静岡県立大学時代(Gal)|「生命と微量元素」講座<荒川泰昭>

「生命と微量元素」講座

静岡県立大学時代(同窓会関係)

同窓会関係 <静岡県立大学時代>

  ■ 東京大学医学部を辞し、新設の静岡県立大学へ赴任した経緯(Gal)
    東京大学医学部を辞し、静岡県立大学へ赴任の経緯(Gal)(文中へのジャンプはこちら)
  ■ 大学院設置(便乗・環境研)の申請および認可までの経緯
    大学院設置(便乗・環境研)の申請および認可までの経緯(文中へのジャンプはこちら)
  ■ 帰国直後より、内薗耕二学長と大学運営に注力
    帰国直後より、内薗耕二学長と大学運営に注力(文中へのジャンプはこちら)
  ■ “県立大学”の新しいモデルとしての可視性や認知性(認知度、著名度)の向上強化
     “県立大学”の新しいモデルとしての可視性や認知性(認知度、著名度)の向上強化(文中へのジャンプ)
  ■ 新設大学の紹介と県民への還元を兼ねた「大学公開講座」を新設
    新設大学の紹介と県民への還元を兼ねた「大学公開講座」を新設(文中へのジャンプはこちら)
  ■ 静岡県立大学創立記念誌 「この10年の歩み」
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  ■ 学会活動関係 ー国際会議(年代昇順)ー
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  ■ 学会活動関係 ー国際学術協力ー
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  ■ 学会活動関係 ー国内会議ー
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  ■ 学生教育活動関係 学生とー研修旅行(3年次)ー 蓼科別荘
    学生教育活動関係 学生とー研修旅行(3年次)ー 蓼科別荘(文中へのジャンプはこちら)
  ■ 学生教育活動関係 学生とー夏の研修ー 最初の入室学生(1,2回生) 蓼科別荘
    学生教育活動関係 学生とー夏の研修ー 最初の入室学生(1,2回生) 蓼科別荘(文中へのジャンプ)
  ■ 学生教育活動関係 学生とー大学研究室の様相ー
    学生教育活動関係 学生とー大学研究室の様相ー(文中へのジャンプはこちら)
  ■ 学生教育活動関係 学生とー実験風景ー
    学生教育活動関係 学生とー実験風景ー(文中へのジャンプはこちら)
  ■ 学生教育活動関係 学生とー学会出席を兼ねた研究室の京都研修旅行と懇親会ー
    学生教育活動関係 学生と−学会出席を兼ねた研究室の京都研修旅行と懇親会−(文中へのジャンプ)
  ■ モスクワ大学教授らの研究室への来訪・逗留
    モスクワ大学教授らの研究室への来訪・逗留(文中へのジャンプはこちら)
  ■ 英国への長期出張(Gal)
    英国への長期出張(文中へのジャンプはこちら)
  ■ 最終講義 「予防医学における栄養と毒」
    最終講義 「予防医学における栄養と毒」(文中へのジャンプはこちら)

東京大学を辞し、新設の静岡県立大学へ赴任した経緯

東京大学医学部(客員教授として長期米国出張中)を辞し、新設の静岡県立大学へ

文科省在外研究新設(出張扱い:大学1枠)初代第1号 米国ユタ大医学客員教授

Background that quit Faculty of Medicine, the University of Tokyo (during long-term overseas business trip as a visiting professor in the United States) and appointed to a newly established University of Shizuoka
■ 新設の静岡県立大学へ赴任した経緯
Background of the appointment to a newly established
University of Shizuoka
▼ 東京大学医学部(ユタ大医学部客員教授、文科省初代長期在外出張中)を辞し、新設の静岡県立大学へ赴任した経緯
東京大学大学院時代は、ガスクロマトグラフィーによる糖類の超微量(ナノグラムレベル)分析法を開発し、血液型物質(抗原)(血液型の決定は抗原である糖タンパク質の糖鎖末端の種差によることを証明) 、がん特異抗原(フコース多含の糖タンパクを発見し、このフコシダーゼが「がんマーカー」となる)、膜情報伝達系に関与する細胞表面抗原(糖タンパク質や糖脂質)などを分離精製し、その糖鎖構造の解析を行っていた。

医学部衛生学教室の助手に就任し、予防医学の研究に関わり始めてからは、その中心的概念ならびに手法は中毒学であり、リスクアセスメント確立のための毒性学(トキシコロジー)であった。1965〜1975年当時の日本はヒ素、鉛、水銀、カドミウムなどの重金属を中心とした公害大国であり、社会医学の対象領域も伝染病に替わり、環境汚染を対象とした公害研究が主流であった。

従って、予防医学に携わり始めた1974年以降は、サイドワークとして、種々の公害問題に関わることになった。◉ 食品公害問題では、台湾におけるPCB中毒(油症)事件の招聘研究指導(台湾政府委託)、◉ 大気汚染問題では、NOx排気ガス規制(3年間、福田赳夫総理、通産省委託)の政府諮問委員としての安全性評価、◉ 食品衛生問題では、プラスチック製食器・食品包装材等の安全性評価およびプラスチック添加剤(安定化剤、可塑剤、硬化剤など、のちに言う環境ホルモン物質多含:この中に有機スズも触媒剤として含まれていた)の安全性に関する研究(5年間、美濃部亮吉都知事・東京都委託)などに身を以って関わって来たが、これら一連の環境問題は大半が「後追い対策」であることに気付き、予防医学としての「前向き対策」を考え始めた。

そこで、10年先を見据え、自然界や食物連鎖を通して安定に残存し得る物質(すなわち、酸素、炭酸ガス、水などに対して安定な物質)をポーリング(Pauling)の電気陰性度などを駆使して選出し、電気陰性度1.7~2.0に入るカドミウム、ケイ素、ゲルマニウム、鉛、スズ、アンチモン、水銀、ビスマス、ヒ素、ホウ素などの有機金属の中から、産業界での頻用度を考慮しながら、10年先までに問題となる物質(先行環境汚染物質)として、「有機スズ」を取り上げ、本腰を入れて、スズの研究を開始した。

すなわち、当時、問題視されていた水銀、鉛の代替として、産業界ではプラスチックなど高分子化学の触媒剤として、また農林水産業界では防腐剤、防汚船底塗料、殺菌剤、殺虫剤、殺黴剤、殺藻剤、殺ダニ剤などにおいて広範囲に頻用され、その利用量は米国に次いで世界第2位であることを見出し、今後頻用され得る物質はスズ、特に有機スズであると予測した。

まず、世界各国から各種スズ化合物の標準品を1〜2年がかりで買い集め、それらの分析法(ガスクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー、スズ特異蛍光試薬の発明ならびにその試薬による蛍光液体クロマトグラフィー、蛍光組織染色法など)を開発し、生体組織内代謝(吸収、分布、貯留、代謝、分解、排泄など)や蛍光顕微鏡下での同様の細胞内代謝の解析を手始めに、各種生体機能(脳神経系、免疫系、内分泌系など)に対する有用性(栄養、薬効)や有害性(毒)を中心に、スズ化合物の「生物活性」を丸ごと把握する研究から開始した。

すると、3年後には、この研究が有機スズのプラスチック製品からの溶出による食品衛生上の安全性を懸念するWHO特別委員会船底塗料(あるいは漁網塗料)からの溶出による海洋汚染を問題視する米国商務省標準局(NBS)および海軍研究所などの目に留まり、これらの機関および研究助成によるロックフェラー大学など全米の大学からの招聘、講演、研究協力依頼などへと発展し、国際的規模の有機スズ海洋汚染に関する研究の発端となった。そして、さらにこの海洋汚染は性転換や生殖機能障害誘発による「生態系の破壊」から環境ホルモン(内分泌かく乱物質)の問題へと発展した。

詳細研究を続ける中で、有機スズは、脳神経系免疫系内分泌系などの生体機能のいずれに対しても強力な生物活性を持っていることが分かり、これらの毒性学的研究から、異性体(ジ体とトリ体)による差はあるが、脳神経系では記憶学習障害嗅覚障害(アルツハイマー酷似症状)、血液脳関門の老化、免疫系では胸腺ならびに胸腺依存性部位の選択的委縮T細胞依存性免疫機能の抑制、内分泌系では精巣委縮テストステロン量の低下などの生殖機能障害、などを誘発することを見出した。

さらに、その発現メカニズムの解析から、1)ヒスタミン・セロトニン系の第1相の炎症ではなく、ハイドロコーチゾンと類似の第2相のプロスタグランジン系を量依存性に抑制する抗炎症作用を発見した。(これは、副作用の多いハイドロコーチゾンに代わる非ステロイド系の抗炎症剤となり得るかもしれないということで、ノーベル賞授与のカロリンスカ研をはじめ、500通あまりの参考文献依頼と講演依頼が届いた)。

そして、無機・有機(金属)化学の生物活性を探究する国際学会などにおいて(とくに最高峰とされる3年に1度開催のヨーロッパ化学会連盟主催(担当国:イタリア)やNATO連盟主催最先端研究(担当国:ベルギー)の国際会議における特別招待講演などにおいて)、自ら招待講演を熟すと共に、各国多数の研究者からの称賛講演や会場でのスタンデイングオベーションを賜った。入場時の拍手にも驚いたが、講演後、Excellent !!, Impression !! と口々に立ち上がり、スタンデングオベーションや拍手喝采を賜ったのは、生まれて初めてである。

2)また、亜鉛の活性部位(貯留部位)におけるスズによる置き替わりを見出し、亜鉛欠乏の発症メカニズムを並行して詳細に検討した結果、有機スズ暴露亜鉛欠乏が類似症状(脳機能・記憶障害、免疫機能障害、嗅覚障害、味覚障害、生殖機能障害、脱毛障害など)を呈することを発見した。しかも、それぞれの発症メカニズムを比較解析した結果、両者間の症状発現プロセスに共通の接点(膜情報伝達系RNA・DNA合成系の阻害を介する細胞増殖抑制の系および酸化ストレスミトコンドリア機能障害等に絡むカスパーゼ依存性のアポトーシスの経路など)が存在することを発見した。

すなわち、ジ体暴露の場合は細胞内リン脂質の輸送や代謝を阻害し、膜介在の増殖情報伝達系ならびにRNA・DNA合成系を障害するネクローシスが主(抗がん剤へと発展)であり、亜鉛欠乏との接点は主としてRNA・DNA合成系の障害を介する細胞増殖抑制であるが、トリ体暴露と亜鉛欠乏との接点は、スズによる海馬亜鉛の消失の如きスズと亜鉛の置き換わりによる記憶学習障害やカルシウム過剰蓄積による嗅覚障害や血液脳関門の破壊なども見られるが、これらの現象も含め、脳神経系や血液脳関門、嗅覚神経系など感覚神経系に見られる細胞死は、いずれも酸化ストレスを介して、ミトコンドリア機能障害からカスパーゼ・カスケードの活性化、そして最終的にはDNAの断片化へと進むアポトーシスの経路を発見した。

併せて、スズ暴露と亜鉛欠乏の発症メカニズムにおけるの共通の現象として、亜鉛結合部位での亜鉛とスズの置き換わりの如き活性部位における微量元素間の置き替わりや相互作用による局所的過剰蓄積(スズ、カルシウム、銅、鉄など)や欠乏(亜鉛)など、元素バランスの異常な攪乱が見られ、これが酸化ストレス小胞体ストレスを誘発し、下流の不利反応の引きがねとなっていることを証明した。

以上の如く、1つの生命体を毒性の面(有機スズ暴露)からと栄養の面(亜鉛欠乏)からと相反する環境悪化で異常現象を誘発させた場合、両者間で悉く類似症状(脳機能・記憶障害、免疫機能障害、嗅覚障害、味覚障害、生殖機能障害、脱毛障害など)を呈するということは、その誘導プロセスにおいて共通の接点(経路)が存在することを意味しており、生命科学の仕組みを探究する上で、極めて有効な手段(モデル)となった。

すなわち、相反誘因なるも類似症状を呈する有機スズ暴露(毒)と亜鉛欠乏(栄養)による病的老化を利用して生理的老化の引き金(要因)となる接点経路を探索した。その結果、両者間で見られる免疫系機能低下や中枢神経系機能低下などの病的老化を見る限り、異常環境に起因する病的老化の誘導プロセスは、それぞれの機能や形態における生理的老化と同じ現象(生理的老化の修飾)であり、この現象を発現する要因こそが老化プロセスとの接点であることが示唆された。すなわち、両者において共通に見られる要因の中で、生体に不利益反応または物質蓄積、例えば上流初期に見られる「カルシウム、鉄、銅などの局在的過剰蓄積や亜鉛の局所的欠乏など、微量元素の攪乱」、「情報伝達の誤り」などは老化を誘発する「不利効果の蓄積」の1つと見なすことが出来る。

またジ体の特性例として、3)免疫系では、リンパ球増殖抑制による選択的な胸腺委縮を誘発し、中枢免疫機能を抑制すること。このことから、4)細胞増殖抑制作用を発見し、さらには種々の悪性腫瘍細胞増殖抑制を発見した。さらに、5)この抗がん作用のメカニズムは、従来の核アタックのDNA合成阻害によるものではなく、最も上流の膜介在情報伝達系阻害が主因であること(悪性腫瘍細胞の新たな増殖抑制機構)を発見した。(この発見は、現在頻用されている腎毒性のあるシスプラチン抗がん剤に替わるものとして注目を浴び、世界各国の化学者の興味の対象となり、数多くの化合物が合成され始め、米国立がん研究所NCIにおいて抗がん性をテストされた金属の中で、スズはシスプラチンの1500種を抜いて最多2000種以上となっている)。

そして、「スズと悪性腫瘍細胞増殖」をとした国際会議・シンポジウムの設置や、無機・有機(金属)化学の生物活性を探究する国際学会などにおいて(とくに最高峰とされる3年に1度開催のヨーロッパ化学会連盟主催(担当国:イタリア)やNATO連盟主催最先端研究(担当国:ベルギー)の国際会議における特別招待講演などにおいて)、自ら招待講演を熟すと共に、米国立がん研究所NCI・制癌部長称賛講演をはじめ、各国多数の研究者からの称賛講演や会場でのスタンデイングオベーションを賜った。入場時の拍手にも驚いたが、講演後、Excellent !!, Impression !! と口々に立ち上がり、スタンデングオベーションや拍手喝采を賜ったのは、生まれて初めてである。

また、運良くこの時期に、文科省の従来の長期在外研究員の制度(甲種:出張扱いなしのため退職あるいは休職が必要)に、大学(全学部中)1人の枠ではあるが、乙種として長期出張扱いとなる新制度が追加発布されたので応募してはどうかとの医学部事務長からの知らせがあり、応募した結果、その初代第1号に選出され、海外での研究を思い立った。

そこで、この発見した膜介在情報伝達系のメカニズムをさらに詳細に研究するために、膜物性学を研究し、かつ研究設備の整った大学として、理論化学者ヘンリー・アイリング(アメリカ化学会理事長、アメリカ科学振興協会理事長、量子化学、絶対反応速度論で有名)の弟子たちでもある、米国ユタ大学医学部麻酔科学教室(そこでは、麻酔メカニズムを熱力学 thermodynamics の面から膜物性学的に研究している)を出張先に選択した。(偶然にも、この大学の医学部生理学教室には初代学長となる内薗耕二東大医学部名誉教授が在籍していたことを現地で知った。)

以上のような事由で、米国ユタ大学医学部客員教授 および文科省長期在外研究員新設乙種・初代第1号(長期出張扱い:大学枠1名)として米国滞在中に、初代学長となる内薗耕二東大医学部名誉教授(第2生理学、国立生理学研究所所長)と伊藤正男東大医学部部長(第1生理学、のち日本学術会議会長、日本学士院会員)の推薦で、静岡県立大学創設のための文科省大学設置申請要員として、また設置後は栄養生命科学系 (未だこの時点では、学部名や研究室名は決まっていない) の初代主任教授としての就任はどうかとの打診があり、生命科学を中心に、日本一の「健康科学」をリードする学部を作りたいというフレコミであったので、東大で伝統や講座枠に縛られた研究よりは学際的な研究をとの考えで、研究が十分に出来ることを条件に、一応承諾した。

(これには、裏話があり、時効が故に吐露すると、この話が私の所に来る前に、医学部長としては、学部内でもとくに保健学科に対外進出の難しい40代・50代の助教授や助手が大勢溜まっており、その捌け口を優先させたかったが、内薗学長は「そういうレベルは要らない。若いバリバリでないとダメ」ということで、私に白羽の矢が向いたとのことであった。)

そしてまた、もう1つ大きな裏話があり、初代学長予定の内薗先生は、自分の後継者として、わが恩師の山本俊一東大医学部名誉教授(衛生学)を第一候補に挙げていたが、山本先生は同じクリスチャンでもある聖路加看護大学日野原重明学長(当時点での職位)のたっての要望で、看護学研究科および公衆衛生学研究科の大学院博士後期課程(博士課程)設置申請のために、副学長候補(当時点での職位)として、また千葉在住でもあり、通勤圏内であることから、東京の聖路加看護大学(のちの聖路加国際大学)の方を選ばれ、この翌年にはスムーズに設置が認可された(看護学研究科としては、日本初の大学院博士後期課程(博士課程)の設置である)という経緯がある。
帰国後、内薗先生からも「俊ちゃん(山本俊一先生)が来てくれれば(取り敢えずは副学長あるいは学部長として)、文科省の大学設置申請も一発で通過でき、将来的にも全てが万々歳なのだが、・・・」とその無念さを何度も聞かされた。

さらに、帰国後、その無念さが良く解かった。学部の方向性陣容をみてはっきりした。「わざわざ旧大学を解体してまで、夢のある一流大学を描いたのに、これでは(旧態依然では)解体した意味がない。将来、また同じように大学解体の憂き目に遇う。大学解体で辞めていった人たちにも申し訳ない」。今度はこのセリフを何度も聞かされることになった。

現実は、予想して来た「生命科学」とは程遠い、また一歩譲って「生命栄養学」でもない、農学系の「食品・栄養」という「栄養素学」を中心とした、名称を変えただけの家政科の域を出ないものであった。農学部と同じ方向性や範疇では、農学部の「姥捨て山」的ポスト拡大に過ぎず、新規創設の意味もなく、存在価値(アイデンティティ)もない。

帰国後の最初の教授会での挨拶で、「この学部名では、家政科の域を出ない。「生命科学」系の名称に変えるべきだ。」と発言した。すると、会議室全体が沈黙に包まれた。その時は不可思議に思ったが、後日、学部名の名付け親は学部長となった星猛教授であったことを知る。そこで、星猛教授にも直談判したが、「生命科学を熟せる人間はここにはほとんど居ない」が回答であった。学部編成時が問題なのだが・・。

そのような経緯もあってか、事あるごとに、学長室に呼ばれ、相談を受けることが頻繁であった。そして、内薗学長は、『斎藤滋与史・静岡県知事と会う度に、「要望は何でも応ずるから、どんどん上げてくれ」と言ってくれるが、新設初期であるにもかかわらず、『肝心の学部長からは全く要望が上がってこない』、『学長願望が故の、着任後の保身・迎合なる態度・性行豹変か、余りにもレスポンスが無さすぎる』、『大学を良くする気はあるのか』、『保身・迎合に走り、やる気鋭気を感じない』と悔やまれていた。やむを得ず、最終的には、学長が自ら各学部から有意・有望の人物を1人ずつ選出し、学部長を通さない、独立した「将来構想学長諮問委員会」を立ち上げ、毎週土曜日に参集し、「教育体制の改革、大学の組織改革、大学の開放、大学の国際化、大学院の創設」などについて、議論し、結論を「学長答申」という形で学長に上げ、これを各学部に下し、大学改革をして行こうというシステムを作ることになった。

(開学したばかりであるにもかかわらず、体制の改革、組織の改革・・・と、議論をしなければならないとは、なんと憐れな、お粗末なことになってしまったことか、旧大学を解体してまで、旧教員を辞めさせてまで、学部編成というまたとないチャンスを与えられたはずであるにもかかわらず、台無しにしてしまった。返す返すも、利己的な保身・迎合に走らない「先見の識あるいは慧眼」なる資質を有する者にリーダーシップを取らせるべきであった。)

然れども、内薗学長の「何とかせねば」との責任感は強く、@ 東京工業大学と理化学研究所の主催で行われた10日間の「産官学共同戦略セミナー」に、参加費50万円を投じて、学長代理で参加させられたり、またA キャンパス内に、ホテルやレストラン完備のリサーチパーク(研究施設)を持ち、近くのシリコンバレーなどとも連携し、学生の時代から給料をもらいながら勉学・研究ができるシステムなど、産官学共同研究システムが充実している米国ユタ大学の現状を紹介すると、学長自ら県役員を随行して視察に行ったり、さらにはB 免疫ノーベル賞を取ったばかりの利根川進博士に会いに、2人で千葉の幕張メッセ(講演で来日中)まで出かけ、本学での招待講演を取り付けたり、叶うことなら、次期学長をと期待したが、(実力や業績も無いくせに肩書ばかりを欲しがり、またしがみつくような、そんじょ其処らの器の小さな小者とは次元が違い)、高邁なる学究心で、継続中の研究続行を望まれた。また、C 江橋節郎東大医学部名誉教授(薬理学、現・国立生理学研究所所長)や糸川嘉則京都大医学部名誉教授(衛生学)に次期学長をお願いしてみたり、D 三島・大仁温泉で国際シンポジウムを開催して国際化への意識を高めたり、新設大学のレベルアップや活性化を通した意識改革により、旧態依然とした状態からの脱出を願い、奔走された。私も、学長の意を汲んで助力した。E 新設の県立大学が故の県民への還元として、大学の紹介を兼ねた県民の知識向上のために、「大学公開講座」を設置した。そして、F ”県立大学”の新しいモデルとしての「可視性認知性の向上強化」に努めた。

確かに、現実の学部の方向性や陣容をみても、赴任の話が来た当初の「生命科学を中心に、日本一の「健康科学」をリードする学部を作りたいというフレコミ」からは程遠く、また旧態依然とした保身・排他・視野狭窄の保守的な人間組織の塊からしても、どう考えてもこの赴任は失敗で、騙された感が強かったが、内薗学長の誠意や熱意には報いようと、前向きに努力を開始した。

ところが、こうした経緯の後、長年にわたり、正体明白なる次元の低い稚拙かつ陰険・卑劣な「妨害嫌がらせ」が多発した。昔からこの種の土着的妨害(手口)は、地方への新任時に頻発すると言われるが、その下劣でお粗末な相変わらずの手口にあきれ果てた。
詳細は、他所(書)に譲るとして、ここでは具体例を1つだけ紹介する。本人直接ではなく、裏で、デマを流し拡散(犯罪)、あるいは学生を含む研究室員への弄り、騙し、そそのかし、焚き付けなど、煽惑、使嗾、教唆による異常行動不良行動破綻への変容誘導などが繰り返された。これが、本大学への赴任において、私が最も失望してしまった点である。

