介する近隣のS宅解体工事やM宅建築工事において、その法令違反となる悪質な工事が、近隣住宅や住民への粉塵汚染被害のみならず、道路においても甚大な破損を生じさせたため、東京都にその補修ならびに行政指導を要請したことに端を発する。
すなわち、解体工事ならびに建築工事時の粉塵飛散防止のための養生(防塵シート張り等)不履行に起因する粉塵汚染ならびに悪臭による健康被害(頭痛、眼痛、吐き気)発生のため行政指導と相成ったが、さらに大型掘削重機(ブレイカー等)の無届け使用による法令違反や、道路制限オーバーの無届けの高過重重積載車両(6~10t以上)の高頻度かつ偏重交通による分圧不可起因の道路基盤の損壊などの法令違反に対する再三の行政指導ならびに行政措置(指導・命令、罰則等)。悪質にも、本件指導を無視し、違反を続行したため、再度に亘る工事休止の行政指導となった。
そして今回、上述の如く、2012年〜2013年と年を跨いで、東京都による2度にわたる遣り直し工事が行われ、やっと良質の道路が完成した。
本件は、2011年〜2012年にかけて施工された接面道路を介する近隣のS宅解体工事やM宅建築工事において、その法令違反となる悪質な工事が、近隣住宅や住民への粉塵汚染被害のみならず、道路においても甚大な破損を生じさせたため、東京都にその補修ならびに行政指導を要請したことに端を発する。
すなわち、解体工事ならびに建築工事時の粉塵飛散防止のための養生(防塵シート張り等)不履行に起因する粉塵汚染ならびに悪臭による健康被害(頭痛、眼痛、吐き気)発生のため行政指導と相成ったが、さらに大型掘削重機(ブレイカー等)の無届け使用による法令違反や、道路制限オーバーの無届けの高過重重積載車両(6~10t以上)の高頻度かつ偏重交通による分圧不可起因の道路基盤の損壊などの法令違反に対する再三の行政指導ならびに行政措置(指導・命令、罰則等)。悪質にも、本件指導を無視し、違反を続行したため、再度に亘る工事休止の行政指導となった。
そして今回、上述の如く、2012年〜2013年と年を跨いで、東京都による2度にわたる遣り直し工事が行われ、やっと良質の道路が完成した。
▼ 接面道路の舗装打ち替え工事 2012年12月5〜6日、25日
Surface road resurfacing work
近隣周辺は各エリアで毎月のようにマンションや住宅の建築工事が行われ、重機や大型車が頻繁に往来する交通量の多い路線であるにもかかわらず、見る限り、アスファルト舗装が表層、基層、上層路盤、下層路盤の4層からなる舗装工事ではなく、交通量が少ない路線で採用される表層と路盤のみの構成で工事を終了しているようである。しかも、砕石などの敷設ならびに転圧による路盤の均一化や平坦化が不良である。
不良工事:表層がデコボコ波打っており、平らに施工されていない。整地&舗装不良
均一な支持基盤を作るための砕石等の敷設、転圧による路盤の不陸整正やアスファルト骨材混合物による基層、表層の構築舗装における平坦化の不良。荷重分散できず、支持力&耐久性の低下となる。
▼ 道路舗装工事不良のため、遣り直し工事 2013年3月2〜3日
Redo work due to defective road paving work
■ 道路の破損
Road damage
解体工事および地盤掘削・整地工事における大型掘削重機や超過重積載車両の往来によって、公道が超過重の高頻度かつ偏重交通などで分圧不可となり、道路基盤が広範囲に損壊され、その破損の激悪化および拡大が顕著となった。
すなわち、全面に亘る亀裂、ひび割れは言うまでもなく、深刻なのは表層および基層に均一な支持基盤を与え、かつ上層からの交通荷重を分散して路床に伝えるべき役割の路盤(上層/下層)自体が広く、深く亀裂、ひび割れし、その大きな深い割れ目(クレバス)を路面上至る所(全面)に露出させており、路盤強度の極端な低下が考えられる。当然、亀裂、ひび割れや路盤の露出は、放置すればするほど、荷重や雨水の浸水により、破損部分は益々拡大し、陥没の原因となり、延いては交通事故の原因ともなる。事実、陥没や歪みが各所に見られ、不陸症状が顕著となった。
道路制限オーバーの高過重積載車両(6~10t以上)の高頻度かつ偏重交通による分圧不可が起因の道路基盤(とくに路盤)の損壊が主であるが、道路自体の耐久性はおろか地下配管への影響が危惧され、早急なる道路補修はもちろんのこと、適切なる行政措置を要請した。
すなわち、全面に亘る亀裂、ひび割れは言うまでもなく、深刻なのは表層および基層に均一な支持基盤を与え、かつ上層からの交通荷重を分散して路床に伝えるべき役割の路盤(上層/下層)自体が広く、深く亀裂、ひび割れし、その大きな深い割れ目(クレバス)を路面上至る所(全面)に露出させており、路盤強度の極端な低下が考えられる。当然、亀裂、ひび割れや路盤の露出は、放置すればするほど、荷重や雨水の浸水により、破損部分は益々拡大し、陥没の原因となり、延いては交通事故の原因ともなる。事実、陥没や歪みが各所に見られ、不陸症状が顕著となった。
道路制限オーバーの高過重積載車両(6~10t以上)の高頻度かつ偏重交通による分圧不可が起因の道路基盤(とくに路盤)の損壊が主であるが、道路自体の耐久性はおろか地下配管への影響が危惧され、早急なる道路補修はもちろんのこと、適切なる行政措置を要請した。