こうした度量や品性に欠けた性状の小人雑輩なる「群れ」を同僚として相手にし、真面に付き合うほどの価値も見出せず、その人間性を憐れみながら、また時にはその「惑業苦」の応報を冷眼傍観しながら、そして殷鑑遠からず、必ずや蒙るであろう「天網恢恢」の行く末を案じながら、次第に徒労と化す「対内への注力」よりは、学究者として成すべき貴重な時間を国際レベルで切磋琢磨する「対外への注力」にスタンスを切り替えたこともここにあった。
ちなみに、見方を換えれば、公との関係性を築く大学の広報すなわち本来のPR(Public Relation)効果は後者の方が格段に有効であり、大学にとっては格段に貢献性が高い。

せっかくの機会であるので、今後の大学の存続のためにも、後輩の発展のためにも、参考になればと、老婆心ながら付記しておきたい。
■ 大学院設置(便乗・環境研)の申請および認可までの経緯
The situations of application and approval for the establishment of Graduate School (Piggybacking: Institute of Environmental Science)
そしてまた、大学院設置(便乗・環境研)の申請・認可についても、その誕生に直接関わった者として概略だけでも付記しておきたい。

赴任前の米国滞在中より、赴任の条件として「研究が十分に出来ること」を強調していたにもかかわらず、帰国してみれば、若手の教授は、最年少の私(荒川)以外に外部からの新任3名(小橋、竹石、野沢)、旧任1名(伊勢村)、合わせて5名しかおらず、しかも、教授の頭数に対して助手の数半分以下というお粗末な編成であった。すなわち、助手は専属の研究室を持たない編成であった。これでは研究云々のレベルではない。ましてや、大学院設置申請など、烏滸がましいにも程がある。

早速、大学院設置審査委員会の主要な審査委員である懇意の京都大学医学部系の教授(現在では公表可:糸川嘉則)に現状を話し、少なくとも各研究室に1名の助手を配置することを設置審査資格条件とするよう頼んだ。その結果、各研究室に1名の助手を配置することが実現した。

また、この時期、内薗学長が突然私の研究室に来られて、「薬学部の矢内原学部長が、多数在籍の40~50代の助教授・講師・助手の対外進出(学外への栄転や異動)が難しい。ポスト拡大のために、「分析センター」の設立を、わが学部の大学院設置申請便乗させてほしいと頼んで来たが、君はどう思うか、意見を聞かせてくれ」と問われた。「分析センターのオペレーターでは可哀そう過ぎる。便乗設置するならば、職位の付く正式な大学付属研究所とした方が良いのでは」と回答した。

その後、薬学部の矢内原学部長からも訪問があり、種々の話の中で「環境科学研究所なる名称を使いたいと思っているが、そのためには、出来れば、私の方の大学院の申請講座名には、「環境」の文字を使わないでいただけないだろうか」との要望があった。
「いきなり環境科学ではハードルが高すぎる」「気象・地理系の自然的環境は別として、生体系等の社会的環境では、各種生体機能に対する有害性(阻害性)を見極める中毒学毒性学などを熟知あるいは探究できなければ、単なる分析オペレーターになってしまう」とは申し上げたが、意を汲んで私の方は、環境の文字を削り、あくまでも生命科学の領域を維持し、本邦初の名称「生体衛生学」とした。

実は、静岡において時の主流である「環境」を唱えられる人材が居なかったため、大学院の申請講座名の1つとして、人を取り巻く全ての事象を「環境」(広義)とする「環境衛生学」を候補に挙げていたが、この件(環境研便乗申請依頼)が、私自身の今後のスタンス(将来への方向性)を再考する良い切っ掛けともなった。

国内でも名を売り、肩書を求めていく「上っ面」な生き方であれば、(あるいは、器の小さい小者に有りがちな「己の実力や能力をわきまえず」、不相応の地位や肩書を追い求める生き方であれば)、このまま国内を中心に、ニュースバリューのある環境問題を次々に手掛け、マスコミに乗り、著名度を高めることも可能かつ容易な状況(最も恵まれた優位な立ち位置)にあったが、(また、現大学の研究環境下では、この方が格段に安易な道であったが)、これでは学究者としてはあまりに平易で空しく、また虚しい人生となる。

逆に、学究者にとって、考え方、能力、内容など質の高いレベルの次元で切磋琢磨する醍醐味は、何物にも代え難く、今後もこれまで通り国際舞台で切磋琢磨し、リードして行くことを続けるのであれば、それに値するだけのレベルの高いアカデミックな「新知見」の発掘・生産や究明そして発信、提示が必要である。

結局、必須科目の「環境衛生学実験」など、学生への講義における学科目上の問題はあるが、これまでに、国内外を問わず、環境生命科学領域の仕事は誰よりも十二分に経験して来たことでもあり、また今後の栄養生命科学領域への進展を考慮すれば、敢えて研究室名を「環境・・」と名乗る必要もなく、これまで通り、国際舞台で切磋琢磨し、リードして行くことを前提に、国際レベルアカデミックに「環境」を生体への有用性(栄養)と有害性(毒)の両面から捉えた「生命科学の領域」に身を置くことが本望であると考えた。

こうして始まった大学院の申請であるが、予想通り、この申請も一筋縄ではいかなかった。わが学部においても申請陣容の資格問題は多々ありはしたが、とくに、便乗申請である薬学部からの環境科学研究所の申請について、東京大学薬学部系の先輩教授(現在では公表可:)からは、東京での会合の折、「あの申請陣容では「環境科学」を専門に唱えられるレベルの申請者は1人もいない。レベル的にも経験的にも不合格」と自らが審査委員であることを知らしめるべく、評価を伝えてくれた。環境科学のレベルからして、もともとゴリ押しの感は拭えず、当然ながら1度目の申請ならず、2度目の申請でも不合格であった。3度目の申請で、「環境科学における専門知識と経験のある人材を核に置くことと今後の精進を担保に、要経過観察の条件で何とか見切り発車が許された。これがのちの環境研である。
■ 帰国直後より、内薗耕二学長と大学運営に注力
Immediately after returning to Japan, focusing on university management with President Koji Uchizono

静岡県立大学全景

▼ 用意された研究室は、富士山全景眺望の新築研究棟最上階(6階)

用意された研究室

用意された研究室

帰国(赴任)直後に用意された研究室 
帰国(赴任)直後に用意された研究室は、新築研究棟の最上階(6階)で、ウインドピクチャーの如く富士山全景が眺望できる最良のロケーションであった。とりあえず、教授室の本棚は研究論文の別刷りを分別収納するために特注したブックケースで埋め、実験室は赴任前に指定購入した設備や機器で、活動を開始した。

“県立大学”の新しいモデルとしての可視性や認知性(地名度)の向上強化

■ “県立大学”の新規モデルとしての可視性や認知性の向上強化
Enhancement of the visibility and publicity
as a new model of “Prefectural University”
▼ 静岡県立大学 学園祭(剣祭)学内講演会 司会を兼ねる

静岡県立大学 学園祭討論会

左より、事務局進行係、美尾浩子(国際関係学部)、荒川泰昭(司会)、伊豆見元(国際関係学部)、大坪壇先生(経営情報学部)、沼田俊昭(教養課程)の各学部代表の先生方

静岡県立大学 学園祭討論会 司会

静岡県立大学 学園祭討論会 

静岡県立大学 学園祭討論会 

静岡県立大学 学園祭 講演&討論会 司会を兼ねる
■ 新設大学の紹介と県民への還元を兼ねた「大学公開講座」を新設
New establishment of “university extension courses” serving
as both introducing a newly established university and giving back to prefectural residents

▼ 第1回目は、荒川泰昭(衛生学・公衆衛生学)自らの:21世紀への健康「環境と健康」でスタート

大学公開講座 講演

大学公開講座 講演

大学公開講座:荒川泰昭(衛生学・公衆衛生学):21世紀への健康「環境と健康」

大学公開講座 講演

大学公開講座:講演:21世紀への健康「環境と健康」

大学公開講座:講演:21世紀への健康「環境と健康」

左は、事務局作成の大学公開講座・講演:21世紀への健康「環境と健康」の講演冊子(1/17頁)
▼ 大学公開講座:招待講演:恩師・山本俊一先生(東大名誉教授・医・衛生学)
恩師・山本俊一先生に、創立間もない静岡県立大学主催の大学公開講座の招待講演を頼む

大学公開講座

山本俊一先生と内薗耕二学長

京都・清水寺にて
大学公開講座:司会 荒川
恩師・山本俊一(東大名誉教授・医・衛生学)と内薗耕二学長(東大名誉教授・医・生理学)(東大医学部時代の同僚) 東大医一号館(基礎)時代 教室が隣り同士の仲で、来訪を喜ぶ

内薗耕二学長 挨拶

山本俊一先生 講演

静岡県立大学・内薗耕二初代学長 挨拶
恩師・山本俊一先生(東大名誉教授・医・衛生学)の招待講演

山本俊一先生 講演

山本俊一先生 講演

内薗耕二学長 星 猛 学部長

講演終了

内薗耕二初代学長(東大名誉教授・医・第2生理学)と星猛学部長(内薗先生後任の東大名誉教授・医・第2生理学:のちの二代目学長)
講演終了
右より内薗耕二初代学長(東大名誉教授・医・生理)、山本俊一(東大名誉教授・医・衛生)、星猛学部長(内薗先生後任の東大名誉教授・医・生理:二代目学長)と司会・荒川

講演終了後、山本俊一先生と 

講演終了後、山本俊一先生と 

講演後、教室の学生や家族と

講演後、教室の学生や家族と

講演の後 学生たち、家族と

講演後:山本俊一先生ご夫妻と教室の学生たち、家族と
▼ 大学公開講座:招待講演:恩師・田村善蔵先生(東大薬名誉教授)
恩師・田村善蔵先生に、創立間もない静岡県立大学主催の大学公開講座の招待講演を頼む

講演前:田村善蔵先生と 久能山東照宮へ

講演前:田村善蔵先生と 久能山東照宮へ

講演の前:田村善蔵先生の要望で、家族と久能山東照宮へ

講演前、家族と久能山東照宮を参拝

家族と

講演前、家族と久能山東照宮を参拝
講演前、家族と教授室にて

田村善蔵先生 特別招待講演

田村善蔵先生 特別招待講演

田村善蔵先生 講演

大学公開講座の招待講演

講演後 県下各地区の保健所長などと面談

講演後 県下各地区の保健所長などと面談

講演後、教授室にて静岡県下の各地区保健所長など、来聴者と面談

教室の学生たちと

講演後: 教室の学生たちと
▼「ぼけに挑む」ー傑出老人とはー(静岡新聞社)発刊に際し、内薗耕二初代学長とインタビューを受ける
Being interviewed with first president Koji Uchizono, upon
publication of the book “Challenge getting senile with age"
−What does an outstanding old man mean ?−
(The Shizuoka Shimbun)

内薗耕二先生

内薗耕二先生

内薗耕二・静岡県立大学初代学長(東大名誉教授・医・生理学、国立生理学研初代所長)と

内薗耕二先生

内薗耕二先生

「ぼけに挑む」ー傑出老人とはー(静岡新聞社)発刊に際し、内薗耕二学長とインタビューを受ける
▼ 静岡へ赴任直後、東大医学部衛生学教室の教室旅行は静岡で
Immediately after being assigned to Shizuoka, laboratory trip of Department of Hygiene & Preventive Medicine,
The University of Tokyo was held in Shizuoka

登呂遺跡

三保の松原

登呂遺跡
清水次郎長の墓

宴会(日本平ホテル)

宴会(日本平ホテル)

宴会(日本平ホテル) 右隣:小野哲先生
宴会(日本平ホテル) 正面中央:和田攻先生

日本平宿泊

三保の松原散策

日本平ホテル宿泊
三保の松原

研究室訪問

学内見学

研究室訪問
学内見学

静岡へ招待 東大医教室旅行

全員で赴任先の静岡県立大学・内園耕二学長(元・東大医生理学教室教授、元・国立生理学研究所初代所長)と面談 教室が隣同士であった東大医学部一号館時代を懐かしむ
▼ 静岡県立大学創立記念誌 「この10年間の歩み」
ああああああああああああああああ公衆衛生学・助手・栗山孝雄 記
University of Shizuoka: Founding commemorative magazine
“Progress over the past 10 years”

この10年の歩み

学会活動関係 −国際会議−

■ 学会活動関係 −国際会議−(年代昇順)
Academic activities related
−International Congress−
▼ 国際会議 特別招待講演(米国・ペンシルバニア) 1985年
第2回「スズと悪性腫瘍細胞増殖」に関する国際シンポジウム(米国・ペンシルバニア) 特別招待講演 1985年5月19日〜22日

荒川泰昭

▼ 会場:スクラントン大学(米国・ペンシルバニア)
▼ 大会会長:Sherman教授(スクラントン大学) 
▼「スズと悪性腫瘍細胞増殖」国際会議 特別招待講演
▼ 会場:スクラントン大学(米国・ペンシルバニア)

空港出迎え

空港出迎え

「スズと悪性腫瘍細胞増殖」国際会議(米国)
大会長 Sherman 教授、Midori Rynn 教授(スクラントン大)空港まで送迎いただく

用意された大学ゲストハウス

用意された大学ゲストハウス

用意された大学キャンパス内にあるゲストハウス

スクラントン大学(米国)

スクラントン大学(米国)

迎賓室

迎賓室

迎賓館

迎賓室

迎賓室

到着直後、スクラントン大学迎賓館にて
Midori Rynn 教授(スクラントン大)と

迎賓室にて

迎賓室にて

迎賓室

迎賓室

米国ペンシルバニア・スクラントン大学  迎賓室
▼ 学部長宅で歓迎会を開いてくれる

スクラントン大学への招待

スクラントン大学への招待

学部長宅にて歓迎会
▼ 国際会議会場:スクラントン大学所有山荘 (チャップマン湖の畔)
スクラントン大学所有の山荘に逗留しての国際会議
<特別招待講演ならびに国際学術委員会委員>

チャップマン湖の湖畔にある山荘

チャップマン湖の湖畔にある山荘

チャップマン湖(ペンシルバニア)の湖畔にある山荘
<特別招待講演>
コーヒーブレイクは湖畔に出てミキサー

チャップマン湖の湖畔にある山荘

チャップマン湖の湖畔にある山荘

有機金属化学の権威・Zucherman 教授(米国・オクラホマ大)と
放射線医学の権威・Cardarelli 教授(米国・アクロン大)、Midori Rynn 教授(スクラントン大)と

農薬化学の権威・Asher 教授 (イスラエル)と

Zucherman 教授 (米国・オクラホマ大)と

農薬学の権威・Asher教授(イスラエル国立農薬協会)と
Zucherman 教授(米国・オクラホマ大)、Midori Rynn 教授(スクラントン大)と

Asher教授(イスラエル)と

Kalafut 教授 (米国・スクラントン大)と

Asher 教授(イスラエル国立農薬研)と
Kalafut 教授(米国・スクラントン大)と
▼ 国際会議 特別招待講演(イタリア・パドア) 1986年
第3回「スズと悪性腫瘍細胞増殖」に関する国際会議(イタリア) 特別招待講演
1986年9月

荒川泰昭

▼ 会場:イタリア・パドア大学 
▼ 大会会長:Tagliavini教授(イタリア・パドア大学) 
▼「スズと悪性腫瘍細胞増殖」国際会議 特別招待講演
この分野で最高峰(有機金属化学およびその関連領域において、リーダーシップをとっている一流の研究者が限定選出された最もハイレベルの会合)とされる3年に1度開催のヨーロッパ化学会連盟主催(担当国:イタリア)の国際会議(第3回大会を併設)に特別招待講演として招聘される
▼ 招聘状

招聘状

<有機スズの抗腫瘍作用および抗炎症作用が「トピックス」として取上げられる>
第3回「スズと悪性腫瘍細胞増殖」に関する国際会議(イタリア、1986年)は、後続ページ掲載(後日開催)の3年に1度の第5回「有機金属関連化学に関する国際会議」(主催:ヨーロッパ化学会連盟、担当国:イタリア化学会)(1986.9.8~12)に先立って(1986.9.5~6に)、同じパドア大学において開催されるが、さらに第5回「有機金属関連化学に関する国際会議」においても、最終日(1986.9.12)が「スズの日」(organotin day)として特設され、招待講演および一般講演が行われる。

第3回「スズと悪性腫瘍細胞増殖」に関する国際会議(イタリア、1986年)では、とくに私が前回(第2回大会)にプレゼンテーションした「有機スズの @ 抗腫瘍作用、および A 抗炎症作用」が「トピックス」として取り上げられ、その他、B 錫ステロイド(第1回大会に提示)、C スズ化合物の化学的および生物学的作用などに関する議題が中心となる。私からは、さらに新規知見として D 発明したスズ蛍光試薬による細胞内スズの移動や集積・分布ならびにその代謝や活性発現のメカニズムについても追加プレゼンテーションする。
▼ 会場:パドア大学(イタリア・パドア)
パドア(PADOVA)大学:ガリレオ・ガリレイが教鞭を執った世界最古の大学

イタリア国際会議 1986

イタリア国際会議 1986

パドア大学(イタリア)教授による現地到着直後の出迎えより大学内および市街の案内
世界最古の大学・パドア大学のブロンズの正門玄関

世界最古の大学:パドア大学(イタリア)

世界最古の大学:パドア大学(イタリア)

世界最古の大学:パドア大学
ガリレオ・ガリレイが教鞭を執った大学
古代大学廟堂

大学案内

大学案内: ガリレオ・ガリレイの座聖堂

大学案内: ガリレオ・ガリレイの座聖堂

大学案内: ガリレオ・ガリレイの座聖堂

世界最古の解剖教室前 ガリレイ・ガリレオ像

世界最古の解剖教室前 ガリレイ・ガリレオ像

世界最古の解剖教室前 ガリレイ・ガリレオ像

世界最古の解剖教室

Mehrotra 教授 (インド・ラジャスタン大)と

世界最古の解剖教室を最上階から
世界最古の解剖教室を最上階から
インドのリーダーMehrotra 教授
(ラジャスタン大)と

公会堂

大講堂

古代の公会堂
古代の大講堂

イタリア国際会議

イタリア国際会議

大学構内のアトリエ
大学構内のアトリエ
▼ 特別招待講演
特別招待講演:
米国滞在中で、米国ユタ大医学部客員教授として出席。会場に入ると同時に拍手が起こり、また講演が終わると、会場より Excellent !!、Impression !!の声と共に、拍手喝采とスタンデイングオベーションが起こった。

イタリア国際会議

「スズと悪性腫瘍細胞増殖」に関する国際会議(イタリア)特別招待講演

イタリア国際会議

座長:Tagliavini 教授(イタリア・パドア大;大会長)、Sherman 教授(米国・スクラントン大)

イタリア国際会議

イタリア国際会議

特別招待講演:
Y. Arakawa(米国ユタ大医学・客員教授)
特別招待講演:
Cardarelli 教授(米国アクロン大・放射線医学の権威)

イタリア国際会議

イタリア国際会議

右:Gielen 教授(ベルギー・ブリュッセル自由大)、左:Poller 教授(英国・王立大・ケンシントン)
下:Zuckerman 教授(米国・オクラホマ大・有機金属化学の権威)、上:Ascher 教授(イスラエル・国立研所長)

イタリア国際会議 コーヒーブレイク

タリア国際会議 コーヒーブレイク
▼ 旧宮殿を巡る会長招宴晩餐会
1週間にわたる会期中、毎晩バス5〜6台を連ねて料理人を随行して種々の旧宮殿に赴き、明朝の講演もお構いなく深夜12時過ぎまで晩餐会が催された。

旧宮城を巡る会長招宴晩餐会

旧宮城を巡る会長招宴晩餐会

パドア郊外のピアッツオーラ・スル・ブレンタ(Piazzia sul Brenta)にあるコンタリニ(Villa Contarini)16世の宮殿に料理人集団を随行しての晩餐会(素晴らしいアンテイークの天井画、壁画、彫刻に囲まれたホールでの晩餐会)
会期中、毎晩バス5〜6台を連ねて料理人を随行して種々の旧宮殿に赴き、深夜12時過ぎまで晩餐会が催された

会長招宴晩餐会

会長招宴晩餐会

大会会長:Tagliavini教授(イタリア・パドア大)、Zuckerman教授(米国オクラホマ大)
大会会長:Tagliavini教授(イタリア・パドア大) 

会長招宴晩餐会

会長招宴晩餐会

Huber教授(ドイツ・ドルトムント大)、Ascher教授(イスラエル)、Berbieri教授(イタリア・パレルモ大)と
Gielen教授
(ベルギー・ブリュッセル大)

会長招宴晩餐会

会長招宴晩餐会

Ascher教授(イスラエル)と
Ascher教授(イスラエル)と

会長招宴晩餐会

会長招宴晩餐会

Huber教授(独・ドルトムント大)、Ascher教授(イスラエル)と
Berbieri教授(イタリア・パレルモ大)と

会長招宴晩餐会

会長招宴晩餐会

Tagliavini教授(イタリア・パドア大)、 Mehrotra教授(インド・ラジャスタン大)、Zuckerman教授(米国・オクラホマ大)、Onyszchuk教授(カナダ・マックギル大)
Mehrotra教授(インド・ラジャスタン大)

会長招宴晩餐会

会長招宴晩餐会

Tagliavini 教授、Ascher教授と
Gielen教授(ベルギー・ブリュッセル大)と
▼ パドヴァ市街エクスカーション
ヴァチカン美術館+システィーナ礼拝堂+サン・ピエトロ大聖堂

バチカン美術館入口

燭台のギャラリー システィーナ礼拝堂への回廊口 

バチカン美術館入口
燭台のギャラリー:システィーナ礼拝堂への回廊口 

ヴァチカン美術館(地図のギャラリー)

ヴァチカン美術館(地図のギャラリー)

地図のギャラリー:120m近くに及ぶ回廊がシスティーナ礼拝堂まで続き、その廊下は力作満載で地図のギャラリーと呼ばれる

ヴァチカン美術館1F(ソビエスキ王の間)

ヴァチカン美術館1F(ソビエスキ王の間)

ァチカン美術館1F(ソビエスキ王の間
ソビエスキ王、ウィーンを解放する

ヴァチカン美術館2F(無原罪のお宿の間)天井画

ヴァチカン美術館2F(無原罪のお宿の間)天井画

ヴァチカン美術館2F(無原罪のお宿の間)天井画、壁画

ヴァチカン美術館2F(ラファエロの間)

ヴァチカン美術館2F(ラファエロの間)

ヴァチカン美術館2F(ラファエロの間

システィーナ礼拝堂

システィーナ礼拝堂

システィーナ礼拝堂内部の東壁面と北壁面

システィーナ礼拝堂

システィーナ礼拝堂

システィーナ礼拝堂主祭壇の『最後の審判

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂
サン・ピエトロ大聖堂のクーボラ
▼ 国際会議 特別招待講演(イタリア・パドア) 1986年
第5回「有機金属関連化学に関する国際会議」(主催:ヨーロッパ化学会連盟、担当国:イタリア化学会)(イタリア・パドア) 特別招待講演 1986年9月

荒川泰昭

▼ 会場:イタリア・パドア大学 
▼ 大会会長:Tagliavini教授(イタリア・パドア大学) 
▼「有機金属関連化学−生物活性と配位」国際会議 特別招待講演
この分野で最高峰(有機金属化学およびその関連領域において、リーダーシップをとっている一流の研究者が限定選出された最もハイレベルの会合)とされる3年に1度開催のヨーロッパ化学会連盟主催(担当国:イタリア)の国際会議に特別招待講演として招聘される
▼ 招聘状

招聘状

<第5回「有機金属関連化学に関する国際会議」について、大会会長から公式招聘状と共に添えられた書簡>
本大会は、ヨーロッパ化学会連盟(担当国:イタリア化学会)が主催する3年に1度の総合的な国際会議であり、単に有機金属の合成、構造解析、反応機構、分析化学など基礎的な学問ばかりでなく、有機金属の産業界への応用化やそれに伴う人体影響(環境化学あるいは生物活性)など、有機金属の特性を各方面から総合的に捉え、かつ積極的に活用せんとするものです。
出席者も、有機金属化学およびその関連領域において、リーダーシップをとっている一流の研究者が限定選出されており、この分野では最もレベルの高いものとなっております。
過去における開催地は、第1回(1974年)マルセイユ、第2回(1977年)ノッチンガム、第3回(1980年)ドルトムント、第4回(1983年)モントリオールでした。
「有機スズ化合物による細胞増殖の抑制(抗腫瘍作用)」や「有機スズの抗炎症作用」など、有機金属の生物活性を探究された貴方の研究は、非常に高く評価されており、かつ大変興味深いものであります。
とくに、上記2つの論拠は、第5回「有機金属関連化学に関する本国際会議」へ寄稿論文として是非ご提出いただき、かつご講演をお願いしたい最も重要なものであります。
従って、私はここに貴方が本国際会議にご出席いただき、ご講演いただけますよう公式にご招待かたがたお願い申し上げます。

主催:ヨーロッパ化学会連盟、担当国:イタリア化学会
後援:イタリア無機化学、有機化学、有機金属化学の諸学会 
    Popolare 銀行、Risparmio銀行
    国際スズ研究所(英国)
大会会長:Tagliavini教授(イタリア・パドア大学)
▼ 会場:パドア大学(イタリア・パドア)
パドア大学:ガリレオ・ガリレイが教鞭を執った世界最古の大学

世界最古の大学:パドア大学(イタリア)

世界最古の大学:パドア大学(イタリア)

世界最古の大学:パドア大学
ガリレオ・ガリレイが教鞭を執った大学
古代大学廟堂

ブロンズの正門玄関

世界最古の解剖教室

世界で最初の学位取得女性

ブロンズの正門玄関
世界最古の解剖教室
世界で最初の学位取得女性像

ガリレオガリレイ像

大学案内

ガリレオガリレイ像
大学案内
▼ 特別招待講演
特別招待講演:
米国滞在中で、米国ユタ大医学部客員教授として出席。会場に入ると同時にスタンデイングオベーションと拍手が起こり、また講演が終わると、会場より Excellent !!、Impression !!の声と共に、拍手喝采とスタンデイングオベーションが起こった。

イタリア国際会議

第14族元素の有機金属の生物活性と配位化学に関する国際会議(イタリア) 特別招待講演 

イタリア国際会議 コーヒーブレイク

タリア国際会議 コーヒーブレイク
▼ 旧宮殿を巡る会長招宴晩餐会
会期中、毎晩バス5〜6台を連ねて料理人を随行して種々の旧宮殿に赴き、深夜12時過ぎまで晩餐会が催された。

旧宮城を巡る会長招宴晩餐会

旧宮城を巡る会長招宴晩餐会

パドア郊外のピアッツオーラ・スル・ブレンタ(Piazzia sul Brenta)にあるコンタリニ(Villa Contarini)16世の宮殿に料理人集団を随行しての晩餐会(素晴らしいアンテイークの天井画、壁画、彫刻に囲まれたホールでの晩餐会)
会期中、毎晩バス5〜6台を連ねて料理人を随行して種々の旧宮殿に赴き、深夜12時過ぎまで晩餐会が催された

会長招宴晩餐会:Berbieri 教授(イタリア・パレルモ大)夫妻と

会長招宴晩餐会:Berbieri 教授(イタリア・パレルモ大)夫妻と

Berbieri 教授(イタリア・パレルモ大)夫妻と。Narayanan博士(米国立がん研・制がん部部長)と共に、各々の講演で、小生の研究を大絶賛してくれた。(会場からは、エクセレントの声々と共に、拍手喝采のスタンデングオベーションが起こった!)

Onyszchuk 教授夫妻 (カナダ・マックギル大)

Poller 教授夫妻 (英国・王立大・ケンシントン)

Onyszchuk 教授夫妻
(カナダ・マックギル大)
Poller 教授夫妻
(英国・王立大・ケンシントン)

Mehrotra 教授(インド・ラジャスタン大)

Gielen 教授(ベルギー・ブリュッセル自由大)

Mehrotra 教授(インド・ラジャスタン大)
Gielen 教授(ベルギー・ブリュッセル自由大)

Davies 教授(英国・ロンドン大)と

Penninks 博士(オランダ・国立医薬研)と

Davies 教授(英国・ロンドン大)と
Penninks 博士(オランダ・国立医薬研)と
▼ 帰途、ベニスに立ち寄る

水上タクシー

水上タクシー

ベニス:水上タクシー

サン・マルコ大聖堂

サン・マルコ大聖堂

ベニス:サン・マルコ広場とサン・マルコ大聖堂

サン・マルコ広場

サン・マルコ広場

サン・マルコ広場

サン・マルコ広場

サン・マルコ広場

サン・マルコ広場

朝もやのサン・マルコ波止場
▼ 国際会議 特別招待講演(米国・ペンシルバニア) 1988年
第4回「スズと悪性腫瘍細胞増殖」に関する国際会議(米国・ペンシルバニア)
座長&特別招待講演 1988年7月29日〜8月3日

荒川泰昭

▼ 会場:スクラントン大学(米国・ペンシルバニア)
▼ 大会会長:Sherman教授(スクラントン大学) 
▼「スズと悪性腫瘍細胞増殖」国際会議 座長&特別招待講演
▼ 国際会議(米国)案内冊子

「スズと悪性腫瘍」国際シンポ(米国)

「スズと悪性腫瘍細胞増殖」国際会議(米国)案内冊子
▼ 会場:スクラントン大学(米国・ペンシルバニア)

スクラントン大学(ペンシルバニア)への招待

スクラントン大学(ペンシルバニア)への招待

大会長 Sherman 教授(米国・スクラントン大)空港まで出迎え
スクラントン大学 迎賓館(米国・ペンシルバニア)

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)特別招待講演

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)特別招待講演

用意されたスクラントン大学(ペンシルバニア)・ゲストハウス

スクラントン大学キャンパス内

スクラントン大学キャンパス内

スクラントン大学キャンパス内にて(左は随行の阿部哲昭博士)

スクラントン大学キャンパス内

スクラントン大学キャンパス内

スクラントン大学キャンパス内

スクラントン大学(ペンシルバニア)への招待

スクラントン大学(ペンシルバニア)への招待

スクラントン大学 迎賓館

大学迎賓館

学長と

スクラントン大学 迎賓室
Panuska 学長と
▼ 会議前のミキサー&エクスカーション

スクラントン大学キャンパス内

スクラントン大学キャンパス内

Hennighausen 教授(ドイツ・ウイルヘルム・ピーク大)、Poller 教授(英国・王立大・ケンシントン)、Sherman 教授、Midori Rynn 教授(スクラントン大)と
Hennighausen 教授(ドイツ・ウイルヘルム・ピーク大)、随行の阿部哲昭博士と

スクラントン大学キャンパス内

スクラントン大学キャンパス内

Zucherman 教授(米国・オクラホマ大)、Hennighausen 教授(ドイツ・ウイルヘルム・ピーク大)、Poller 教授(英国・王立大・ケンシントン)、Sherman 教授、Midori Rynn 教授(スクラントン大)と
▼ 博物的旧式機関車を貸し切っての車内ミキサー
レトロ・旧式ウエスタン鉄道列車を借り切って車内で余興

会議前のミキサー&エクスカーション

会議前のミキサー&エクスカーション

会議前のミキサー&エクスカーション

会議前のミキサー&エクスカーション

会議前のミキサー&エクスカーション

会議前のミキサー&エクスカーション

博物的旧式機関車を貸し切っての車内ミキサー
ウエスタンを満喫!
▼ 国際会議会場:スクラントン大学所有山荘 (チャップマン湖の畔)
スクラントン大学所有の山荘に逗留しての国際会議
<特別招待講演ならびに国際学術委員会委員>

チャップマン湖の湖畔にある山荘

チャップマン湖の湖畔にある山荘

チャップマン湖(ペンシルバニア)の湖畔にある山荘
<特別招待講演>
コーヒーブレイクは湖畔に出てミキサー

第2回「スズと悪性腫瘍細胞増殖」に関する国際シンポジウム(米国)

Kalafut 教授(米国・スクラントン大)、Dragutan 教授(ルーマニア・ブカレスト大)と
コーヒーブレイクは湖畔に出てミキサー

米国国際会議 特別招待講演

米国国際会議 特別招待講演

Kalafut 教授(米国・スクラントン大)と
Thoman 教授(米国・オースチン大)と
スクラントン大学所有の山荘に1週間合宿しながらの国際会議

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)

Brinckman 博士(米国・商務省標準局NBS部長)、Dragutan 教授(ルーマニア・ブカレスト大)、Cardarelli 教授(米国・アクロン大)、Penninks 博士(オランダ)
Mehrotra 教授(インド・ラジャスタン大)、Sherman 教授(米国・スクラントン大)、Gielen 教授(ベルギー・ブリュッセル大)、Penninks 博士(オランダ・国立医薬研)

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)

Cardarelli 教授(米国・アクロン大)、Penninks 博士(オランダ・国立医薬研)、King 教授(米国・ドリュー大)
大会長 Sherman教授(米国・スクラントン大)、Dragutan教授(ルーマニア・ブカレスト大)と

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)

大会長 Sherman教授(米国・スクラントン大)、Gielen教授(ベルギー・ブリュッセル大)、Berbieri教授(イタリア・パレルモ大)
Berbieri教授(イタリア・パレルモ大)、Penninks博士(オランダ・国立医薬研)と

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)

Dragutan教授(ルーマニア・ブカレスト大)、King 教授(米国・ドリュー大)と
Kalafut 教授(米国・スクラントン大)と

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)

「スズと悪性腫瘍」国際会議(米国)

King 教授(米国・ドリュー大)と
Thoman 教授(米国・オースチン大)と

コーヒーブレイクは湖畔に出てミキサー

コーヒーブレイクは湖畔に出てミキサー

Sherman教授(米国・スクラントン大)、
Asher教授(イスラエル)らと
阿部哲昭博士:初めての国際会議参加 右は、
Poller 教授(英国・王立大・ケンシントン)

帰国前の歓送食事会

帰国前の歓送食事会

空港まで見送りいただく
空港レストランで会食:Asher教授(イスラエル)、大会長 Sherman 教授(スクラントン大)、Midori Rynn 教授(スクラントン大)と

空港まで見送りいただく

空港まで見送りいただく

空港まで見送りいただく

お世話になりました
▼ 国際会議 座長&特別招待講演(ベルギー王国) 1989年
NATO最先端研究:第5回「スズと悪性腫瘍細胞増殖」に関する国際ワークショップ(ベルギー) 座長&特別招待講演 1989年7月16〜20日

荒川泰昭

▼ 会場:ベルギー・ブリュッセル自由大学
▼ 大会会長:Gielen教授(ベルギー・ブリュッセル自由大) 
▼ NATO最先端研究「スズと悪性腫瘍細胞増殖」国際会議 
  座長&特別招待講演
「NATO最先端研究」国際会議 座長&特別招待講演(ブリュッセル自由大学:ベルギー)
▼ 招聘状

NATO最先端科学国際会議招聘状

▼ 講演後、会場周辺散策

ブリュッセル自由大学

ブリュッセル自由大学

講演後、ノートルダム・デュ・サブロン教会 庭園

講演後、会場周辺を散策
ゴシック様式の外観と2つのバロック様式の礼拝堂を持つ「ノートルダム・デュ・サブロン教会」

国際会議 ベルギー ブリュッセル 

国際会議 ベルギー ブリュッセル 

教会の南側にある広場:エグモン宮に繋がる「プチサブロン広場」

大会前の散策

大会前の散策

特別招待講演: 
講演が終わると、会場より Excellent !!、Impression !!の声と共に、立ち上がり、拍手喝采が起こった。また、右写真のNarayanan博士(右:米国立がん研・制がん部部長)、Berbieri教授(左:イタリア・パレルモ大)や、以下写真のPetrosyan教授(ロシア・モスクワ大)、Smith博士(英国・国際スズ研究協会会長)、Sherman教授(米国・スクラントン大)らが、各々の講演で、小生の研究を絶賛。
▼ 会長招宴・晩餐会(ブリュッセル):フランス料理フルコース

会長招宴:ベルギー随一のフランス料理店にて

「NATO最先端研究」国際会議(ベルギー・ブリュッセル) 会長招宴
フランス料理フルコース(ベルギー随一のフランス料理店にて)

会長招宴:ベルギー随一のフランス料理店にて

会長招宴:ベルギー随一のフランス料理店にて

Petrosyan教授(ロシア・モスクワ大)と
Smith博士(英国・国際スズ研究協会会長)と

会長招宴:ベルギー随一のフランス料理店にて

フランス本場以上のデリシャスな料理であった!
▼ エクスカーション:ブリュッセル市街

エクスカーション:ブリュッセル市街

エクスカーション:ブリュッセル市街

グランプラス(世界遺産)
グランプラス:市立博物館(王の家)

市立博物館 グランプラス

市立博物館 グランプラス

グランプラス大広場(1998年 ユネスコ世界遺産登録):市立博物館(王の家) 16世紀建造

サンミッシェル大聖堂

サンミッシェル大聖堂

サン・ミッシェル大聖堂  Cathedrale St. Michel
ステンドグラスが素晴らしい

ロワイヤル広場

ロワイヤル広場 聖ヤコブ教会

ロワイヤル広場 聖ヤコブ教会

王宮Palais Royale

王宮Palais Royale

王宮 Palais Royale

小便小僧 Manneken Pis

ジャンネケ・ピス(小便少女)Jeanneke Pis

マンネケ・ピス(小便小僧)Manneken Pis
(ブリュッセル)
ジャンネケ・ピス(小便少女)Jeanneke Pis
(ブリュッセル)

シャルル・ド・ロレーヌ宮Palais de Charles de Lorraine18世紀博物館 

独立50周年記念門サンカントネール門

独立50周年記念門サンカントネール門
シャルル・ド・ロレーヌ宮Palais de Charles de Lorraine18世紀博物館 

ヨーロッパ最古のアーケードのひとつギャルリ・サンチュベールGaleries St-Hubert

イロ・サクレ地区

グランプラスに続く商店街:ヨーロッパ最古のアーケードのひとつギャルリ・サンチュベールGaleries St-Hubert
グランプラス近くの「イロ・サクレ地区」
(食い倒れのレストラン街)
■ ソルボンヌ大学訪問 1989年
▼ 1日目 ソルボンヌ大学訪問&学生街(サンミッシェル通り)散策
ソルボンヌ大学前の「ホテルクリュニースクエア」を用意してくれた。ソルボンヌ大学訪問後、中世をテーマにした博物館がある学生街(サン・ミッシェル通り)を散策し、買物。夕食は1週間ぶりの日本料理店(すき焼き)。
写真準備中:アナログカメラの時代であり、現在多量(フィルム1巻き分)の写真行方不明

シャルル・ド・ゴール国際空港

シャルル・ド・ゴール国際空港
▼ 2日目 パリ市街見物:ルーブル美術館・オペラ座・エッフェル塔・凱旋門

ポン・デ・ザール(芸術橋)Pont des Arts

遊覧船

セーヌ川に架かるポン・デ・ザール(芸術橋):写真は、対岸(ソルボンヌ大学側)にフランス学士院の建物、手前がルーブル宮殿
セーヌ川を航行する遊覧船

ルーブル・ピラミッド

ルーブル・ピラミッド

ルーブル・ピラミッド

ルーブル美術館

ルーブル美術館

ルーブル・ピラミッド

ルーブル美術館入口

ルーブル美術館 Musee Du Louvre & ガラスのピラミッド(ルーブル美術館 入口)

ルーブル美術館

ルーブル美術館

ルーブル美術館

ローマ彫刻 Le Tibre 80〜140年頃の作品(ルーブル美術館 入口) 1512年にローマのサンタマリア・ソプラミネルヴァ教会近くで発見
Français : Le Pont Victor Emmanuel II sur le Tibre, San Spirito in Sassia et Saint-Pierre à Rome, Italie.
English: The Vittorio Emanuele II bridge on the Tiber, San Spirito in Sassia and Saint Peter in Romes, Italy

ルーブル美術館内

サモトラケのニケ

ローマ彫刻 Le Tibre 80〜140年頃の作品
サモトラケのニケ

ルーブル美術館

ルーブル美術館

館内展示回廊
レカミエ夫人の肖像(ダヴィット作)

グランド・オダリスク(ドミニク・アングル作)

グランド・オダリスク
(ドミニク・アングル作)
テルモピュライのレオニダス
(ジャック=ルイ・ダヴィッド作)

真珠の女(カミーユ・コロー作)

 ジャック=ルイ・ダヴィッド 「ナポレオンの戴冠」

真珠の女
(カミーユ・コロー作)
ナポレオンの戴冠
(ジャック=ルイ・ダヴィッド作)

Paris Opera

Paris Opera

オペラ・ガルニエ Palais Garnier
図書博物館があるイタリア様式のオペラ座 Paris Opera

エッフェル塔

エッフェル塔

エッフェル塔 Tour Eiffel
エッフェル塔建設より今年1989年で100周年にあたる記念祭に行き会わせた!

セーヌ川岸日本食レストランで夕食

セーヌ川岸日本食レストランで夕食

セーヌ川岸の日本食レストランで夕食(寿司&ラーメン)

エッフェル塔 Tour Eiffe

凱旋門Are de Triomple de l'Etoile

エッフェル塔 Tour Eiffel
(100年祭)
凱旋門 Are de Triomple de l'Etoile
▼ 国際会議 特別招待講演(ベルギー王国) 1989年
第6回 第14族元素の有機金属ならびに配位化学に関する国際会議(ベルギー) 
座長&特別招待講演 1989年7月23~28日

荒川泰昭

▼ 会場:ブリュッセル自由大学(ベルギー・ブリュッセル)
■ 大会会長:Gielen 教授(ベルギー・ブリュッセル自由大学)
▼「 第14族元素の有機金属・配位化学」国際会議  特別招待講演
▼ 招聘状

第6回有機金属化学国際会議(ベルギー)

▼ 講演後、会場周辺散策

講演後、会場周辺散策

講演後、会場周辺散策

ノートルダム・デュ・サブロン教会:ゴシック様式の外観と2つのバロック様式の礼拝堂を持つ
教会の南側にある広場:エグモン宮に繋がるプチサブロン広場
特別招待講演: 
講演が終わると、会場より Excellent !!、Impression !!の声と共に、立ち上がり、拍手喝采が起こった。また、右写真のNarayanan博士(右:米国立がん研・制がん部部長)、Berbieri教授(左:イタリア・パレルモ大)や、Petrosyan教授(ロシア・モスクワ大)、Smith博士(英国・国際スズ研究協会会長)、Sherman教授(米国・スクラントン大)らが、各々の講演で、小生の研究を絶賛。
▼ 会長招宴

フランス料理フルコース

フランス料理フルコース

会長招宴(フランス料理フルコース)

会長招宴:

会長招宴

Petrosyan 教授(ロシア・モスクワ大)と
Dr.Smith (英国・国際スズ研究所)と
▼ エクスカーション:水の都:ブルージュ(Brugge)
■ ブルージュの中心地である「マルクト広場」(世界遺産)
ベルギー北西部の都市:中世、ハンザ同盟の中心都市として栄える
世界遺産「ブルージュ歴史地区」の中心・マルクト広場。ハンザ商人の富の象徴であった破風をもつ切妻屋根のギルドハウスや、世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」にも登録されている高さ約83mの「鐘楼」がある。また、マルクト広場の南西にあるベギン会修道院は、世界遺産「フランドル地方のベギン会修道院」の1つでもあり、古都ブルージュは世界遺産の中に2つの世界遺産を抱えることになる。

ベルギーで最も古い市庁舎

ギルドハウスで囲まれているマルクト広場;

ベルギーで最も古い州庁舎
ギルドハウスで囲まれているマルクト広場

マルクト広場を囲むギルドハウス

マルクト広場を囲むギルドハウス

マルクト広場を囲むギルドハウス

歴史博物館

スタッドハウス市庁舎

歴史博物館
スタッドハウス市庁舎 (Stadhuis) 

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

州庁舎(マルクト広場)
鐘楼(マルクト広場)
市庁舎 スタッドハウス

マルクト広場への道、鐘楼が見える

聖血礼拝堂Basilica of the Holy Blood

マルクト広場への道、鐘楼が見える
聖血礼拝堂 Basilica of the Holy Blood

マルクト広場

マルクト広場

大道芸人(マルクト広場 The Markt)

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

聖母マリア教会 Holy Savior Cathedral

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

中央はミケランジェロ作の
聖母子像
■ 水の都:ブルージュ 運河
中世におけるヨーロッパ有数の古都。水運業を通じて(ハンザ同盟の町として)毛織物の交易で栄える。9世紀ごろより、運河を通じて北海とつながり、13世紀から14世紀にかけてハンザ同盟の中核都市として、毛織物の交易で隆盛を極めた。しかし15世紀後半、北海から流入する土砂で運河が埋まり、船の航行が困難となり、港の機能を失って衰退した。

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

ブルージュ

ペギン会修道院Beguinage(Wijngaardstraat,Brugge) 

ペギン会修道院Beguinage(Wijngaardstraat,Brugge) 

ペギン会修道院 Beguinage(Wijngaardstraat,Brugge) 
マルクト広場の南西にあるベギン会修道院は、世界遺産「フランドル地方のベギン会修道院」の1つ

郊外

郊外

運河沿いの街並み:ショッピングカーならぬ移動販売馬車
▼ 国際会議 座長&招待講演(日本・東京) 1989年
第2回国際微量元素医学会 ISTHER(日本) 座長&招待講演 1989年8〜9月

荒川泰昭

▼ 会場:東京・私学会館、日大会館(東京)
▼ 大会会長:冨田寛教授(日本大・日本微量元素学会) 
▼ 第2回国際微量元素医学会(ISTHER) 座長&招待講演

ISTERH−1

ISTERH−2

ISTERH−3

Prasad 教授
(亜鉛欠乏症発見者)
Tomita 教授(会長)
Nomiyama教授(副会長)
Prof. Arakawa
(がん部門の座長を務める)

ISTERH−4

ISTERH−5

▼ 国際会議(マレーシア)特別招待講演 1989年
第1回ANAIC第14族元素(スズ、シリコン)に関する国際化学会議(マレーシア)
特別招待講演 1989年10月

荒川泰昭

▼ 会場:マラヤ大学(クアラルンプール・マレーシア)
■ 大会会長:V.C. Kumar Das 教授(マラヤ大)
▼「第14族元素」国際化学会議(マレーシア) 特別招待講演
▼ 招聘状

国際会議(マレーシア)

クアラルンプール

クアラルンプール

クアラルンプール市街の夜景

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

大会前日: Lappert 教授(英国・サセックス大)夫妻と  ホテルレストランにて
▼ 座長&特別招待講演
第1回ANAIC 第14族元素(スズ、シリコン)に関する国際化学会議(マレーシア)

第1回ANAIC国際会議(マレーシア)

第1回ANAIC国際会議(マレーシア)

マラヤ大学スタッフ

マラヤ大学スタッフ

会場係 マラヤ大学スタッフと

ブラウン

ブラウン

ノーベル化学賞受賞者 Prof. H.C.Brown(米国) オープニングリマーク
ノーベル化学賞受賞者 Prof. H.C.Brown(米国)と Kumar Das大会会長(マラヤ大学)

第1回ANAIC国際会議(マレーシア)

第1回ANAIC国際会議(マレーシア)

ノッポのLukevics 教授(モスクワ大学・ソ連邦アカデミー委員)と
隣り奥テーブルの白髪者が、Prof. H.C.Brown (ノーベル化学賞受賞者)
▼ マレーシア国王の招待による晩餐会
国王名:Duli Yang Maha Mulia Paduka Seri Sultan Azlan Muhibbuddin Shah Ibni Al-Marhum Sultan Yussuf Izzudin Shah Ghafarullahu-lah:ペラ州    

国王招待・晩餐会

マレーシア国王の招待による晩餐会

マレーシア国王招待の晩餐会

マレーシア国王招待の晩餐会

隣り奥テーブルの白髪者が、Prof. H.C.Brown (ノーベル化学賞受賞者)
マレーシア国王夫妻

マレーシア国王招待の晩餐会

マレーシア国王招待の晩餐会

マレーシア国王招待の晩餐会

マレーシア国王招待の晩餐会

Neumann 教授(ドイツ・ドルトムント大)らと同席
Lukevics 教授(ソ連邦・モスクワ大)、Gielen 教授(ベルギー・ブリュッセル大)
▼ アトラクション

国際会議(マレーシア)

国際会議(マレーシア)

国際会議(マレーシア)

国際会議(マレーシア)

司会者にゲスト紹介でダンスに引っ張り出される
▼ エクスカーション:ゴム農園見学(マレーシア)

国際会議(マレーシア)

国際会議(マレーシア)

スズ鉱山見学    Marton 教授(イタリア・パドア大)と

スズ鉱山見学

スズ鉱山見学

スズ鉱山&ゴムの製造見学 
Lappert教授(英国・サセックス大)、Marton教授(イタリア・パドア大)、Tagliavini 教授(イタリア・パドア大)
スズ鉱山&ゴムの製造見学 
Tagliavini 教授(イタリア・パドア大)、Petrosyan 教授(ソ連邦・モスクワ大)

国際会議(マレーシア)

国際会議(マレーシア)

スズ鉱山&ゴムの製造見学 
Lappert教授(英国・サセックス大)夫妻
スズ鉱山&ゴムの製造見学 
ゴムの木:滲出液の採取口

国際会議(マレーシア)

国際会議(マレーシア)

スズ鉱山&ゴムの製造見学 
Marton教授(イタリア・パドア大)、
Tagliavini 教授(イタリア・パドア大)と
スズ鉱山&ゴムの製造見学 
Lukevics 教授(ソ連邦・モスクワ大)

国際会議(マレーシア)

国際会議(マレーシア)

スズ鉱山&ゴムの製造見学  
Marton教授(イタリア・パドア大)
スズ鉱山&ゴムの製造見学

国際会議(マレーシア)

国際会議(マレーシア)

Tagliavini 教授(イタリア・パドア大)と
山本教授(東北大学工学部金属合成)
天然ゴム
天然ゴムはマレーシアの主要農産物であり、かっては生産国の1位はマレーシアであったが、近年では1位はタイ、2位はインドネシア、3位がマレーシアとなっており、この3カ国で世界全体の生産量の7割以上を占めている。マレーシアは1888年、シンガポール植物園の園長に就任したリドレーの執拗な品種改良研究により、シンガポールは世界のゴム貿易の中心地として大きな発展を遂げ、戦後世界一の生産国となったが、1990年以降にゴムからアブラヤシへの植え替えが進んだために後退。また、5〜7位にはインド、中国、ベトナムが続き、天然ゴムはほぼ東南アジア独自の特産品となっている。

パララバー(ゴムの木)の名前の由来
20世紀になると、自動車産業の発展、そして戦争と結びついてゴムの需要は飛躍的に増加し、列強国のゴム資源の競争が激化し、アマゾン流域のゴムの原生林にも人々が群がり、ゴムの積出し港であったブラジルの「パラ」(現在のマナウス)が世界のゴム取引の中心地となった。パララバーの名前はこの港に由来している。
▼ 帰途、ペナン島にて休憩

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリ・ラ ラササヤン リゾート アンド スパ
(Shangri-La’s Rasa Sayang Resort and Spa)
バトゥ・フェリンギ・ビーチ沿いにある高級老舗ホテル
ペナン島は「東洋の真珠 (The Pearl of The Orient)」と呼ばれ、現在でもマレーシア随一の観光地である。近年、市街地のジョージタウンは世界遺産に登録された。また、島の北部のパトゥ・フェリンギ、テロック・バハンには高級リゾートホテルが立ち並ぶビーチがある。
▼ 国際会議 招待講演(ロシア・モスクア) 1992

モスクワ大学訪問

モスクワ大学訪問

ロシア・モスクワ国際会議(モスクワ大学)

ロシア・モスクワ国際会議(モスクワ大学)

ロシア・モスクワ大学  招待講演

モスクワ大学キャンパス内 噴水池枯渇

モスクワ大学キャンパス内 噴水池枯渇

ソ連邦崩壊直後のためか、モスクワ大学キャンパス内・噴水池は枯渇していた!

赤の広場

ブラガヴェシェンスキー寺院

赤の広場(左側:デパート、右側:クレムリン、正面:ワシリー聖堂、手前:博物館)
ブラガヴェシェンスキー寺院

聖ワシリー聖堂

国立歴史博物館

広場に建つ聖ワシリー聖堂(ロシア正教会)
赤の広場に建つ国立歴史博物館

スバスカヤ(救世主)塔

トロイツカヤ塔(上部)

トロイツカヤ塔 (下部)

広場の南東端に建つスバスカヤ(救世主)塔(クレムリン城壁の一部)(上部)
トロイツカヤ塔(上部)
トロイツカヤ塔(下部)
▼ 国際会議 招待講演(ラトビア・リガ) 1992年
第7回「第14族元素(スズ、ゲルマニウム、鉛)の有機金属化学ならびに配位化学」に関する国際会議(ロシア・ラトビア) 特別招待講演 1992年9月

荒川泰昭

▼ 会場:ラトビア科学アカデミー(ラトビア・リガ)
▼ 大会会長:Lukevics 教授(ソ連邦科学アカデミー・モスクワ大)
▼「第14族元素の有機金属・配位化学」国際会議  特別招待講演
▼ 招聘状

国際会議(リガ)招聘状

▼ 特別招待講演

ラトビア科学アカデミーハウス(ラトビア・リガ)

ラトビア科学アカデミーハウス(ラトビア・リガ)

ラトビア科学アカデミーハウス(ラトビア・リガ)会場&ホテル
同泊していた「エーザイ(株)」社長夫妻の翌朝の言:「先生、シャワーの水がドブ臭くありませんか?」。ソ連邦崩壊直後であり(そのため、会議場を急遽モスクワ大学からラトビア・リガへ変更した経緯あり)、白いテイッシュすら無く、衣食は配給制で、国自体が困窮を極めていた。大会運営費の一部は日本(企業)よりサポートされた。
▼ 開会前日のエクスカーション:リガ市街観光

ドム大聖堂

ドム大聖堂

ドム大聖堂(神の家)の前で

ドム大聖堂の前で

ドム大聖堂の前で

ドム大聖堂 Domus Dei(神の家)の前で
市街各所で野外演奏が見られる

ブレーメンから送られたブレーメンの音楽隊像

姉妹都市ブレーメンから送られた「ブレーメンの音楽隊」の像
ブレーメンの音楽隊(現物はここにあった!): グリム童話の物語の一編で、人間に捨てられ、あるいは食料にされようとした動物たちが一致協力して自分たちの新生活を切り開いていく物語に出てくる。下から ロバ、イヌ、ネコ、ニワトリ。(音楽の教科書によく掲載されている)

ラトビア・リガ

ラトビア・リガ

ラトビア・リガ市街

14世紀のアールヌーボー建築に溢れる古都:ラトビア・リガ
▼ 会長招宴:バルト海沿岸のホテルで晩餐会
  大会長: Lukevics 教授(ソ連邦科学アカデミー・モスクワ大)(左端)
 

国際会議(ロシア・ラトビア)

国際会議(ロシア・ラトビア)

バルト海沿岸のホテルで晩餐会 (左端:大会長 Lukevics モスクワ大教授)

ラトビア民謡の演奏

ラトビア民謡の演奏

ラトビア民謡の演奏

ラトビア民謡の演奏

アトラクション:ラトビア民族衣装でラトビア民謡の演奏

晩餐会 バルト海の夕焼け

晩餐会 バルト海の夕焼け

会長招宴:バルト海沿岸のホテルで晩餐会
晩餐会 バルト海の夕焼けを背景に
最後に、大会長:Lukevics 教授(ソ連邦・モスクワ大)と2人で、
日本の歌「知床旅情」を歌う
▼ 国際会議 特別招待講演(日本・東京) 1993年
第14族上列元素の有機化学、生物有機化学、生物無機化学に関する国際会議(日本) 特別招待講演  1993年7月26〜28日

荒川泰昭

▼ 主催:日本・東京大学理学部
▼ 会場:日本・東京大学・山上会議場
▼「元素の有機・無機生物化学」国際会議  特別招待講演

日本・東京大学ー1

「元素の有機・無機生物化学」国際会議 特別招待講演 (東京大学・山上会議場)
▼ 国際会議 座長&招待講演(マレーシア) 1993年
第2回ANAIC典型元素の材料科学ならびに環境化学に関する国際会議(マレーシア) 座長&招待講演 1993年11月

荒川泰昭

▼ 会場:マラヤ大学(マレーシア)
▼ 大会会長:Kumar Das 教授(マレーシア・マラヤ大)
▼「典型元素の材料科学&環境化学」国際会議 座長&招待講演

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

クアラルンプール(マレーシア)市街の夜景

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

左から Lukevics 教授(ソ連邦・モスクワ大) Petrosyan 教授(ソ連邦・モスクワ大) Haiduc 教授(ルーマニア・バベスボリアイ大)、Kumar Das 教授(大会会長:マレーシア・マラヤ大)、Arakawa(日本)、Harrison 教授(英国・ノッテインガム大)らと

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

左から Petrosyan教授(ソ連邦・モスクワ大)、Petrosyan教授夫人、Haiduc教授(ルーマニア・バベスボリアイ大)、Kumar Das教授(大会会長:マレーシア・マラヤ大)、Lukevics教授(ソ連邦・モスクワ大)、Arakawa教授(日本)、Harrison教授(英国・ノッテインガム大)
▼ 座長&招待講演

第1回ANAIC国際会議(マレーシア)

「典型元素の材料科学ならびに環境化学」国際会議 招待講演(マレーシア)

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

第2回ANAIC典型元素の材料科学ならびに環境化学に関する国際会議
▼ 懇親会

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

▼ 会長招宴

懇親会

▼ アトラクション

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

第2回ANAIC国際会議(マレーシア)

▼ エクスカーション:スズ鉱山採掘場見学

スズ採掘場

スズ採掘場

スズ採掘場

スズ採掘場

スズ採掘場

スズ採掘場

マレーシア

マレーシアはスズの世界一の産出国である。
19世紀以来のマレー半島の発展は、イギリスによるスズ鉱山の開発とプランテーションの二つを軸にして展開してきた。マレーシアのスズ鉱産業は、1848年、ペラのラルートでのスズ鉱山開発が始まりである。イポーのキンタ渓谷からクアラ・ルンプールのクラン渓谷にかけての一帯はマラヤン・ティン・ベルト(Malayan Tin Belt)と呼ばれ、世界最大のスズ生産地として名を馳せた。
▼ 帰途、ペナン島にて休憩(2度目の訪問)

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリラ ホテル

シャングリ・ラ ラササヤン リゾート アンド スパ
(Shangri-La’s Rasa Sayang Resort and Spa)
バトゥ・フェリンギ・ビーチ沿いにある高級老舗ホテル。
ペナン島は「東洋の真珠 (The Pearl of The Orient)」と呼ばれ、現在でもマレーシア随一の観光地である。近年、市街地のジョージタウンは世界遺産に登録された。また、島の北部のパトゥ・フェリンギ、テロック・バハンには高級リゾートホテルが立ち並ぶビーチがある。
▼ ORTEP世界会議 特別招待講演&座長(日本・郡山)1994年
第12回 有機スズ環境計画(ORTEP) 世界会議(日本) 特別招待講演&座長
1994年10月26〜29日

荒川泰昭

▼ 主催:有機スズ環境計画(ORTEP) 世界会議
▼ 会場:ホテルはまつ(日本・郡山)
▼ 有機スズ環境計画(ORTEP) 世界会議 特別招待講演&座長
▼ 特別招待講演&座長
日本中が水銀、鉛、カドミウム、ヒ素などによる公害問題で苦悩している頃、先取りをして、これら物質に替わり将来問題を起こし得る物質は何かを検索し、水銀、鉛などに替わり工業界、農水産業界、食品業界等において最も頻用され、地球上に残存し得る(水、空気、光、温度などに安定な)物質として有機スズを取り上げ、研究を開始した。

有機スズは化学構造上、多種多様の生物活性を示すが、とくに亜鉛と拮抗して免疫系、脳神経系、内分泌系などあらゆる生命機能の応答に絡み、構造に応じて、有益な作用としては抗がん作用や抗炎症作用を、また有害作用としては一過性の免疫毒性、脳神経毒性、内分泌(ホルモン)毒性、生殖毒性などを持つことを見出した。
この有機スズの研究は、その後とくに抗がん剤の開発など有効利用の面と食器・食品包装紙汚染由来の食品汚染や船底塗料由来の海洋汚染など有害な面の功罪両面で発展し、世界が注目するところとなった。

例えば、研究を開始して3〜4年後、抗がん剤の開発など有効利用の面では、米国の国立がん研究所(NCI)や有機&無機にわたる元素の生物活性を探索する世界の化学者たちの興味の中心となり、多くの国際会議が発足し、毎年主要国で持ち回り開催された。

また有害な面では、同様に研究開始3〜4年後、この研究が食品汚染や海洋汚染の問題発覚と共に、WHO特別委員会や米国商務省(NBS)や海軍研究所等の目に留まり、これら機関をはじめロックフェラー大学など全米の各大学から招聘、講演、研究指導、研究協力などを要請されるところとなる。

海洋汚染に関しては、これに端を発して、さらに、この研究が全米からヨーロッパへと波及し、多くの国際会議も発足し、海洋汚染など世界レベルの環境問題へと発展した。そして、この研究はその後10年以上を経過した後、さらに雌雄変換など生態系の攪乱問題へと発展し、現在の環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)問題として認識されるに至っている。
▼ 会場:ホテルはまつ(日本・郡山)

会場:ホテルはまつ(郡山)

会場:ホテルはまつ(郡山)

会場:ホテルはまつ(日本・郡山)(写真はホテルHPより)

第12回有機スズ環境計画世界会議

第12回有機スズ環境計画世界会議

講演前日のデイナーより参加(ホテルはまつ8F スカイ・バンケットルーム)
海外参加者たちの一行(ホテルはまつ8F スカイ・バンケットルーム)知り合い見当たらず
▼ 特別招待講演&座長

第12回有機スズ環境計画世界会議

第12回有機スズ環境計画世界会議

第12回有機スズ環境計画世界会議

有機スズ環境計画(ORTEP) 世界会議  特別招待講演  
▼ 会長招宴
会長招宴:海外招待者中心(郡山市内 日本料理・料亭「京香」)

会長招宴

会長招宴

会長招宴:日本料理・料亭「京香」(郡山)
▼ エクスカーション
秋の磐梯山、裏磐梯高原ホテル、檜原湖、猪苗湖、五色沼、会津鶴ヶ城などを観光

裏磐梯高原ホテルより裏磐梯と五色沼

裏磐梯高原ホテルより裏磐梯と五色沼

標高831mに佇む「裏磐梯高原ホテル」にて昼食:窓外の庭園を越して、近位に五色沼、遠位に裏磐梯山を一望できる窓際の最良席で(右写真はホテルHPより改変)
▼ 国際会議 特別招待講演&座長(中国・武漢) 1998年
第2回「食物連鎖と微量元素」に関する国際会議(中国・武漢) 特別招待講演&座長 1998年11月9日〜15日

荒川泰昭

▼ 会場:国立華中農業大学(中国・武漢 Wuhan)
■ 大会会長:Yifeng Chen 教授(華中農業大)
▼「食物連鎖と微量元素」に関する国際会議 特別招待講演&座長
▼ 招聘状

中国国際会議招聘状

大会会長からの催促が届いた。2か月前(6月)には当大会のコミッテイより「招聘状」が届いていたが、折り悪く、ドイツ、イタリア、ロシアと他国からの招聘もあり、選択の兼ね合いが難しく、ギリギリ(8月)まで招聘受諾の回答が出来なかった。

中国国際会議招聘ビザ

▼ 会場:華中農業大学(中国・武漢 Wuhan)
  大会会長:Yifeng Chen 教授
  

中国・武漢 市街(ホテル窓外)

微量元素と食物連鎖に関する国際会議(中国)

微量元素と食物連鎖に関する国際会議(中国)

中国・武漢の景観 黄色い空気に包まれるホテル窓外
▼ 特別招待講演&座長  

案内状冊子

最終案内冊子

微量元素と食物連鎖に関する国際会議

微量元素と食物連鎖に関する国際会議

招待講演者らとChen教授(大会会長): Bratter教授(ドイツ)、Taton教授(ポーランド)、Arakawa(日本)  中国全土よりの参加で、テレビ放映であった。特別講演だけでなく、座長、運営委員と4日間、連日ステージ上に座らされた。

(上部)

(上部)

講演者らと
ポストドクターの教室員が毎日専属で送り迎えなど、終日世話をしてくれた。

微量元素と食物連鎖に関する国際会議

微量元素と食物連鎖に関する国際会議 特別招待講演 (中国・武漢)

国際会議

国際会議

微量元素と食物連鎖に関する国際会議 特別招待講演(中国・武漢)
中国全土からの参加で、テレビ中継が連日入る。
特別招待講演事情: 出国時は多忙を極め、いつもの如く、講演原稿(英語)を用意せず現地に入ったが、ホテル到着後、中国全土テレビ放映とのことで、通訳者より、英語講演を事前に中国語へ翻訳させてほしいとの要望から、急遽講演の文言を英語で書かされる羽目となった。しかも、英語講演を中国語に時間差通訳するため、1時間の講演が倍近くの時間を要することになった。

国立華中農業大学 学生寮(全寮制)

微量元素と食物連鎖に関する国際会議(中国)

微量元素と食物連鎖に関する国際会議(中国)

国立華中農業大学 学生寮(全寮制)
学生たちに学生寮に招待され、活気あふれる学生寮で夜おそくまで教室員や学生たちと歓談した。
中国の食糧事情を反映してか、広大なキャンパス内で遺伝子組み換え農業が盛んに試みられている。中国全土から3度の国家試験で選び抜かれた学生たちは全寮制で学生生活を送っている。学生たちにその学生寮に招待され、活気あふれる学生寮で夜おそくまで学生たちと歓談した。持参の英文著書(製本)を2,3冊プレゼントしたが、翌日には質問をしてくるハングリーな向学心に感心した。(現時点では、研究のレベルや技法において30年ほどの遅れを感じるが、きっとそれ程の年数を要せずに追いついて来るだろう)
▼ エクスカーション:中国・武漢市街(三国志の黄鶴楼)

黄鶴楼 西大門 三楚一廔

攬虹

武漢・黄鶴楼 西大門 三楚一廔
武漢・黄鶴楼 攬虹

三国志の武漢・黄鶴楼

三国志の武漢・黄鶴楼

三国志の武漢・黄鶴楼(下部)
三国志の武漢・黄鶴楼(上部)

微量元素と食物連鎖に関する国際会議(中国・武漢)

微量元素と食物連鎖に関する国際会議(中国)

黄鶴楼 崔
昔人已乗黄鶴去 此地空餘黄鶴楼 黄鶴一去不復返 白雲千載空悠悠 晴川歴歴漢陽樹 芳草萋萋鸚鵡洲 日暮郷関何處是 煙波江上使人愁
【黄鶴楼】は湖北省にある長江を見下ろす楼台。「江南三大名楼」の一つである。その昔、李白がこの黄鶴楼を訪れた際、黄鶴楼を詩に詠い込もうとしたが、この崔(さいこう)の詩を知り、これ以上のものはできないと詩詠を諦めたという七言律詩(右側写真)である。

微量元素と食物連鎖に関する国際会議(中国)

微量元素と食物連鎖に関する国際会議(中国)

黄鶴楼から武漢全景を見る(招待講演のBratter教授(ドイツ)と)

微量元素と食物連鎖に関する国際会議(中国・武漢)

黄鶴楼から見た武漢景観(長江に架かる武漢大橋が見える)

微量元素と食物連鎖に関する国際会議(中国)

微量元素と食物連鎖に関する国際会議(中国)

黄鶴楼から見た武漢全景
▼ 帰途、経由地・上海で、豫園を見物

上海・オークラグランドホテル(花園飯店)

豫園(上海)

オークラ・ガーデンホテル上海:
10日間の武漢での国際会議期間中、連日、中国宮廷料理をご馳走になったが、さすがに日本料理が恋しくなり、上海では、ホテル支配人の好意により魚介類の舟守、酢の物、漬物、味噌汁を調理していただく。
帰途、豫園(上海)を見物:
豫園とは「楽しい園」の意。石と池を配した江南風の庭園。戦後、現在の豫園と豫園商場に分割された。

豫園商域(上海)

豫園商域(上海)

豫園商域(上海)

豫園商域(上海)

豫園商域(豫園商場、豫園老街)(上海)

豫園(上海)

豫園(上海)

豫園(上海)

豫園(上海)

豫園(上海)

豫園(上海)

豫園 (上海)

豫園(上海)

豫園(上海)

豫園は、中国・明の時代(日本・室町時代後期)の優雅な古典庭園で、430年以上の歴史を誇り、江南式庭園の傑作として知られる。池と石との配置が絶妙で、池泉に回廊や九曲橋が巡らされ、凹凸のある奇石の太湖石(蘇州・太湖産の石灰石)で假山(築山)が造られている。1982年には国宝級の文化遺産として国の文化遺産保護制度の1つである「全国重点文物保護単位」に認定されている。

学会活動関係 −国際学術協力−

■ 学会活動関係 −国際学術協力−
Academic activities related
−International academic cooperation−
▼ 食品汚染ー「PCB中毒(油症)事件」解決のための台湾政府行政院からの招聘:招待講演、実態調査および研究協力(台湾) 1980年、1980年、1984年
食品汚染「PCB中毒(油症)事件」解決のための台湾政府(行政院衛生署)からの招聘:招待講演、実態調査ならびに研究協力(中華民国台湾)  1980年2月、1980年9月、1984年12月

荒川泰昭

我が国で最大の食品公害と騒がれた「カネミ油症事件」と類似の食用油による中毒事件が、1979年3月、台湾の台中・彰化など中部諸都市を中心に集団発生した。患者は、黒色面皰、ざ瘡様皮疹(アクネ)、眼脂過多、歯肉及び指趾爪の色素沈着、腹痛、性的不能など油症特有の病像を呈し、その数は1980年末で1800人を超えた。
発生当初、台湾行政院衛生署(防疫處)の許書刀長官が東京大学医学部衛生学教室および厚生省「カネミ油症治療研究班」へその原因究明ならびに医療に関する研究協力を依頼して来た。
▼ 台北・円山大飯店グランドホテル

円山大飯店(台北)ー夜景ー

円山大飯店(台北)ー夜景ー

世界7大ホテルの1つ(蒋介石の妻の所有):円山大飯店(台北)
最上階のベランダからは雲の上の如きで眺望抜群 

台北・円山大飯店ロビー

台北・円山大飯店 室内

台北・円山大飯店 室内

世界7大ホテルの1つ(蒋介石の妻の所有):円山大飯店(台北)
最上階のベランダからは雲の上の如きで眺望抜群 
▼ 中華民国(台湾)行政院衛生署

台湾衛生署 許書刀長官

台湾衛生署 許書刀長官と中毒患者調査へ

台湾行政院衛生署 許書刀長官
台湾行政院衛生署・許書刀長官と中毒患者調査
▼ PCB中毒研究に関する招待講演とPCB中毒患者の実態調査

張耀雄衛生局長

台湾政府より感謝状授受

張耀雄衛生局長による紹介
感謝状

感謝状

張 耀雄 行政院衛生局長より感謝状
▼ PCB中毒患者調査

PCB中毒患者

PCB中毒患者:顔面アクネ

PCB中毒患者より採血(許書刀衛生署長官)
PCB中毒症状ー顔面アクネ

PCB中毒症状ー後頭頚部アクネー

PCB中毒症状ー背中アクネー

PCB中毒症状ー後頭頚部アクネ
PCB中毒症状ー背中アクネ

PCB中毒症状ー臀部・陰部アクネ

PCB中毒症状ー陰部アクネ

PCB中毒症状ー臀部・陰部アクネ
PCB中毒症状ー陰部アクネ

PCB中毒症状ー母親妊娠中に暴露ー黒子出産

PCB中毒症状ー母親妊娠中に暴露ー黒子出産

妊婦暴露による黒子出産(追跡したが、1年後死亡)

台湾盲学校生徒

顔面アクネ

盲学校の生徒全員がPCB中毒:
給食により暴露
PCB中毒症状ー顔面アクネ

眼脂過多

歯肉黒変

PCB中毒症状ー眼脂過多・顔面アクネ
PCB中毒症状ー歯肉黒変

背中のアクネ

陰部アクネ

PCB中毒症状ー背中アクネ
PCB中毒症状ー陰部アクネ

PCB中毒症状ー手爪黒変

PCB中毒症状ー足爪黒変

PCB中毒症状ー手爪黒変
PCB中毒症状ー足爪黒変
PCB中毒患者の外面的認定症状
全身性アクネ(とくに顔面、背中、陰部、臀部)、眼脂過多、歯肉黒変、両手足の爪黒変などを中毒認定の外面的主要症状とする。

台湾における油症(PCB中毒)の分析

「台湾における油症(PCB中毒)の分析」 (日本分析化学会誌掲載)
▼ 海洋汚染ー有機スズ海洋汚染の問題解決に関する米国政府招聘:
 米国商務省標準局NBS & 米国海軍研究所 招待講演
 
有機スズ海洋汚染(のちの環境ホルモン)解決のために米国商務省標準局(NBS)ならびに米国海軍研究所より招聘される 1985年5月(42歳) 1988年7−8月(46歳)

荒川泰昭

▼ 有機スズの研究開始事由
日本中が水銀、鉛、カドミウム、ヒ素などによる公害問題で苦悩している頃、先取りをして、これら物質に替わり将来問題を起こし得る物質は何かを検索した。ポーリングによる結合エネルギーやマリケンによるイオン化ポテンシャルと電子親和力とから求める電気陰性度などを駆使して、水銀、鉛などに替わり工業界、農水産業界、食品業界等において最も頻用され、地球上に残存し得る(水、空気、光、温度などに安定な)物質として有機スズを取り上げ、研究を開始した。

有機スズは化学構造上、多種多様の生物活性を示すが、とくに亜鉛と拮抗して免疫系、脳神経系、内分泌系などあらゆる生命機能の応答に絡み、構造に応じて、有益な作用としては抗がん作用や抗炎症作用を、また有害作用としては一過性の免疫毒性、脳神経毒性、内分泌(ホルモン)毒性、生殖毒性などを持つことを見出した。

この有機スズの研究は、その後とくに抗がん剤の開発など有効利用の面と食器・食品包装紙汚染由来の食品汚染や船底塗料由来の海洋汚染など有害な面の功罪両面で発展し、世界が注目するところとなった。

例えば、研究を開始して3〜4年後、抗がん剤の開発など有効利用の面では、米国の国立がん研究所(NCI)や有機&無機にわたる元素の生物活性を探索する世界の化学者たちの興味の中心となり、多くの国際会議が発足し、毎年のように主要国で持ち回り開催されている。

また有害な面では、同様に研究開始3〜4年後、この研究が食品汚染海洋汚染の問題発覚と共に、WHO特別委員会米国商務省(NBS)や海軍研究所等の目に留まり、これら機関をはじめロックフェラー大学など全米の各大学から招聘、講演、研究指導、研究協力などを要請されるところとなる。

海洋汚染に関しては、これに端を発して、さらに、この研究が全米からヨーロッパへと波及し、多くの国際会議も発足し、海洋汚染など世界レベルの環境問題へと発展した。そして、この研究はその後10年以上を経過した後、さらに雌雄変換など生態系の攪乱問題へと発展し、現在の環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)問題として認識されるに至っている。
▼ 研究成果事例
▼ 米国商務省標準局(NBS) ならびに米国海軍研究所からの招聘 
 (招待講演ならびに研究協力)
有機スズが持つ種々の生物活性の機序について解説し、有機スズ測定法を教授し、島津製作所のガスクロマトグラフ装置および高速液体クロマトグラフ装置を紹介、推薦する

米国ホワイトハウス

米国財務省

米国ホワイトハウス
ホワイトハウスの東側に隣接の米国財務省

米国商務省

米国商務省

財務省と並び、ホワイトハウス前庭(ザ・エリプス)の東側に隣接の米国商務省(赤い屋根)

米国商務省標準局NBSにて招待講演

米国商務省標準局NBSにて招待講演

米国商務省標準局NBSにて招待講演

ホワイトハウス構内にて

ホワイトハウス構内にて

ホワイトハウス構内にて

ホワイトハウス前庭

ホワイトハウス前庭

ホワイトハウス前庭(ザ・エリプス)にて

アメリカ合衆国建国の父の1人:アレキサンダー・ハミルトン

ワシントン記念塔

リンカーン記念館

米国建国の父の1人:アレキサンダー・ハミルトン像(財務省前)にて
ワシントン記念塔
リンカーン記念館
▼ ロックフェラー大学 招待講演

ロックフェラー大学にて講演

ロックフェラー大学にて講演

ファウンダーズ・ホール

ロックフェラー大学にて講演

ロックフェラー大学にて講演
▼ ハーバード大学へ招待

-ハーバード大

-ハーバード大

ジョン・ハーバード座像

ジョン・ハーバード座像

ハーバード大学 ジョン・ハーバード座像の前にて
▼ ネバダ大学への招待

ネバダ大学(リノ)学長に招待される

ネバダ大学(リノ)学長に招待される

ネバダ大学(リノ)学長に招待される

ネバダ大学(リノ)学長に招待される

米国ネバダ州立大学学長(リノ)に招待される

米国ユタ大学医学部時代

米国ユタ大学医学部時代

米国リノ大学への招待

ネバダ大学への招待
米国ネバダ大学(リノ)学長から招待される: 学長夫妻と食事 リノの夜を満喫
▼ パドア大学(イタリア・パドア)へ招待

世界最古の大学・パドア大学 国際会議特別勝田講演

世界最古の大学・パドア大学 国際会議特別勝田講演

特別招待講演 世界最古の大学・パドア大学(イタリア)にて

パドア大学(イタリア)

パドア大学(イタリア)

Tagliavini教授(イタリア・パドア大)と
パドア大(イタリア)・ケミストリーへの招待

バイオロジー分野の教授たちと

バイオロジー分野の教授たちと

パドア大学・バイオロジーへの招待(教授たちと)
▼ 英国へ長期出張
◉ オックスフォード大学(英国)

オックスフォード大学

オックスフォード大学

オックスフォード大学

オールソールズ カレッジ
コンドリントンライブラリー
ラドクリフ カメラ

オックスフォード大学

オックスフォード大学

オックスフォード大学
近位:オックスフォードのランドマーク:ラドクリフ カメラ(左端)とラドクリフスクエア、中位:コンドリントンライブラリー、遠位:オールソールズカレッジフォークスムーアズタワー の前で

オックスフォード大学

オックスフォード大学

右手前:ラドクリフ カメラ 、 後方:セント・メアリー教会

オックスフォード大学

オックスフォード大学

オールソールズ カレッジ

オックスフォード大学

オックスフォード大学

クイーンズカレッジ

オックスフォード大学

オックスフォード大学

バリオールカレッジ
バリオールカレッジ ゲイトタワー

オックスフォード大学

オックスフォード大学

化学系研究棟
◉ サセックス大学(英国)

サセックス大学キャンパス(ブライトン)

サセックス大学キャンパス(ブライトン)

サセックス大学

サセックス大学キャンパス(ブライトン)

サセックス大学キャンパス(ブライトン)

サセックス大学キャンパス(ブライトンBrighton)
イギリス屈指のリゾート地ブライトンに広大かつ美しいキャンパスを構える。イングランドにおいて、政府認定の美しい景観(South Downs国立公園内)の中にキャンパスを構えるのはサセックス大学だけである。

サセックス大学キャンパス(ブライトン)

サセックス大学キャンパス(ブライトン)

サセックス大学キャンパスは、第1級英国政府指定建築物(Grade I or II)として、キャンパス内の建物はすべて法律によって保護されている。
◉ ロンドン居住(英国)

ロンド市街街

ロンド市街街

ロンドン市街

国会議事堂 / ベッグペン

ウエストミンスター宮殿

国会議事堂 / ビッグペン
ウエストミンスター宮殿

バッキンガム宮殿前

バッキンガム宮殿前

バッキンガム宮殿前

セントポール大聖堂

大英博物館中央ホール

セントポール大聖堂
大英博物館中央ホール

ウインザー城

ウインザー城

ウインザー城

ウインザー城

ウインザー城

ウインザー城 衛兵と

ウインザー城 衛兵と

ハプニング! 突然、直立不動の衛兵がこちらへ来るようにと手招きし、並列撮影を許可してくれる(通常では許されない近衛兵の特別配慮)
◉ サセックス・ブライトン(英国)

ロイヤル・パビリオン(国王ジョージW世建造)

ロイヤル・パビリオン(国王ジョージW世建造)

ブライトンのランドマーク: ロイヤル・パビリオン(王室の住居)Royal Pavilion
1800年初頭、国王ジョージ4世により建造された王室の住居
インド風の外観とオリエンタルな内装が美しい

ブライトン・ビーチ

ブライトン・ビーチ

ブライトン・ビーチ

イギリス屈指のシーサイド・リゾート地:「ブライトンBrighton ビーチ」
夏は海水浴場でにぎわう。中央:パレス・ピア(ブライトン・ピア)桟橋、遊園地

学会活動関係 −国内会議−

■ 学会活動関係 −国内会議−
Academic activities related
−Internal Congress−
▼ 日本免疫毒性学会を主催

学会主催

日本免疫毒性学会を主催

会長挨拶

会長挨拶(荒川泰昭)

メイン会場風景

メイン会場風景

設置の12会場の内、メイン会場の風景

会長講演

会長講演の座長:森本兼嚢教授(阪大医)

会長講演 荒川泰昭
会長講演の座長 森本兼嚢教授(阪大医)

特別講演座長

特別講演座長

特別講演の座長(荒川泰昭)

教育講演 和田攻名誉教授(東大医)

特別講演 名倉宏教授(東北大医)

教育講演 和田攻名誉教授(東大医)
特別講演 名倉宏教授(東北大医)

教育講演 上野川修一教授(東大農)

特別講演 清野宏教授(東京歯科大)

教育講演 上野川修一 教授(東大農)
特別講演 清野宏教授(東京歯科大)

特別講演・名倉宏教授(東北大医)と

特別講演・名倉宏教授(東北大医)と

特別講演・名倉宏教授(東北大医)と
特別講演・名倉宏教授(東北大医)と

教育講演・和田攻名誉教授と

学会賞受賞者と

教育講演・和田攻名誉教授(東大医)と
学会賞・奨励賞受賞者と

懇親会開会挨拶

懇親会開会挨拶(荒川泰昭)

静岡県立大学オーケストラ

静岡県立大学オーケストラ

学生たち(静岡県立大学オーケストラ)の演奏

日本免疫毒性学会(静岡)懇親会

日本免疫毒性学会(静岡)懇親会

懇親会

懇親会

懇親会

懇親会

懇親会

懇親会

司会のアナウンサー、和田攻名誉教授(東大医)と

学会終了直後:手伝ってくれたスタッフや学生たちと

学会終了直後:手伝ってくれたスタッフや学生たちと

学会終了直後:手伝ってくれたスタッフや学生たちと

学会終了直後:手伝ってくれたスタッフや学生たちと

手伝ってくれたスタッフや学生たちと慰労会

手伝ってくれたスタッフや学生たちと慰労会

手伝ってくれたスタッフや学生たちと慰労会
◉ 学生たちの学術会議運営への手伝い
学生参加の手作りの学術会議運営

学生たちの手伝い

学生たちの手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

学生たちの学術会議の手伝い

受付風景
▼ 金属の関与する生体関連反応シンポジウム(日本薬学会主催)主催

学会主催

日本薬学会主催・金属の関与する生体関連反応シンポジウムを主催(静岡)

金属の関与する生体関連反応シンポジウム

金属の関与する生体関連反応シンポジウム

会長挨拶(荒川泰昭)

金属の関与する生体関連反応シンポジウム

金属の関与する生体関連反応シンポジウム

金属の関与する生体関連反応シンポジウム

金属の関与する生体関連反応シンポジウム

並列進行のため設置の12会場の内、メイン会議場での風景

金属の関与する生体関連反応シンポジウム

日本薬学会主催・第14回 金属と生体関連反応シンポジウムを主催(静岡)
招待講演者:左から木村栄一(薬学会会頭)、和田攻(東大医名誉教授)、糸川嘉則(京大医名誉教授)、荒川泰昭大会会長、桜井弘(京都薬大教授)

金属の関与する生体関連反応シンポジウム

金属の関与する生体関連反応シンポジウム

学会運営を手伝ってくれた学生や他大学の先生方と慰労会

編集委員会(静岡・不月楼)

編集委員会(静岡・不月楼)

浮月楼 伊藤博文の書(静岡・徳川慶喜邸跡)
編集委員会(静岡・徳川慶喜邸跡 浮月楼)
前列右より糸川嘉則(京大医名誉教授)、荒川泰昭(理事長)、桜井弘(京都薬大教授)、後列右より佐治英郎(京大薬学部長)、千熊正彦(大阪薬大学長)
▼ 日本微量元素学会を主催

学会主催

日本微量元素学会を主催

第17回日本微量元素学会(静岡)

第17回 日本微量元素学会(静岡)懇親会 理事会メンバーを中心に 
(静岡・浮月楼:徳川慶喜屋敷跡にて)
前列左より、冨田寛(日大医名誉教授)、不破敬一郎(東大理名誉教授)、荒川泰昭(理事長、会長)、糸川嘉則(京大医名誉教授)、二島太一郎(監事)、木村修一(東北大農名誉教授)、高美茂夫(浜理薬品会長)、
中列左より、鈴木和夫(千葉大薬教授)、児玉浩子(帝京大医教授)、石川弘(日大医助教授)、高木洋治(阪大医教授)、倉澤隆平(病院顧問)、
後列左より、千葉百子(順天堂大医助教授)、雨宮次生(長崎大医教授)、荒川泰行(日大医付属病院長)、来客、池澤善郎(横浜市大医教授)、来客、武田厚司(静岡県大助教授)

日本微量元素学会(静岡)

日本微量元素学会(静岡)

日本微量元素学会(静岡)

日本微量元素学会(静岡)

並列進行のため設置の12会場の内、メイン会議場での風景

日本微量元素学会(静岡)

日本微量元素学会(静岡)

懇親会 会長挨拶(荒川泰昭)

日本微量元素学会(静岡)

日本微量元素学会(静岡)

学生たち(静岡県立大学オーケストラ)の演奏
期末試験の直前にもかかわらず、学生たちが頑張ってくれた!

日本微量元素学会(静岡)

日本微量元素学会(静岡)

日本微量元素学会(静岡)

日本微量元素学会(静岡)

前列左より、糸川嘉則(京大医名誉教授、仁愛大学長)、アナウンサー(司会)、荒川泰昭会長・理事長
前列左より、糸川嘉則(京大医名誉教授、仁愛大学長)、アナウンサー(司会)、荒川泰昭会長・理事長、後列左より、大森佐與子(大妻女子大教授)、田中久(元)京都薬大学長

日本微量元素学会(静岡)

日本微量元素学会(静岡)

前列左より、糸川嘉則(京大医名誉教授、仁愛大学長)、荒川泰昭会長・理事長、田中久(元)京都薬大学長、後列:大森佐與子(大妻女子大教授)
前列左より、糸川嘉則(京大医名誉教授、仁愛大学長)、荒川泰昭会長・理事長、田中久(元)京都薬大学長、後列左より アナウンサー(司会)、木村修一(東北大農名誉教授)

日本微量元素学会(静岡)

日本微量元素学会(静岡)

前列左より、木村美恵子(京大医・タケダサイエンス研究所長)、荒川泰昭会長・理事長、糸川嘉則(京大医名誉教授、仁愛大学長)、後列左より、千葉百子(順天堂大医、日本福祉大教授)、児玉浩子(帝京大医教授)、荒川泰行(日大医、付属病院長)
前列左より、荒川泰行(日大医、付属病院長)、倉澤隆平(佐久総合病院名誉院長)、荒川泰昭会長・理事長、後列:アナウンサー(司会)

日本微量元素学会(静岡)

スタッフ、学生と慰労会

スタッフ、学生と慰労会

会場運営を手伝ってくれた他大学教官&学生たちと慰労会(割烹・甲羅)
▼ 日本微量元素学会(京都)

京都・祇園茶屋にて

第16回日本微量元素学会(京都) 
招待講演のAnke教授(ドイツ)を交えて(京都・祇園茶屋にて)
左より政岡俊夫先生(麻布大学学長)、木村修一先生(東北大農名誉教授)、糸川嘉則先生(京大医名誉教授、仁愛大学学長)、Anke教授(ドイツ)、荒川泰昭(理事長)、冨田寛先生(日大医名誉教授・初代理事長)

京都祇園茶屋にて

京都祇園茶屋にて

京都祇園茶屋にて

京都祇園茶屋にて

京都祇園茶屋にて

京都祇園茶屋にて

招待講演のAnke教授(ドイツ)を交えて (京都・祇園茶屋にて)
▼ 日本微量栄養素学会を主催

第25回日本微量栄養素学会

第25回日本微量栄養素学会

第25回 日本微量栄養素学会(京都) 
会頭:荒川泰昭教授(静岡県立大学)、会場:京都全日空ホテル
学会となって初の記念すべき大会の会頭は、静岡県立大学の荒川泰昭教授が務めた。また、25周年特別企画として荒川教授を座長とし、「微量栄養素の新規機能の探索と安全性評価」をテーマに
    ◆『Phytochemicalの健康影響』
         渡邊昌先生(国立健康・栄養研究所理事長)
    ◆『安全性確保の科学的課題について』
         林裕造先生(財団法人日本健康・栄養食品協会理事長)
    ◆『新規機能食品(新開発食品)の安全性試験の実際について』
         牧栄二先生(財団法人食品農医薬品安全性評価センター専務理事)
などの7つの招待講演も行われた。(日本クリニックの学会レポート記事より

jtnrs

第25回 日本微量栄養素学会(京都) 招待講演の先生方と (京都・祇園茶屋にて) 
前列左より 牧栄二(食品農医薬品安全評価センター専務理事)、京舞妓、荒川泰昭会頭、林裕造(日本健康栄養食品協会理事長)、後列左より 日本クリニック(株)社員:松田芳和、井隼正富(次期社長)、糸川嘉則(京大医名誉教授、仁愛女子大学学長)、小嶋亨子社長、吉田宗弘会長、橘川俊明(日本健康栄養食品協会・特保食品部長)

京都祇園茶屋にて

京都祇園茶屋にて

京都祇園茶屋にて

京都祇園茶屋にて
▼ 日本微量元素学会(京都)
◉ 総会の司会
  荒川泰昭(理事長)& 佐治英郎(京都大薬・大会会長)

第22回日本微量元素学会

第22回日本微量元素学会

第22回日本微量元素学会(京都) 総会 
司会:荒川泰昭(理事長)、佐治英郎(京都大薬学部長:大会会長)
◉ 京都・祇園茶屋にて慰労会

第22回日本微量元素学会(京都)

前列左より、荒川泰昭(理事長)、糸川嘉則(京大医名誉教授・仁愛大学長)、舞妓、
後列左より二島太一郎(監事)、女将、森山光彦(日大医教授)

京都・祇園茶屋にて(第22回日本微量元素学会)

京都・祇園茶屋にて(第22回日本微量元素学会)

京都・祇園茶屋にて慰労会
▼ 日本微量元素学会(京都)
会場:京都大学百周年時計台記念会館 
大会会長:木村美恵子先生(タケダライフサイエンス研究所所長・京大医)
◉ 功労賞授与式&学会賞授与式&受賞記念講演 司式&司会

第21回 日本微量元素学会(京都)

功労賞授与式&学会賞授与式&受賞記念講演 司式&司会:荒川泰昭(理事長)
◉ 功労賞授与式

第21回 日本微量元素学会(京都)

功労賞授与式
木村修一先生(東北大農・名誉教授)
左右田健次先生(京大農・名誉教授)
荒川泰行先生(日本大医・名誉教授)
◉ 学会賞授与式

第21回 日本微量元素学会(京都)

学会賞授与式
圓藤吟史先生(大阪市立大医教授)
◉ 懇親会 乾杯の音頭

第21回 日本微量元素学会(京都)

懇親会 乾杯の音頭 荒川泰昭(理事長)
▼ 日本微量元素学会(福井)

第18回日本微量元素学会(福井)2007年7月

第18回 日本微量元素学会(福井) 懇親会 理事会メンバー
(あわら市温泉・芦原の宿・八木にて)
前列右より、冨田寛(日大医名誉教授)、佐野晴洋(京大医、滋賀医科大学長)、糸川嘉則(京大医、仁愛大学長)、荒川泰昭(日本微量元素学会理事長)、来客、木村修一(東北大農名誉教授)、後列右より、鈴木和夫(千葉大薬教授)、木村美恵子(京大医、タケダリサーチセンター長)、荒川泰行(日大医、付属病院長)、青木継稔(東邦大医、学長)、高木洋治(阪大医教授)、児玉浩子(帝京大医教授)、千葉百子(順天堂大医、日本福祉大教授)、木村逸郎(京大工名誉教授、原子力安全・技術システム研究所所長)。 

日本微量元素学会(福井)

日本微量元素学会(福井)

左より、荒川泰昭(理事長)、糸川嘉則大会会長(京大医名誉教授、仁愛大学長)、桜井弘京都薬大教授、佐野晴洋(元)滋賀医科大学長

日本微量元素学会(福井)

日本微量元素学会(福井)

第18回 日本微量元素学会(福井)
左より糸川嘉則大会会長(京大医名誉教授、仁愛大学長)、荒川泰昭理事長、佐野晴洋(元)滋賀医大学長、田中久(元)京都薬大学長 
より岡田晃(元)金沢大学学長、糸川嘉則大会会長(京大医名誉教授、仁愛大学長)、荒川泰昭学会理事長、佐野晴洋(元)滋賀医科大学長、田中久(元)京都薬大学長 
▼ 日本微量元素学会(東京)

第19回日本微量元素学会(東京)

第19回日本微量元素学会(東京)

第19回 日本微量元素学会(東京)
左より糸川嘉則(京大医名誉教授)、野見山一生(自治医大名誉教授・第2代目理事長)、荒川泰昭(理事長)、野見山一生夫人、児玉浩子(帝京大医教授)、後列:野見山賞受賞者
▼ 日本免疫毒性学会(倉敷)

第13回日本免疫毒性学会

第13回日本免疫毒性学会

Andre Penninks(オランダ)と15年ぶりの再会!
第13回 日本免疫毒性学会(倉敷) Andre Penninks(オランダ)と15年ぶりの再会!
TNO Quality of Life Product manager Experimental Immunologyの肩書で来日(ワークショップにて講演)。当時はオランダ国立医薬研究所で免疫学的研究をしていたが、現在はEUの国際保健機構で活躍中とのこと。種々の国際会議で切磋琢磨した頃が懐かしい!
▼ 日本免疫毒性学会(千葉)
◉ 懇親会 乾杯の音頭

第18回日本免疫毒性学会(千葉)懇親会にて乾杯の音頭

懇親会にて乾杯の音頭
▼ 日本免疫毒性学会(神戸)

日本免疫毒性学会(神戸)

日本免疫毒性学会(神戸)

懇親会: 神戸港デイナークルーズ  理事会メンバー
神戸ハーバーランド・モザイク前より乗船

日本免疫毒性学会(神戸)2007年

日本免疫毒性学会 理事会メンバー(後年、順次、名誉会員となる)
時計回りで、前列右より荒川泰昭、大沢基保、澤田純一、後列:牧栄二、北條博史、高橋道人、
後列右端:吉野伸教授(大会会長)
▼ 日本微量元素学会(東京)

日本微量元素学会(東京)

第23回 日本微量元素学会(東京)会長招宴
(東京デズニーランド・ホテルミラコスタにて)
前列左より、荒川泰行(日大医、付属病院長)、荒川泰昭(前理事長)、冨田寛(日大医名誉教授)、木村美恵子(京大医、タケダリサーチセンター長)、木村修一(東北大農名誉教授)、二島太一郎(監事)、青木継稔(東邦大医、学長)、千葉百子(順天堂大医、日本福祉大教授)、中列左より、2人目:駒井三千夫(東北大農教授)、5人目:森山光彦(大会長:日大医教授)、池田稔(日大医教授)、吉田宗弘(関西大工教授)、児玉浩子(帝京大医教授)、横井克彦(聖徳大教授)、後列左より、4人目:原口紘炁(名大理教授)、9人目:柳澤裕之(慈恵医大教授)。
◉ シンポジウム企画「がんと微量元素」 座長
   荒川泰昭(理事長)& 圓藤吟史(大阪市立大医教授)

第23回 日本微量元素学会(東京)

◉ 日本微量元素学会 功労賞を授与される

日本微量元素学会功労賞を授与される

日本微量元素学会功労賞を授与される

日本微量元素学会功労賞を授与される
▼ 日本亜鉛栄養治療研究会(大阪)

第8回近畿亜鉛栄養治療研究会

第8回亜鉛栄養治療研究会・懇親会において

その他の活動

■ その他、国内講演会の1例
▼ 日本赤十字35周年記念・特別招待講演

日本赤十字35周年記念・特別招待講演

日本赤十字35周年記念・特別招待講演

日本赤十字35周年記念・特別招待講演(静岡・富士)
▼ 伊東市健康まつり式典・特別招待講演

伊東市健康まつり式典・特別招待講演

伊東市健康まつり式典・特別招待講演

伊東市健康まつり式典・特別招待講演

伊東市健康まつり式典・特別招待講演(静岡・熱海)市民会館  1993年6月5日
当初、特別招待講演者として、芸能人・ミヤコ蝶々氏との2人が招待され、熱海駅構内には「大きな垂れ幕や立て看板」が設置れており、盛大に開催される予定であった。しかし、当地は開催日を前後して、伊東海岸沖の海底での群発地震が頻発しており、熱海駅に出迎えの市・世話役らにより、ミヤコ蝶々氏の地震懸念による欠席を知る。結局、単独講演となったが、会場を震源地の伊東市から少し離れた安全(?)な「熱海市の市民会館」に変更し、講演会は予定どおり決行された。講演前の役員らとの昼食会中にも群発地震は頻発し、講演会参加者の出席すら危惧されたが、地元の人々は「この程度の”揺れ”には慣れている」とのことで、実際会場は満席であった。講演の直前、最中、直後と建物が揺れる中での講演であった。
■ 静岡へ赴任直後、隣の臨床栄養学教室と懇親旅行(西伊豆)

大仁温泉ホテル

大仁温泉ホテル

大仁温泉郷
隣りの臨床栄養学教室(小石秀夫教授)とスタッフ合同教室旅行

日本最古の学校 岩科学校(西伊豆)

日本最古の学校 岩科学校(西伊豆)

西伊豆方面を散策: 日本最古の学校・国指定重要文化財・岩科学校(西伊豆)
■ 静岡へ赴任直後、日本衛生学会(秋田)出席後の帰途旅行
(角館、田沢湖)

角館散策

角館散策

解体新書」の挿し絵を描いた小田野直武の屋敷(角館)

田沢湖

田沢湖

田沢湖

田沢湖

田沢湖: 湖中に建つ金色の乙女像(臨床栄養・小石秀夫教授と)
■ 学生教育活動関係
▼ 学生と 本学創立1回生の研修旅行(3年次)(蓼科別荘へ招待)
Student educational activities related−Research trip (junior)−
Invitation to Tateshina Villa

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

蓼科別荘(蓼科リゾートタウン:会員制の蓼科山専用区域:ソサエテイクラブ:建築家・黒川紀章・企画設計)(エリア内にレストラン、マーケットありで、生活必需品の調達OK)

1回生研修旅行

左:星猛教授(学部長)、右:小石秀夫教授(学科長)

1回生研修旅行 蓼科別荘(ソサエテイクラブ)へ招待

本学創立一回生の研修旅行(3年次) 
蓼科別荘(会員制の蓼科リゾートタウン)へ招待

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

プロジェクタースクリーンを使っての研修

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

一期生研修旅行 蓼科

帰途、研修先の1つに選んだ初訪問の「山梨サントリーワイナリー」では、血縁である「株)高島屋デパート」の飯田家家族の口利きで、飲酒はダメなので、学生全員にワインカップなどの土産のサービスが設けられた。以後、「山梨サントリーワイナリー」は、本学生3年次の研修先の1つとなった。
▼ 学生と ー研修旅行(3年次)ー

研修旅行

研修旅行

研修旅行

▼ 学生と −夏の研修− 最初の研究室入室学生(1,2回生)
蓼科別荘へ招待
Student educational activities related −Summer Program− First students entering the laboratory (1st and 2nd year students)  Invitation to Tateshina Villa

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

静岡県立大学1,2回生 蓼科別荘へ招待

静岡県立大学1,2回生 蓼科別荘へ招待

入室の1、2回生を夏休みに蓼科の別荘に招待

静岡県立大学1,2回生 蓼科別荘へ招待

静岡県立大学1,2回生 蓼科別荘へ招待

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

入室の1回生、2回生を蓼科の別荘に招待

▼ 学生と ー大学研究室の様相ー
Aspect of Academic Laboratory

三菱化学BCL研究所落成に招待され、途中予科練平和祈念館の零戦見物

1,2回生の入室学生を蓼科別荘へ招待

立ち上げに顧問として協力した「三菱化学BCL」(のち、臨床検査領域の日本最大企業となる)の「つくば研究所」落成に招待され、途中土浦にある「予科練平和記念館」の零戦を見物
1,2回生の入室学生を蓼科別荘へ招待

1,2回生の入室学生を蓼科別荘へ招待

1,2回生の入室学生を蓼科別荘へ招待

1,2回生の入室学生を「夏季研修」として蓼科別荘へ招待

恩師山本先生(東大医名誉教授)と学生たち

恩師山本先生(東大医名誉教授)と学生たち

恩師山本先生(東大医名誉教授)と学生たち

大学公開講座に特別招待講演をお願いした恩師・山本俊一先生(東大医名誉教授)ご夫妻と学生や家族たち

恩師・田村善蔵先生(東大薬名誉教授)と県下各地区の保健所長

恩師・田村善蔵先生(東大薬名誉教授)と家族(教授室で)

恩師・田村善蔵先生(東大薬名誉教授)と県下各地区の保健所長(講演後、教授室にて)
恩師・田村善蔵先生(東大薬名誉教授)と家族(講演後、教授室にて)

恩師・田村善蔵先生(東大薬名誉教授)と 学生や家族たち

大学公開講座に特別招待講演をお願いした恩師・田村善蔵先生(東大薬名誉教授)と
学生や家族たち

学生たちと

学生たちと

学生たちと

学生たちと

内薗学長と東大医衛生学教室の旧同僚たちと

内薗学長と大学訪問の東大医衛生学教室の旧同僚たちと

研究室逗留のモスクワ大学教授と学生たち

研究室逗留のモスクワ大学教授と学生たち

研究室逗留の Petrosyan ロシア・モスクワ大学教授と学生たち

ロシア・モスクワ大学教授らの訪問

国際会議で、高く評価してくれ、”スズの権威” とまで公言してくれる Lukevics 教授(ソ連邦科学アカデミー委員・ロシア・モスクワ大学)、Petrosyan 教授(ロシア・モスクワ大学)など、ロシア・モスクワ大学教授らの訪問

研究室逗留のモスクワ大学教授と学生たち

研究室逗留のモスクワ大学教授と学生たち

研究室逗留の Petrosyan 教授(ロシア・モスクワ大学):学生たちと会食

静岡県立美術館見学

静岡県立美術館見学

研究室逗留の Petrosyan ロシア・モスクワ大学教授:ロダン像など、静岡県立美術館見学
▼ 学生と ー実験風景ー
Experiment Scene

学生と

学生と

脳内各組織の分別解剖

脳内各組織の分別解剖

実験風景 脳内成分の分析

実験風景 脳内成分の分析

▼ 学生と ー学会参加を兼ねた教室旅行・懇親会ー
◉ 毎年恒例の京都への学会参加を兼ねた教室旅行・懇親会
Laboratory research trip to Kyoto also served as
participation in academic conferences
and Social gathering party with students
毎年、学生に寄り添い、京都を案内してくれる中島晴信博士(大阪府立公衆衛生研究所・主任研究員)および木山克明君(高校同級生・京都在住)に感謝!

教室旅行(京都)

教室旅行(京都)

京都・南禅寺にて

教室旅行(京都)

教室食事(京都・松田氏を迎えて)

食事会(モスクワ大教授を迎えて)

セクレタリーとして、学会主催を終えて

教室食事会

教室食事会(京都・松田氏を迎えて)

教室食事会(中島先生を迎えて)

歓送迎会

教室散歩(伊豆・洋ランパークにて)

教室散歩(伊豆高原)

学会出張(大原美術館前)

学会出張(大原美術館前)

帰途、大原美術館を見学

教室旅行(京都竹林にて)

教室旅行(京都竹林にて)

京都・竹林にて

京都・みむろ堂

京都・みむろ堂

京都・みむろ堂へアジサイを観に

京都・竹林にて

京都・竹林にて

京都・竹林にて

八幡宮

五重塔

八幡宮
五重塔

清水寺にて

清水寺にて

京都・清水寺にて

京都・清水寺にて

京都・清水寺にて

小倉山二尊院

小倉山二尊院

京都・小倉山二尊院にて

教室旅行(京都・大徳寺にて昼食)

教室旅行(京都・大徳寺にて昼食)

京都・大徳寺にて昼食

教室旅行(京都・嵐山川原にて)

教室旅行(京都・嵐山川原にて)

京都・嵐山川原にて

教室旅行(京都祇園料亭一力の前で)

教室旅行(京都祇園料亭一力の待合)

京都祇園料亭「一力」の前で

教室旅行(京都料亭一力の待合・橙で)

教室旅行(京都料亭一力の待合・橙で)

京都祇園料亭「一力」の待合・橙で食事

教室旅行(京都祇園料亭一力待合・橙)

一力川端康成書

京都祇園料亭「一力」の待合・橙で食事
「一力」所蔵の川端康成書

研究室ベランダでバーベキュー

研究室ベランダでバーベキュー

研究室ベランダでバーベキュー

研究室ベランダでバーベキュー

研究室ベランダでバーベキュー

研究室ベランダでバーベキュー

▼ モスクワ大学教授らの研究室への来訪・逗留
Visiting and sojourning of Professors of Moscow State
University; MGU to my university laboratory
◉ モスクワ大学教授ら、施設の見学および研究交流のために、研究室を訪問・逗留
Visiting and sojourning of Professors of Moscow State
University; MGU to my university laboratory
for a lab tour and research exchange
◉ 学生たちとの交流

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

研究室逗留の Petrosyan ロシア・モスクワ大学教授と学生たち

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

研究室逗留の Petrosyan 教授(ロシア・モスクワ大学):学生たちと会食

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

国際会議で、高く評価してくれ、”スズの権威” とまで公言してくれる Lukevics 教授(ソ連邦科学アカデミー委員・ロシア・モスクワ大学)、Petrosyan 教授(ロシア・モスクワ大学)など、ロシア・モスクワ大学教授らの訪問
◉ 高校級友の案内で京都見物

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

金閣寺
清水寺

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

清水寺で行われていた阪神淡路大震災直後の寄付活動に協賛

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

二条城 本丸御殿(元離宮二条城)正面入口
二条城 二の丸庭園

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

平安神宮
五重塔

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

ヘルシーヘルシーと日本料理を喜んだ。ロシアでも今や日本料理が大人気であるとのこと。

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

京都在住で高校同級の木山君のお蔭で効率の良い京都見物が出来た。

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

モスクワ大学教授ら研究室に逗留

芸者さんにお茶をたててもらう

最終講義 「予防医学における栄養と毒」

最終講義 「予防医学における栄養と毒」

Final Lecture
Nutrition and Poisons in Preventive Medicine
■ 最終講義

最終講義

最終講義 最終講義 最終講義 最終講義

最終講義

大講義室にて最終講義
■ 最終講義 「予防医学における栄養と毒」 配布冊子

最終講義 冊子表紙

最終講義
予防医学における栄養と毒
荒川 泰昭
−「如実智慧」銘肝の旅 −
A journey of “real wisdom” to perceive reality and
gain insight into truth
現実を知覚し真実を洞察する「如実智慧」の旅
{ }内は恩師・関連者・協力者
1.東京大学薬学部時代 

  薬品分析化学教室
     {石館守三、田村善蔵、南原利夫、中島暉己、谷村恿徳、今成登志男}

1)臨床分析化学

 ◯ 日本で最初にオートアナライザーを臨床検査に応用(血糖定量法の開発)
  高価のため、学部予算で輸入し、米国派遣技術者と1週間、ホテルに缶詰めで個別の
  技術講習(組立〜測定)を受ける。朝シャワーなど、西欧の生活様式を覚える 
       {百瀬 勉}

 ◯ ガスクロマトグラフィーによる糖類の超微量(ナノグラム)分析法の開発
       {田村善蔵、今成登志男}
  ▼日本臨床化学会(医化学シンポジウム)設立に参加
       {田村善蔵、山村雄一(阪大医)、吉川春寿(東大医)}
田村教授と広島での学会発表に赴く途中、大阪大医学部内科学・山村雄一教授(のち、阪大総長)を訪問。プレゼンテーション後、会食し、日本臨床化学会(医化学シンポジウム)設立に協力を依頼。

 ◯ 日本臨床病理学会、日本薬学会、日本分析化学会

 ◯ 東京大学医学部付属病院臨床検査部{茂手木} 
百瀬勉名誉教授の遺言となった奨励「日本一の臨床検査部門を作れ」を遵守し、在学中に第一希望の東京大学医学部付属病院臨床検査部門に就職(2〜3年間の留学を条件に)内定。ところが、大学院修了時、臨床検査部が教授制となり、茂手木部長が激戦の末、教授選敗退、新設の東京都臨床医学総合研究所参与として異動。一緒にと誘われたが、教職希望で東大内に残ることで、内定を取り消す。のち、基礎(東京大学医学部衛生学教室)へ入室。

 ◯ 三菱油化BCL、三菱化学BCLの立ち上げに顧問として協力。のち、日本における臨床検査部門の最大企業となる。

2)生体内糖類の分析法の開発

 ◯ 単糖(中性糖、アミノ糖、酸性糖、シアル酸)、オリゴ糖、ムコ多糖の超微量(ナノグラム)分析法の開発{今成登志男}

 ◯ 糖タンパク質ならびにムコ多糖類の構成糖の分析法の開発
当時、生化学界では、膜表面抗原や酵素活性部位の糖鎖解析が最も最先端の分野であったため、糖類の分析法の開発は渇望の的となり、主要大学リーダーからの共同研究依頼。
{大沢利昭、松本勲武(東大薬)、江上不二夫、福田 譲(東大理)、山川民夫、飯田、背山洋右(東大医)、加藤敬太郎、姫野勝(九大薬)、木幡 陽(東大医)、山科郁夫(京大薬)、八木国夫(名大医)}

 ◯ トリフルオロ酢酸による糖類の加水分解法を発明・開発
組織や結合糖からの単糖類の分離(加水分解)では、従来の希塩酸などでは加水分解中に、遊離糖の分解が激しく、正確な分析が困難であったため、ガスクロマトグラフィーによる超微量(ナノグラム)分析に適応可能なトリフルオロ酢酸による抜気陰圧下でのマイルドな加水分解法を考案した。

3)血液型物質(抗原)の分離・精製と構造解析

 ◯ A,B,O型物質の分離・精製と糖鎖解明
血液型の決定は抗原(糖タンパク質)の糖鎖末端の種差によることを証明
 {田村善蔵(分析)、水野伝一(微生物)、大沢利昭(薬作)、早津彦哉(衛生)}    以上、2)および3)は薬学博士論文(東京大学)
 ◯ 警視庁科学捜査研究所 協力{大熊、山本(警視庁)}

4)特異的がん抗原の検索

 ◯ がん特異抗原フコース多含の糖タンパク発見{尾形悦郎(東大医)}
東大内科採取のがん患者の腹水中より、フコース多含のがん特異抗原を発見し、このフコシダーゼが「がんマーカー」となる

5)薬品公害に遭遇

 ◯ キノホルムによるスモン病
教室伝来のキレート化学の基礎の元、舌苔ならびに尿中の緑色色素を抽出し、その正体(キノホルム−鉄錯体)を解明(吉岡正則)
     {田村善蔵、吉岡正則、井形昭弘(東大医)}
2.東京大学医学部時代 

  衛生学教室
   {豊川行平、山本俊一、和田 攻、大井 玄、小野 哲、長橋 捷、稲葉 裕}
  
1)疫学調査

 ◯ 山梨県における肝がん肝硬変発生要因の解明に関する研究
    −日本住血吸虫症−
        {山本俊一、丸地信弘、大井 玄、稲葉 裕}
 ◯ 医学統計懇談会(のちの東大医付属病院中央医療情報部、大学病院医療情報ネット
  ワーク(UMIN)センター)       
        {山本俊一、稲葉 裕、豊川裕之、開原成允}

2)食品公害

 ◯ 台湾におけるPCB中毒(油症)事件・研究協力、招待講演
  台湾全土での患者数は1980年末で1800人を超えた。
  ガスクロマトグラフィーによる血液/組織中PCBの分析法を確立。
当初は、台湾現地(台北、台中、台南)に赴き、採血後、日本にて分析。その後、台湾衛生署での分析を自立可能にした。
認定症状:黒色面皰、ざ瘡様皮疹(アクネ)、眼脂過多、歯肉および上下肢の指趾の色素沈着(黒変)、腹痛、性的不能など油症特有の病像を呈す。     
        (台湾政府委託){許 書刀、張 耀雄}

3)大気汚染

 ◯ NOx排気ガス規制(政府諮問委員)(福田赳夫総理、通産省委託)
産業界にとって、環境庁の指針が厳し過ぎて対応が困難であり、適切なる基準値を知りたいとして、電業界、鉄鋼業界、自動車業界、建設業界などからの強い要求(突き上げ)のもと、福田赳夫総理直下で、通産省より委託される。「客観的な事実を中立に報告すること」を条件に、政府諮問委員として受諾。
        {和田 攻、小野 哲、長橋 捷} 3年間

4)食品衛生

 ◯ プラスチック製食器・食品包装材等の安全性(東京都委託)
 ◯ プラスチック添加剤の安全性に関する研究(東京都委託)
  (安定剤、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、硬化剤) 5年間
  {美濃部亮吉都知事直委託、石館守三(日本薬剤師協会長)、山本俊一、大井 玄}
 ◯ プラスチック製食器・食品包装材等における有機スズの毒性に関する研究
                  (WHO食品安全委員会)

5)海洋汚染

 ◯ 有機スズによる海洋汚染・研究協力・招聘講演
   米国商務省標準局NBS、米国海軍研究所からの招聘講演、研究協力の要請。
   有機スズの分析法を伝授(島津製GC機器などを紹介)。
   また、これら政府機関の研究助成によるロックフェラー大学など全米の大学からの
   招聘講演、研究協力依頼へと発展し、国際的規模の有機スズ海洋汚染に関する研究
   の発端となる。{Brinkmannほか}
    (国際海洋会議ほか、各種国際会議招待講演、研究協力)

6)世界有機スズ環境計画

 ◯ 世界有機スズ環境計画協会
      ORganoTin Environmental Programme (ORTEP) Association
        招聘 特別招待講演     
 ◯ スズ化合物環境技術協議会TETA
    {昭島化学工業、旭電化工業、勝田化工、共同薬品、郡山化成、堺化学工業、
    三共有機合成、大協化成工業、大日本インキ化学工業、東京ファインケミカル、
    日東化成、北興化学工業、エーピーアイコーポレーション、ADEKA}
        招待講演 後々、主催する各種学術大会に支援いただく
7)有機スズの研究

 ◯ 10年先を見込み、先行環境汚染物質として、「有機スズ」を取り上げ、研究開始

自然界や食物連鎖を通して安定に残存し得る物質(すなわち、酸素、炭酸ガス、水などに対して安定な物質)をポーリング(Pauling)の電気陰性度などを駆使して選出し、電気陰性度1.7〜2.0に入るカドミウム、ケイ素、ゲルマニウム、鉛、スズ、アンチモン、水銀、ビスマス、ヒ素、ホウ素などの有機金属の中から、産業界での頻用度を考慮しながら、10年先までに問題となる物質(先行環境汚染物質)として、「有機スズ」を取り上げ、本腰を入れて、スズの研究を開始した。

 ◯ 分析法の開発(ガスクロ、高速液クロ、蛍光)
 ◯ 有機スズ特異的蛍光試薬(蛍光プローブ)の発明
   蛍光電子顕微鏡下で、細胞内での有機スズの動きや分布の追跡を可能にした。
   また、病理組織標本の染色剤としての利用を可能にした。
 ◯ 代謝・体内分布・排泄
 ◯ 生体内脱アルキル化を証明
 ◯ 毒性(一般毒性、免疫毒性、脳神経毒性、内分泌毒性、生殖毒性など)
 ◯ T細胞性免疫不全と胸腺萎縮のメカニズムの解析
 ◯ リンパ球活性化(トランスホーメーション)の阻害機序の解析
 ◯ 細胞増殖抑制機構の解析
   ▼ 日本毒科学会(のちの日本トキシコロジー学会)設立に参画
     {和田 攻、黒岩幸雄(昭和大薬)、遠藤 仁(東大医・薬理)}

8)金属薬剤の開発

  @ in vivo、 in vitroの二段階がんスクリーニング試験
  A 各種悪性腫瘍細胞における増殖抑制試験
  B アメリカ国立がん研究所(NCI)によるスクリーニング、
  C NCI制癌部Narayanan部長による国際会議での称賛講演
        {B. Rosenberg, VL. Narayanan他}

 ◯ 有機スズの新規抗がん作用(新規細胞増殖抑制機構)発見、有機スズ制癌剤の開発
免疫系では、選択的な胸腺委縮を誘発し、中枢免疫機能を抑制することから、細胞増殖抑制作用を発見し、さらには種々の悪性腫瘍細胞増殖抑制を発見した。さらに、この抗がん作用のメカニズムは、従来の核アタックのDNA合成阻害によるものではなく、最も上流の膜介在情報伝達系の阻害が主因であること(悪性腫瘍細胞の新たな増殖抑制機構)を発見した。(この発見は、現在頻用されている腎毒性のあるシスプラチン抗がん剤に替わるものとして注目を浴び、世界各国の化学者の興味の対象となり、数多くの化合物が合成され始め、米国立がん研究所NCIにおいて抗がん性をテストされた金属の中で、スズはシスプラチンの1500種を抜いて最多の2000種以上となっている)。

そして、「スズと悪性腫瘍細胞増殖」を冠とした国際会議の設置やアメリカでの講演を皮切りに、無機・有機(金属)化学の生物活性を探究する国際学会やシンポジウムが活発化あるいは新規設置され、アメリカ、イタリア、ベルギー王国、ロシア・ラトビアなどのヨーロッパ講演へと発展した。とくに最高峰(出席者厳選の最もハイレベルの会合)とされる3年に1度開催のヨーロッパ化学会連盟主催(担当国:イタリア)やNATO連盟主催・最先端研究(担当国:ベルギー)の国際会議における特別招待講演などにおいて、自ら招待講演を熟すと共に、米国立がん研究所NCI・制癌部長の称賛講演をはじめ、各国多数の研究者からの称賛講演や会場でのスタンディングオベーションを賜った。入場時の拍手にも驚いたが、講演後、Excellent !!, Impression !! と口々に立ち上がり、スタンディングオベーションや拍手喝采を賜ったのは、生まれて初めてである。
 ◯ 有機スズの抗炎症作用発見
ヒスタミン・セロトニン系の第1相の炎症ではなく、ハイドロコーチゾンと類似の第2相のプロスタグランジン系を量依存性に抑制する抗炎症作用を発見した。(これは、副作用の多いハイドロコーチゾンに代わる非ステロイド系の抗炎症剤となり得るかもしれないということで、ノーベル賞授与のカロリンスカ研をはじめ、500通あまりの参照文献依頼と講演依頼が届いた)。

また、「スズと悪性腫瘍細胞増殖」に関する講演と同様に、アメリカでの講演を皮切りに、無機・有機(金属)化学の生物活性を探究する国際学会シンポジウムが活発化あるいは新規設置され、イタリア、ベルギー王国、ロシア・ラトビアなどのヨーロッパ講演へと発展した。とくに最高峰(出席者厳選の最もハイレベルの会合)とされる3年に1度開催のヨーロッパ化学会連盟主催(担当国:イタリア)やNATO連盟主催・最先端研究(担当国:ベルギー)の国際会議における特別招待講演などにおいて、自ら招待講演を熟すと共に、各国多数の研究者からの称賛講演や会場でのスタンディングオベーションを賜った。入場時の拍手にも驚いたが、講演後、Excellent !!, Impression !! と口々に立ち上がり、スタンディングオベーションや拍手喝采を賜ったのは、生まれて初めてである。

 ◯ Tin and Malignant Cell Growth (CRC Press, Boca Raton, Florida, USA)出版
Chapter 9. Suppression of cell proliferation by certain organotin compounds だけのゲラ刷りで 医学博士論文(東京大学)
   {江橋節郎(薬理)、多田富雄(免疫)、和田 攻(衛生)、大沢仲昭(内科)、
    野々村禎昭(薬理)、荒記 俊一(公衆衛生)、黒木登志男(医科研)}

9)各種国際会議、国際シンポの開催、運営、招待講演

世界海洋会議や金属(スズ)と悪性腫瘍細胞増殖の冠会議、有機金属、生物無機化学など有機スズ研究に関連した各種国際会議、国際シンポの開催、運営、招待講演

10)生体機能(別)による毒性評価とその学問体系の構築

免疫系、脳神経系、内分泌系など、それぞれの生体機能(別)による毒性学的評価(それぞれの名称を免疫毒性学、脳神経毒性学、内分泌毒性学などと称する)の必要性を提唱し、その学問体系の構築を目指した。

 ◯ 免疫毒性学的評価(免疫毒性学)
     有機スズによる胸腺ならびにT細胞依存性部位の選択的委縮とその機序解明、
     免疫抑制、膜介在リン脂質代謝系阻害による新規細胞増殖抑制作用、
     膜情報伝達系の阻害を介する新規悪性腫瘍細胞増殖抑制機構などの発見。
     「環境化学物質の免疫毒性学的研究」科研費A受託
   ▼ 「スズと悪性腫瘍細胞増殖」に関する国際会議設立
   ▼ 日本初の「免疫毒性」なる書籍名での発刊
   ▼ 日本免疫毒性研究会設立の発端となる
 ◯ 脳神経毒性学的評価(脳神経毒性学)
     有機スズ暴露や亜鉛欠乏による脳神経系障害(記憶学習障害、嗅覚障害、
     その他感覚神経系障害)の発見と機序解析
 ◯ 内分泌毒性学的評価(内分泌毒性学)
     有機スズによる海洋汚染
       {米国海軍研究所、米国商務省標準局NBS、世界海洋会議ほか}
     有機スズによる生殖障害
       (精巣委縮、精子減少、テストステロン量の低下)の発見と機序解析
     海棲生物の生殖異常、雌雄反転、生態系の乱れ  {堀口敏宏(東大農)}
   ▼ 世界海洋会議
   ▼ 日本内分泌撹乱物質学会(環境ホルモン学会)設立の発端となる
3.アメリカ合衆国ユタ大学医学部時代 

文部省長期在外研究員 乙種(新設:長期出張扱い:大学枠1名)初代第1号、米国ユタ大学医学部客員教授(麻酔科学・細胞膜情報伝達機構・膜物性学)

1)膜情報伝達系の膜物性学的研究
    膜情報伝達系への膜物性学的アプローチ
2)局所麻酔のメカニズムの解析
3)膜介在(あるいは膜付着)酵素の活性化と膜物性作用関連物質
4)学生への講義

{Henry Eyring(絶対反応速度論提唱、量子化学、分子動力学、アメリカ化学会理事長、アメリカ科学振興協会理事長)弟子}

文科省の従来の長期在外研究員制度(甲種:出張扱いなしのため退職あるいは休職が必要)の他に、「大学(全学部中)に1人の枠ではあるが、乙種として長期出張扱いとなる新制度が追加発布されたので、応募してみてはどうか」と医学部事務長からの知らせがあり、応募した結果、初代の第1号に選出され、海外での研究を思い立った。

そこで、この発見した膜介在情報伝達系を介する新規細胞増殖抑制機構(悪性腫瘍細胞増殖抑制機構)について、さらにそのメカニズムを詳細に研究するために、膜物性学を研究し、かつ研究設備の整った大学として、理論化学者ヘンリー・アイリング(米国化学会理事長、アメリカ科学振興協会理事長、量子化学、絶対反応速度論で有名)の弟子たちでもある、米国ユタ大学医学部麻酔科学教室(そこでは、麻酔メカニズムを熱力学(thermodynamics)の面から膜物性学的に研究している)を出張先に選択した。

これまでの研究で、有機スズのジ体による細胞増殖抑制(悪性腫瘍細胞増殖抑制)は、@膜リン脂質代謝の阻害を介すること、Aゴルジ体や小胞体のリン脂質は、ベシクルの形でベシクル出芽や融合によってプラズマメンブレンへ輸送されること、Bゴルジ体や小胞体のオルガネラ間のリン脂質輸送の活性化は、膜の物性に影響されることなどを確認していたので、実際に種々のリン脂質ベシクル膜を作り、各種有機スズ(ジ体、トリ体)のメンブレンオーダーへの影響を調べた結果、トリ体は直接膜構造を破壊するのに対して、ジ体はベシクルの形で融合し、種々のリン脂質ベシクル膜に対し顕著に影響する。とくにPIP1やPIP2(PI代謝回転を誘起する最初の標的:ホスホリパーゼCの基質)のベシクル膜に対して、量依存性に、極めて強い「オーダリング」効果を示すことを発見した。すなわち、ジ体による細胞増殖抑制は、初期の段階で、膜介在のイノシトールリン脂質代謝を顕著に阻害することによって、下流への情報を阻害していることを膜物性学的にも実証した。

また帰国後は、生細胞において、発明した有機スズ蛍光試薬と蛍光顕微鏡により、ベシクルの形で融合あるいはカチオン様の膜透過によって細胞内に入ったジ体が、それぞれの疎水性に依存して、プラズマメンブレンや核ではなく、ゴルジ体や小胞体領域に選択的に集積し、それぞれのオルガネラにおける膜や構造を変化あるいは破壊し、各オルガネラ間のリン脂質輸送を阻害し、さらにはプラズマメンブレンを含めた細胞内リン脂質代謝を阻害し、中略するが、最終的にDNA合成を導く膜介在の増殖情報伝達系を阻害することを実証した。
4.静岡県立大学時代 

公衆衛生学研究室、生体衛生学研究室
        {内薗耕二、星  猛、広部雅昭}

1)将来構想学長諮問委員会設置
帰国後は、学長室に呼ばれ、相談を受けることが頻繁であった。そして、『自分の後継者として、わが恩師の山本俊一東大医学部名誉教授(衛生学)を第一候補に挙げていたが、山本先生は同じクリスチャンでもある日野原重明学長(当時点での職位)の聖路加看護大学(のち、聖路加国際大学に改変)の方(大学院博士課程設置のため)に取られ、「俊ちゃんが来てくれてれば、大学の組織編成を含め、文科省の大学設置申請も一発で通過でき、将来的にも全てが万々歳だったのだが、・・」』とその無念さを何度も聞かされた。

そしてまた、学部の編成についても、「わざわざ旧大学を解体してまで、夢のある斬新かつハイレベルの大学を描いたのに、旧態依然では(農学系・家政系範疇で全く斬新性が無い)解体した意味がない。将来、また同じように大学解体の憂き目に遇う。大学解体で辞めていった人たちにも申し訳ない」。今度はこのセリフを何度も聞かされることになった。

確かに、現実の学部の方向性や陣容をみても、赴任の話が来た当初の「生命科学を中心に、日本一の「健康科学」をリードする学部を作りたいというフレコミ」からは程遠く、生体系ではなく、農学系の「食品・栄養」という「栄養素学」を中心とした、名称を変えただけの家政科の域を出ないものであった。

加えて、内薗学長は、『斎藤滋与史・静岡県知事と会う度に、「要望はないか」「何でも応ずるから、どんどん上げてくれ」と言ってくれるが、肝心の学部長からは全く要望が上がってこない』、『学部長の学長願望が故の、着任後の保身・迎合なる態度・性行の豹変のためか』、『次期学長選挙での投票の頭数まで企んでのことか』、『保身・迎合に走り、やる気や鋭気を感じない』、『保身、迎合、排他、事なかれの無気力な旧態依然とした「群れ」のためか』、『大学を良くする気はあるのか』と悔やまれていた。

やむを得ず、最終的には、学長が自ら各学部から有意・有望人物を1人ずつ選出し、学部長を通さない、独立した「将来構想学長諮問委員会」を立ち上げ、毎週土曜日に参集し、「教育体制の改革、大学の組織改革、大学の開放、大学の国際化、大学院の創設」などについて、議論し、結論を「学長答申」という形で学長に上げ、これを各学部に下し、大学改革をして行こうというシステムを作ることになった。

{大坪 檀、東野武郎、金 両基、富沢寿勇、北大路信郷、立田洋司、沼田俊昭、鈴木静夫、鈴木晨夫(事務局長)}

開学したばかりであるにもかかわらず、体制の改革、組織の改革と・・、議論をしなければならないとは、なんと憐れな、お粗末なことになってしまったことか、旧大学を解体してまで、旧教員を辞めさせてまで、学部編成というまたとないチャンスを与えられたはずであるにもかかわらず、台無しにしてしまった。返す返すも、利己的な保身・迎合に走らない「先見の識あるいは慧眼」なる資質を有する者にリーダーシップを取らせるべきであった。

然れども、内薗学長の「何とかせねば」との責任感は強く、@ 東京工業大学と理化学研究所の主催で行われた10日間の「産官学共同戦略セミナー」に、参加費50万円を投じて、学長代理で参加させられたり、A 産官学共同研究システムが充実している米国ユタ大学の現状を紹介すると、学長自ら県役員を随行して視察に行ったり、さらにはB 免疫でノーベル賞を取ったばかりの利根川進博士に会いに、2人で千葉の幕張メッセ(講演で来日中)まで出かけ、本学での招待講演を取り付けたり、叶うことなら、次期学長をと期待したが、(己の実力や能力をわきまえず、不相応の地位や肩書ばかりを欲しがるような、そんじょ其処らの器の小さな小人とは次元が違い)、高邁なる学究心で、継続中の研究続行を望まれた。また、C 江橋節郎東大医学部名誉教授(薬理学、現・国立生理学研究所所長)や糸川嘉則京都大学医学部名誉教授(衛生学)に次期学長をお願いしてみたり、D 三島 大仁温泉で国際シンポジウムを開催し国際化への意識を高めたり、新設大学のレベルアップ活性化を通した意識改革により、旧態依然とした状態からの脱出を願い、奔走された。私も、学長の意を汲んで助力した。E 新設の県立大学が故の県民への還元として、大学の紹介を兼ねた県民の知識向上のために、「大学公開講座」を設置した。そして、F 対内外的に認知度、著名度に乏しかった”県立大学”の新しいモデル大学としての「可視性認知性向上強化」に努めた。

繰り返すが、現実の学部編成(方向性や陣容)をみても、赴任の話が来た当初の「生命科学を中心に、日本一の「健康科学」をリードする学部を作りたいというフレコミ」からは程遠く、また旧態依然とした保身・排他・視野狭窄の保守的な人間組織の塊からしても、どう考えてもこの赴任は、結果的には失敗で、騙された感が強かったが、内薗学長の誠意や熱意には報いようと、自らを納得させ、前向きに努力を開始した。

ところが、こうした経緯の後、長年にわたり、正体明白なる次元の低い稚拙かつ陰険・卑劣な「妨害嫌がらせ」が多発した。昔からこの種の土着的妨害(手口)は、地方への新任時に頻発すると言われるが、その下劣でお粗末な相変わらずの手口にあきれ果てた。
詳細は、他所(書)に譲るとして、ここでは具体例を1つだけ紹介する。本人直接ではなく、裏で、デマを流し拡散(犯罪)、あるいは学生を含む研究室員への弄り、騙し、そそのかし、焚き付けなど、煽惑、使嗾、教唆による異常行動不良行動破綻への変容誘導などが繰り返された。これが、本大学への赴任において、私が最も失望してしまった点である。

こうした度量や品性に欠けた性状の小人雑輩なる「群れ」を同僚として相手にし、真面に付き合うほどの価値も見出せず、その人間性を憐れみながら、また時にはその「惑業苦」の応報を冷眼傍観しながら、そして殷鑑遠からず、必ずや蒙るであろう「天網恢恢」の行く末を案じながら、次第に徒労と化す「対内への注力」よりは、学究者として成すべき貴重な時間を国際レベルで切磋琢磨する「対外への注力」にスタンスを切り替えたこともここにあった。
ちなみに、見方を換えれば、公との関係性を築く大学の広報すなわち本来のPR(Public Relation)効果は後者の方が格段に有効であり、大学にとっては格段に貢献性が高い。

せっかくの機会であるので、今後の大学の存続のためにも、後輩の発展のためにも、参考になればと、老婆心ながら付記しておきたい。
2)大学院設置(便乗・環境研)の申請および認可までの経緯

そしてまた、大学院設置(便乗・環境研)の申請・認可についても、その誕生に直接関わった者として概略だけでも付記しておきたい。

赴任前の米国滞在中より、赴任の条件として「研究が十分に出来ること」を強調していたにもかかわらず、帰国してみれば、若手の教授は、最年少の私(荒川)以外に外部からの新任3名(小橋、竹石、野沢)、旧任1名(伊勢村)、合わせて5名しかおらず、しかも、教授の頭数に対して助手半分以下というお粗末な編成であった。すなわち、助手は専属の研究室を持たない編成であった。これでは研究云々のレベルではない。ましてや、大学院設置申請など、烏滸がましいにも程がある。

早速、大学院設置審査委員会の主要な審査委員でもある懇意の京都大学医学部系の教授(現在では公表可:糸川嘉則)に現状を話し、少なくとも各研究室に1名助手を配置することを設置審査資格条件とするよう頼んだ。その結果、各研究室に1名の助手を配置することが実現した。

また、この時期、内薗学長が突然私の研究室に来られて、「薬学部の矢内原学部長が、多数在籍の40代・50代の助教授・講師・助手の対外進出(学外への栄転や異動)が難しい。ポスト拡大のために、「分析センター」の設立を、わが学部の大学院設置申請に便乗させてほしいと頼んで来たが、君はどう思うか、意見を聞かせてくれ」と問われた。「分析センターのオペレーターでは可哀そう過ぎる。便乗設置するならば、職位の付く正式な大学付属研究所とした方が良いのでは」と回答した。

その後、薬学部の矢内原学部長からも訪問があり、種々の話の中で「環境科学研究所なる名称を使いたいと思っているが、そのためには、出来れば、私の方の大学院の申請講座名には、「環境」の文字を使わないでいただけないだろうか」との要望があった。「いきなり環境科学ではハードルが高すぎる」「気象・地理系の自然的環境は別として、生体系等の社会的環境では、各種生体機能に対する有害性(阻害性)を見極める中毒学毒性学などを熟知あるいは探究できなければ、単なる分析オペレーターになってしまう」とは申し上げたが、意を汲んで私の方は、環境の文字を削り、あくまでも生命科学の領域を維持し、本邦初の名称「生体衛生学」とした。

実は、静岡において時の主流である「環境」を唱えられる人材が居なかったため、大学院の申請講座名の1つとして、人を取り巻く全ての事象を「環境」(広義)とする「環境衛生学」を候補に挙げていたが、この件(環境研便乗申請依頼)が、私自身の今後のスタンス(将来への方向性)を再考する良い切っ掛けともなった。

国内でも名を売り、肩書を求めていく「上っ面」な生き方であれば、(あるいは、器の小さい小人に有りがちな「己の実力や能力をわきまえず」、不相応の地位や肩書を追い求める生き方であれば)、このまま国内を中心に、ニュースバリューのある環境問題を次々に手掛け、マスコミに乗り、著名度を高めることも可能かつ容易な状況(最も恵まれた優位な立ち位置)にあったが、(また、現大学の研究環境下では、この方が格段に安易な道であったが)、これでは学究者としてはあまりに平易で空しく、また虚しい人生となる。

逆に、学究者にとって、考え方、能力、内容など質の高いレベルの次元で切磋琢磨する醍醐味は、何物にも代え難く、今後もこれまで通り国際舞台で切磋琢磨し、リードして行くことを続けるのであれば、それに値するだけのレベルの高いアカデミックな「新知見」の発掘・生産や究明そして発信、提示が必要である。

結局、必須科目の「環境衛生学実験」など、学生への講義における学科目上の問題はあるが、これまでに、国内外を問わず、環境生命科学領域の仕事は誰よりも十二分に経験して来たことでもあり、また今後の栄養生命科学領域への進展を考慮すれば、敢えて研究室名を「環境・・」と名乗る必要もなく、これまで通り、国際舞台で切磋琢磨し、リードして行くことを前提に、国際レベルアカデミックに「環境」を生体への有用性(栄養)と有害性(毒)の両面から捉えた「生命科学の領域」に身を置くことが本望であると考えた。

こうして始まった大学院の申請であるが、予想通り、この申請も一筋縄ではいかなかった。わが学部においても申請陣容の資格問題は多々ありはしたが、とくに、便乗申請である薬学部からの環境科学研究所の申請について、東京大学薬学部系の先輩教授(現在では公表可:)からは、東京での会合の折、『あの申請陣容では「環境科学」を専門に唱えられるレベルの申請者は1人もいない。レベル的にも経験的にも不合格』と自らが審査委員であることを知らしめるべく、評価を伝えてくれた。環境科学のレベルからして、もともとゴリ押しの感は拭えず、当然ながら1度目の申請ならず、2度目の申請でも不合格であった。3度目の申請で、「環境科学における専門知識経験のある人材を核に置くことと今後の精進を担保に、要経過観察の条件で何とか見切り発車が許された。これがのちの環境研である。
3)生体機能(別)による毒性評価ならびに栄養評価とその学問体系の構築

静岡へ赴任後は、環境科学研究所の設置の件もあり、また学科目上、栄養学領域に属することから、以後の研究は、これまでの研究(有機スズ中心の環境生命科学)に並行して、亜鉛(当時は、医療界ですら「亜鉛の有用性」への認知度極めて希薄)を中心とする栄養生命科学の研究に着手し、「環境」を生体への有用性(栄養)と有害性(毒)の両面から捉えた「生命科学の領域」で展開した。

すなわち、静岡においては、通常および無菌動物飼育室の設置が整った段階で、有機スズ暴露による「海馬亜鉛の消失」、「亜鉛貯留部位における局所的な亜鉛欠乏」など、これまでの研究をヒントに、「有機スズによる有害性と有用性」の両面にわたる研究に並行して、「亜鉛による有用性と欠乏性」の研究を通して「亜鉛欠乏症の発症機序解明」の研究を開始した。

その結果、毒性の面(有機スズ暴露)および栄養の面(亜鉛欠乏)からの相反する環境悪化により生ずる病的老化が、悉く類似症状(脳機能・記憶障害、免疫機能障害、嗅覚障害、味覚障害、生殖機能障害、脱毛障害など)を呈することを発見した。

しかも、この有機スズの生物活性(脳神経系、免疫系、内分泌系などの生体機能のいずれに対しても強力な生物活性を示す)が悉く亜鉛欠乏の症状に重なるという事実は、以後の「生体機能別による有害性(毒性)および有用性(栄養)評価とその学問体系の構築」を目指す上で、極めて有効な手段(モデル)となった。

すなわち、これら毒性の面および栄養の面からの相反する環境悪化により生ずる病的老化を利用して、免疫系、脳神経系、内分泌系など、それぞれの生体機能(別)による毒性学的ならびに栄養学的評価(有害性・有用性)とその学問体系の構築を実現化した。

さらに、この相反誘因なるも類似症状を呈する有機スズ暴露(毒)と亜鉛欠乏(栄養)による病的老化の利用は、両者間の病的老化の接点、さらには生理的老化の引き金(要因)となる接点や経路を探索することを可能にした。

3―1)生体機能(別)による毒性評価とその学問体系の構築

 ◯ 免疫毒性学
   ▼ 日本免疫毒性研究会設立
{佐野晴洋(京大医)、名倉 宏(東北大医)、大沢基保(帝京大薬)、森本兼曩(阪大医)、牧 栄二(ヤンセン)、澤田純一(国立医薬食衛生研)、高橋道人(昭和大医)、吉田武美(昭和大薬)、香山不二雄(自治医大)}
   ▼ 日本免疫毒性学会設立
     {同上}
 ◯ 脳神経毒性学
   記憶学習障害、嗅覚障害を利用した毒性学的評価
      学会の設立までには至らなかった。
 ◯ 内分泌毒性学
   ▼ 日本内分泌撹乱物質学会(環境ホルモン学会)設立
{鈴木継美、大井 玄、森田昌敏(国立環境研)、松島綱治(東大医)}

3−2)生体機能(別)による栄養評価とその学問体系の構築

 ◯ 免疫栄養学
 ◯ 脳神経栄養学
 ◯ 内分泌栄養学
   ▼ 日本微量栄養素研究会
{山口賢次(国立栄養研)、糸川嘉則(京大医)、川島良治(京大農)、左右田健次(京大化研)、島薗順雄(東大医)、早石 修(京大医)、田中 久(京大薬)、木村修一(東北大農)、岡田 正(阪大医)大村 裕(九大医)、井村伸正(北里大薬)、中川平介(広島大生物生産)、和田 攻(埼玉医大)、安本教傳(京大食科研)、小石秀夫(大阪市大)、三崎 旭(大阪市大)、田中英彦(岡山大農)、日本クリニック(株)}
   ▼ 日本微量栄養素学会設立
{矢野秀雄(京大農)、江崎信芳(京大化研)、吉田宗弘(関西大)、鈴木鐡也(北大農)、吉野昌孝(愛知医大)、渡邊敏明(兵庫県大)、川村幸雄(近畿大)、日本クリニック(株)}
   ▼ 近畿亜鉛栄養治療研究会設立
{宮田 學(近畿健康管理)、井村 裕夫(元京大総長)、本田孔士(京大医名誉)、上田国寛(京大医名誉)、倉澤隆平(診療所顧問)、馬場忠雄(滋賀医大学長)、市山 新(浜松医大名誉)、千熊正彦(大阪薬大学長)、田中 久(元京都薬大学長)、桜井 弘(京都薬大名誉)、佐治英郎(京都大薬学部長)、青木継稔(東邦大学長)}
   ▼ 日本亜鉛栄養治療研究会設立
       {同上}
4)生体機能における微量元素の有用性(栄養・薬効)ならびに有害性(毒性・欠乏)の発現機構の機序解析

   @ 免疫系(増殖、分化・成熟、細胞死、癌免疫)
   A 脳神経系(記憶・学習、嗅覚)
   B 内分泌系(生殖)
とくに、以下の領域に注力した。
  ◯ 体内各組織中微量元素の分布やバランスの解析(京大原子炉・放射化分析)
    海馬、嗅覚などの脳内各組織、胸腺などの免疫系組織、睾丸などの生殖系組織
    微量元素の特異的な過剰集積、局在化、貯留部位など、多くの知見を発見した
  ◯ 各種環境悪化による生体機能の病的老化と微量元素バランスの特異的変動(攪乱)
    多くの知見を発見した(京大原子炉・放射化分析)
  ◯ 亜鉛の栄養学的研究
    亜鉛欠乏による免疫不全、記憶・学習障害、嗅覚障害、生殖障害とその発症機序 
    解明
  ◯ 有機スズの毒性学的ならびに創薬的研究
   @ 有機スズ暴露による免疫不全、記憶・学習障害、嗅覚障害、生殖障害とその発症 
     機序解明
   A 有機スズ制がん剤の開発
  ◯ 細胞死(アポトーシス、ネクローシス)誘導メカニズムの解明

5)生理的老化の引き金(要因)となる接点や経路を探究

上述の如く、環境悪化の相反誘因なるも類似症状を呈する有機スズ暴露(毒)と亜鉛欠乏(栄養)による病的老化を利用して生理的老化の引き金(要因)となる接点や経路を探索した。すなわち、両者による病的老化の接点から、生理的老化の引き金(要因)となる接点や経路を究明した。

その結果、両者の症状発現プロセスには、共通の接点(膜情報伝達系、RNA・DNA合成系の阻害を介する細胞増殖抑制の系および酸化ストレスやミトコンドリア機能障害等に絡むカスパーゼ依存性のアポトーシスの経路など)が存在することを発見した。
すなわち、ジ体暴露の場合は細胞内リン脂質の輸送や代謝を阻害し、膜介在の増殖情報伝達系ならびにRNA・DNA合成系を障害するネクローシスが主(抗がん剤へと発展)であり、亜鉛欠乏との接点は主としてRNA・DNA合成系の障害を介する細胞増殖抑制である。

また、トリ体暴露と亜鉛欠乏との接点は、スズによる海馬亜鉛の消失の如きスズと亜鉛の置き換わりによる記憶学習障害やカルシウム過剰蓄積による嗅覚障害や血液脳関門の破壊なども見られるが、これらの現象も含め、脳神経系や血液脳関門、嗅覚神経系など感覚神経系に見られる細胞死は、いずれも酸化ストレスを介して、ミトコンドリア機能障害からカスパーゼ・カスケードの活性化、そして最終的にはDNAの断片化へと進むアポトーシスの経路を発見した。

さらに、内分泌系(生殖)では、有機スズは、精巣の間細胞にあるテストステロンを産生分泌するライデイッヒ細胞ならびに結合組織に集積し、これらが損傷脱落するため、精巣委縮やテストステロン量の低下などの生殖機能障害を誘発すること。亜鉛欠乏によっても同様の症状を誘発すること。しかも、このライディッヒ細胞の損傷脱落には、アポトーシスが関与していることなどを発見した。

併せて、スズ暴露と亜鉛欠乏の発症メカニズムにおける共通の現象として、亜鉛結合部位での亜鉛とスズの置き換わりの如き活性部位における微量元素間の置き替わりや相互作用による局所的な過剰蓄積(スズ、カルシウム、銅、鉄など)や欠乏(亜鉛)など、元素バランスの異常な攪乱が見られ、これが酸化ストレスや小胞体ストレスを誘発し、下流の不利反応の引きがねとなっていることを証明した。

以上のことから、環境悪化に起因する病的老化の誘導プロセスは、それぞれの機能や形態における生理的老化と同じ現象(生理的老化の修飾)であり、この現象を発現する要因こそが老化プロセスとの接点であることが示唆された。すなわち、両者において共通に見られる要因の中で、生体に不利益な反応または物質の蓄積、例えば上流初期に見られる「カルシウム、鉄、銅などの過剰蓄積や亜鉛の過剰欠乏など、微量元素の攪乱」、「情報伝達の誤り」などは老化を誘発する「不利効果の蓄積」の1つと見なすことが出来る。

6)呼気中成分分析による病態解析

放射化分析による病態(高血圧、肺疾患、糖尿病、心疾患、肝疾患、脳血管障害など)特有の呼気中微量元素の発見。血中濃度や投与薬剤とは無関係に、呼気中微量元素バランスは病態により再現性よく、しかも特異的に変化する。
{国友謙(静岡県立大)、遠藤由(メディトピア沼津)、中島晴信(大阪府立研)、竹内孝之(京大原子炉研)、中野幸廣(京大原子炉研)}
7)学会運営 

❑ 日本微量元素学会(理事長、会長)(本部事務局)
{富田 寛(日大医)、野見山一生(自治医大)、岡田 正(阪大医) 木村修一(東北大農)、左右田健次(京大化研)、田中 久(京大薬)、和田 攻(東大医)、糸川嘉則(京大医)、荒川泰行(日大医)、高木洋治(阪大医)、丸茂文昭(東京医歯大医)、原口紘炁(名大工)、青木継稔(東邦大医)、鈴木和夫(千葉大薬)、桜井 弘(京都薬大)}

❑ 日本免疫毒性学会(名誉会員、理事、会長)
{佐野晴洋(京大医)、名倉 宏(東北大医)、大沢基保(帝京大薬)森本兼曩(阪大医)、牧 栄二(食農医薬安評センター)、澤田純一(国立医薬食衛生研)}

❑ 日本微量栄養素学会(名誉会員、会頭、理事)
{川島良治(京大農)、左右田健次(京大化研)、糸川嘉則(京大医)、早石 修(京大医)、田中 久(京大薬)、大村 裕(九大医)、木村修一(東北大農)、井村伸正(北里大薬)、岡田 正(阪大医)、桜井 弘(京都薬大)}

❑ 日本薬学会(会長、常任世話人、幹事)
{山根靖弘(千葉大薬)、田中 久(京大薬)、松島美一(共立薬大)、宮崎元一(金沢大薬)、木村栄一(広島大薬)、山内 脩(名大工)、桜井 弘(京都薬大)、鈴木和夫(千葉大薬)、佐治英郎(京大薬)、長野哲雄(東大薬)、塩谷光彦(東大理)、桐野 豊(東大薬)、井上圭三(東大薬)}

❑ 日本亜鉛栄養治療研究会(名誉会員、顧問、発起人)
{宮田 學(近畿健康管理)、井村 裕夫(元京大総長)、本田孔士(京大医名誉)、上田国寛(京大医名誉)、倉澤隆平(診療所顧問)、馬場忠雄(滋賀医大学長)、市山 新(浜松医大名誉)、千熊正彦(大阪薬大学長)、田中 久(元京都薬大学長)、桜井 弘(京都薬大名誉)、佐治英郎(京都大薬学部長)、青木継稔(東邦大学長)}

8)微量元素の栄養・毒性の総合評価ならびに策定

 ❑ 微量元素の栄養ならびに毒性評価委員会設立(日本微量元素学会)

9)微量元素の生体内撹乱にみる保健機能食品の安全性と有効性

 ◯ 今後の問題点―課題提起―
      量(欠乏、過剰、感受性)、蓄積、相互作用
      推奨量(RDA)、許容限界量(RfD)設定の正確化

10)サプリメントと健康

 ❑ 厚労省(財)日本健康・栄養食品協会 学術アドバイザー、学術専門委員

保健機能食品(特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品)の内、有効性や安全性など、国による個別の審査および許可を必要とする特定保健用食品が主。
ちなみに、栄養機能食品は、国による個別の審査は必要なく、既に科学的根拠が確認された栄養成分を含む場合で、国が定める定型文で栄養成分の機能性表示が必要。機能性表示食品は、国の審査はなく、届出(消費者庁)も表示も事業者責任である。

{山東昭子(参議院議員、のち参議院議長)、細谷憲政(日本健康・栄食協会)、林 裕造(日本健康・栄食協会)、下田智久(日本健康・栄食協会)、渡邊 昌(国立健康・栄養研)、平山 雄(国立がんセンター)、小林修平(人間総合科学大)、大野泰雄(国立医薬食品衛生研)、若狭千之、石田幸久、橘川俊昭、福本成子、中澤信子(日本健康・栄食協会)}
略   歴
[学位] 
医学博士(東京大学)、薬学博士(東京大学)

[主な職歴] 
東京大学医学部助手(衛生学)、東京大学医学部講師(併任)(付属看護学校、衛生学)、文部省長期在外研究員 乙種(新設:長期出張扱い:大学枠1名)初代第1号、米国ユタ大学医学部客員教授(麻酔科学・細胞膜情報伝達機構・膜物性学)、静岡県立大学・大学院教授(公衆衛生学、生体衛生学)、厚労省所管(独)機構・客員、厚労省所管(財)協会・学術アドバイザー、厚労省発行国際学術誌・エディター、ほか。
その間、群馬大学医学部講師(併任)(衛生学)、日本大学医学部講師(兼任)(衛生学)、千葉大学大学院薬学系研究科講師(非常勤)(薬品分析化学)、英国オックスフォード大学客員、サセックス大学客員などを兼務。

[所属学会] 
日本微量元素学会(理事長(第6代、第7代)、理事、第17回・会長)
日本免疫毒性学会(名誉会員、理事、第9回・会長)
日本微量栄養素学会(名誉会員、理事、第18回・会頭、第25回・会頭)
日本薬学会(物理系薬学部会:常任世話人、幹事、第14回シンポ・会長)
日本衛生学会(評議員)
日本内分泌撹乱化学物質学会(環境ホルモン学会、発起人、評議員)
日本公衆衛生学会(評議員)
日本亜鉛栄養治療研究会(名誉会員、発起人、顧問)
その他、国際微量元素医学会(ISTERH)、有機金属と配位化学、生物活性に関する国際会議、「スズと悪性腫瘍細胞増殖」シンポジウムなど、国際会議・国際シンポジウムの議長、顧問、国際科学委員・諮問委員・運営委員、国際科学誌・学術機関誌のエディターなどを兼務。

[主な表彰] 
厚生労働大臣 功労賞
日本微量元素学会 功労賞
日本免疫毒性学会 名誉会員
日本微量栄養素学会 名誉会員
日本亜鉛栄養治療研究会 名誉会員
全国栄養士養成施設協会 会長賞
International Distinguished Leadership Award for Contributions to Hygiene and Preventive Medicine
東京医学会 創立15周年記念 医学研究奨励賞
中日新聞社 東海学術奨励賞、ほか。

[特許] 
「油の劣化抑制方法および抑制剤」(特開平9-217082)ほか。

[主な著書] 
(1) Tin and Malignant Cell Growth (CRC Press, Boca Raton, Florida, USA) (1988)
(2) Chemistry and Technology of Silicon and Tin (Oxford University Press , Oxford,
  UK) (1992)
(3) Metal Ions in Biological Systems, Vol.29 (Marcel Dekker Inc., New York, USA)   (1993)
(4) Main Group Metal Chemistry (Freund Publishing House, London, UK) (1994)
(5) Main Group Elements and Their Compounds (Narosa Publishing House, New   Dehli, India) (1996)
(6) Chemistry of Tin (Blackie Academic & Professional, Chapman & Hall, Glasgow,   UK) (1998)
(7) Metallotherapeutics.(John Wiley & Sons, Ltd, West Sussex, UK) (2003)
など、微量元素と健康影響(栄養、薬効、毒性、老化)に関する著書多数。
▼ 静岡県立大学創立記念誌 「この10年間の歩み」
                 公衆衛生学・助手・栗山孝雄 記

この10年の歩み

▼ 国内学会の主催例

国内学会の主催例

国内学会の主催例

国内学会の主催例

国内学会の主催例

▼ 英語版著書の例

英語版著書

英語版著書

Tin and Malignant Cell Growth
Chemistry and Technology of
Silicon and Tin

英語版著書

英語版著書

Metal Ions in Biological Systems
Main Group Elements and their
Compounds

英語版著書

英語版著書

Chemistry of Tin
Main Group Metal Chemistry
(Special Issue)

英語版著書

英語版著書

Proc. 12th World Meeting of
ORgano-Tin Environmental
Programme (ORTEP) Association:
Special Invited Lecture (37-99p)
Suppression of Cell Proliferation
by Certain Organotin Compounds
(Medical Doctoral Dissertation:
CRC Publication:
Tin and Malignant Cell Growth)
▼ 日本語版著書の例

日本語版著書

日本語版著書

プラスチック添加剤の安定に関する文献調査他(美濃部都知事直委託:5年間)
免疫毒性
「免疫毒性」なる名称使用の出版は本邦初

日本語版著書

日本語版著書

総合食品安全辞典
食品汚染性有害物辞典

日本語版著書

日本語版著書

ミネラルの科学と最新応用技術
日本微量元素学会誌
特集編集:序文 各論
「環境ホルモンとしての有機スズ」

日本語版著書

日本語版著書

食中毒予防必携 −初版−
食中毒予防必携 −第2版−

日本語版著書

日本語版著書

序文
各論
日本臨牀:特集編集:「微量元素の生体機能と疾患」

日本語版著書

日本語版著書

臨床検査:特集「生体内微量元素」

日本語版著書

日本語版著書

治療:特集「微量元素の知識」
「ぼけ」に挑む  静岡新聞社

日本語版著書

日本語版著書

栄養:評価と治療
「微量元素の栄養状態の評価としての
免疫能について」
ビタミン
総説「亜鉛と生殖」
▼ 国内学会主催の例

日本語版著書

日本語版著書

日本微量元素学会誌(英語版)
学術大会「会長挨拶」
日本微量元素学会誌
理事長挨拶「創立20周年を記念して」

国内学会主催の例

国内学会主催の例

日本免疫毒性学会誌(英・和語版)
学術大会「会長挨拶」
日本薬学会誌:
金属関連生体反応シンポ(英語版)
学術大会「会長挨拶」

日本語版著書

日本語版著書

日本微量栄養素学会誌
学術大会「会頭挨拶」
日本微量栄養素学会誌
学術大会「会頭挨拶」
「この年より、研究会から学会へ進展」

国内学会主催関係の例

日本医学会・サテライトシンポ

日本亜鉛栄養治療研究会誌(第1巻1号)
「亜鉛栄養治療研究会」設立を祝して
(日本微量元素学会理事長として)
日本医学会サテライトシンポ・研究会5周年記念公開講座(その後の発展)(余白充填)
▼ マスコミ関係記事の例

マスコミ例

[食と健康」−偏食と亜鉛欠乏症− 静岡新聞・掲載

マスコミ例

[有機スズ摂取で脳神経細胞が死滅」
−記憶学習障害や嗅覚障害の誘発が重大− 中日新聞・掲載
▼ 大宅賞ノンフィクション作家による取材&出版(引用掲載)の例

マスコミ例

マスコミ例

マスコミ例

現代:新連載:「脳内探検」(1)人はいかにアルツハイマー病になるのか、(2)現代人の脳が環境ホルモンに毀される(引用掲載の例)

マスコミ例

マスコミ例

マスコミ例

マスコミ例

大宅賞ノンフィクション作家・野村進[脳を知りたい」出版(新潮社)にインタビュー取材記事が掲載される  第3章 脳と環境ホルモン −現代人の脳が環境ホルモンにこわされる−
▼ 近年流行の保健補助・機能食品の浅慮な頻用に対する警告の例

マスコミ例

健康食品新聞:特別寄稿
「微量元素の生体内攪乱にみる保健機能食品の有効性と安全性」

マスコミ例

最終講義冊子(印刷・製本寄贈の後藤紙店株に感謝)

配布冊子の裏表紙
(印刷・製本寄贈の株・後藤紙店様に感謝)
▼ 講義後、学生代表および学生同窓会代表より花束、記念品をいただく

最終講義終了後

最終講義終了後

学生代表より花束
学生同窓会代表より記念品

最終講義終了

最後の挨拶
▼ 講義後、記者の取材や挨拶を受けて、最終的に終了

最終講義

最後の卒論の学生たちと

最終講義

最終講義

退官記念祝賀会 

■ 退官記念祝賀会
▼ 教員同窓会主催の送別会

退官パーテイ

教員同窓会主催の送別会

教員同窓会主催の送別会

教員同窓会主催の送別会

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

退官パーテイ

教員同窓会主催の送別会(ホテル・アソシア)
▼ 退官記念祝賀会
省      略

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